Archive for April 2006

30 April

無事、下山。

頂上は圏外でした(^^;)。
んで、頂上にいる間に、急に空が暗くなったので、エスケープの境橋に下山しましたが…。

今、バリバリに晴れてやがります。
おのれぇい…。

ま、ゆっくりしてから帰ります。

14:46:21 | yo-ta | | TrackBacks

今日は奥多摩、御前山!

今日はカタクリで有名な奥多摩の名山、御前山を登りに来ています。
奥多摩湖からサス沢山、惣岳山をへて登り、小河内峠から奥多摩湖南岸遊歩道に下山予定です。

急登続きのコースなので、無理せず、ゆっくり行きます。
なお、エスケープは栃寄方向(都民の森管理棟側)に設定。

では、出発します!

08:33:41 | yo-ta | | TrackBacks

27 April

たかがヒキガエル。されどヒキガエル・・・。

 今日は一日中、雨が降ったりやんだりした上に、急に冷え込んだりして、妙にはっきりしない天気でした。
 GW最初の週末は、このままの天気を引きずりそうで、何だか心配です。

 では本題です。
 「表」のトップ画像と並んで、今日は両生類が苦手な皆様には強烈なネタですが。

 奥多摩に生息するヒキガエルは、都心部に生息するヒキガエルと比較すると、ちょっと特徴的な外観をしています(以下、画像をクリックすると、ちょっと大判が開く)。

ヤマヒキガエル型の色彩
奥多摩で普通に見るヒキガエル
体の側面に、赤い斑点が見える。
実物を見た感じも、体が「赤い」という印象が強い。
また、全体的に体が細く締まった感じがある。



都心部型。でぶ
都心部で見かけるタイプのヒキガエル
学術的にはアズマヒキガエルというのが正式名称で、
西日本産のニホンヒキガエルとは亜種の関係になる。
露出を大いに間違って白飛びしているが、
体の側面に赤い斑点がなく、体は「でぶ」そのもの。
ちなみに、この個体は渋谷区内で撮影。
彼らは都心部でもまとまった緑がある場所には、普通にいる。


 ヒキガエルは普通、「ガマガエル」と俗称され、一般の皆様のイメージでは都心部型に近い体型と色を思い浮かべる事と思われます。
 しかし、奥多摩など、標高が高い地域にいるヒキガエル達は、上の画像のとおり、見た目に色合いが派手で、体型がスマートで身軽そうな感じがあります(ただし、実際の行動はトロい)。

 こうして外観に特徴的な差があった事から、一時は両者は「ヒキガエル」と「ヤマヒキガエル」という亜種に分類されていた時期があったくらいです。
 しかし、分類学に遺伝子のタイプによる分類の考え方が入ってくると、両種は同じ種類で、生息場所の違いによって体色等に変異が生じているだけだとわかったそうです。

 まあ、大多数の皆様には「どーでもいいだろっ!」という内容だと思いますが(^^;)、カエルの世界にも色々あるんだぞ、という事で・・・。

 そういえば、今日は雨の中、「キルルルックルルルッ」というシュレーゲルアオガエルの声が賑やかでした。
 この声がアマガエルの「グワッグワッグワッ」にかわると、梅雨入りが実感できる季節になりますね(立夏前にそんなことを言ってどうする、という気もしますが・・・)。
22:54:13 | yo-ta | | TrackBacks

26 April

いまさら気付いた、自分の体の不思議な所。

 最近、このブログからRSSが飛ばないなあ、と思っていた件について、Linkclubから回答がありました。

 どうやら、私のブログシステムが格納されているサーバが、現在最もSPAM被害を受けているようなのですが、このSPAMの挙動として、RSSの配信元を検出して攻撃している可能性があるため、一時的にRSSの配信を停止することで、攻撃件数がどれだけ増減するかを調査中・・・ということだそうです。
 (よって、現在は同じサーバにブログシステムがあるユーザー様サイトからは、RSSが飛ばなくなっているらしい。恐らく、β版公開頃から開設している皆様がメインでは?)

 それにしても・・・そういう事だったら、事前に告知しておいてよ(^^;)。
 また何か深刻なバグが発覚したのかと思って、エキサイトする所だったじゃない?
 (ちなみに、管理者の投稿コメントが消えてしまったのは、サーバメンテ中の副作用らしい。こっちは・・・勘弁してくれよ -"-;)

 では本題です。
 もういい加減、人生経験は「おっさん」の領域になった私ですが、今頃になって、また自分の体に不思議な部分があることに気付いてしまいました。

 私の目は、ごくわずかながら、左右で色覚が異なります。
 と書くと、大袈裟に受け取って驚く人がいるかもしれませんが、本当の本当に「びみょ〜」なレベルであり、本来的にはいちいち書くほどの物でもないかもしれません。
 しかも、これに気付いたのはごく最近。具体的には、昨年夏くらいのことです。
 さらに言えば、一眼レフカメラを使い始め、ファインダー越しの世界を片目で凝視することが多かったのがきっかけだと思いますから、それがなければ死ぬまで気付かなかったかもしれません。

 私は撮影対象が昆虫メインであるため、ローアングルでファインダーを覗くのが角度的に厳しい時が良くあります。
 こういう時は利き目(右)に固執せず、左右どちらか、楽な姿勢を取れるほうの目で見るようにしています。
 写真を撮る、という作業ですから、自然、目に見えるファインダー内の風景を意識して凝視することになり(一応、両目を開いてファインダー外の状況も同時に見るようにはしていますが・・・)、それを何度か繰り返しているうちに、左右の目で、ごく微妙に色の見え方が異なっていることに気付きました。

 ただし、見え方が違うといっても、本当の本当に微妙で、自分でも意識していないと忘れてしまうレベルです。
 具体的には、お手元に画像処理ソフトとデジカメの撮影画像があれば試していただけると思いますが、右目はカラーバランスをRGBで赤を+3。左目はRGBで緑を+3程度の色合いに見えています。

 まあ、この程度のレベルですから、それぞれの条件に調整した画像を並べても、余程慣れている人でなければ本当に注意して見ないと違いがわからないレベルだと思います。
 ちなみに、健康診断で受ける色覚検査は「正常」(反対色を並べてもちゃんと知覚できるし、中間階調も余程近い色合いでなければわかる)で、今までの生活で困ったことは全然ありません。

 なお、左右の感覚に多少の違いがあるといっても、もともとヒトの体は、左右で完全に対称にはなりませんから、目のように左右に分かれた感覚器の場合、多少の感応範囲のズレはあって当然だと思います。
 自分的には、この左右の目の色覚差は、左右の手で握力が違うとか、その程度の感覚です。

 ちなみに、だだっ広い草原や雪原などで同じ場所をぐるぐる回ってしまう「リングワンデルング(リングワンダリング)」という現象は、左右の脚力が異なることから「蹴り」の強さにも差が生じ、体の進行方向が微妙に右、あるいは左にぶれるために起きる現象です(右足の力が強ければ左に。左足の力が強ければ右にぶれて行く)。
 しかし、日常生活の中ではガードレールや白線やタイルの目地など、直線の目安になる物が多くあり、進行方向のぶれを無意識に補正しているため、左右の脚力差に気付かないだけです。
 実際には、何の目標物もなく真っ直ぐ歩くことは、想像以上に難しいことだったりします(砂浜などで、足下だけを見て歩いたら、真っ直ぐ進んだつもりが大きくずれていて驚くと思う)。

 ヒトの体って、不思議なものですね。

23:21:00 | yo-ta | | TrackBacks

25 April

奥多摩で、男性が落雷による感電死って・・・。

 なぜか今、愛媛県のTBS系列局、「あいテレビ」の放送終了時テロップの音楽が脳内をぐるぐる回っています(ローカルなネタですんません。学生時代が愛媛だったもんで・・・)。
 おかげで久々に、あの水滴(球体?)の中に、明らかに松山市(愛媛県の県庁所在地)ではない夜景が写るという謎CG(爆)が見たくなりました。

 では本題です。
 今日の昼頃、東京は「なんじゃこりゃ!」というレベルの突発的な雷雨を食らいましたが。
 その頃、よく遊びに行く奥多摩で、こんな事故が起きていたそうです。

 東京・奥多摩で登山男性が落雷死、同行女性も軽傷(読売新聞)

 げげっ!
 本仁田山って、JR奥多摩駅から歩いて登れる(けれど奥多摩三大急登が待ち構えている)1,000m峰として有名な、あの山だよな・・・。
 しかし、私はさらに奥の川苔山(1,364m)には足が向いても、この山はほとんどがスギやヒノキの植林帯(景観が単調で退屈する)のため、足が向かない場所(川苔山からの下山のため、際を通ったりはしているが、頂上まで行ったことはない)でした。

 なお、本仁田山の登山道は、川苔山からの下山時に一部を歩いただけですが、ほぼ完全に深い樹林帯(しかも人工林で、下枝・下草・潅木がほとんどない)の中だったと記憶しています。
 落雷リスクが高い剥き出しの稜線歩きといえば、川苔山方面に向かう鋸尾根辺りくらいでしょうか?

 しかし、あそこは川苔山と本仁田山を繋ぐルートの中でも険路として知られているのと、今日は朝から雷を伴う雨の予報が出ていたので、まさかそんな場所は歩いていないと思いますが・・・。
 (しかし、川苔山〜本仁田山間のもう一本のルートである大ダワは、現在斜面崩落が激しいため通行止めになっているから、川苔山に向かうとしたら・・・って、まさかね。午前11時頃なら、駅から直接、本仁田山にアプローチしている途中と考えるのが自然だし)

 この事故については、もうちょっと情報を集めないと、何が悪かったのかは簡単にわからないですね。

 なお、登山中に雷に遭遇した場合、頂上や稜線沿いが危険なのは誰もがイメージできるかと思いますが、最近は樹林帯の中にいれば安全というわけではなく、稜線よりはまし、という程度であると言われています。
 樹林帯の中では、雷の直撃こそ避けられるものの、側撃(樹木の枝先や幹などから、地面に向かって最短距離を走る放電)が滅茶苦茶に飛びまくるので、至近に落雷した場合にはやはり危険な事には変わりないと言われています。
 (側撃も、一撃でヒトがショック死する程度の強さはある)

 また、最近の研究結果から、落雷を避けるために身に着けている金属を外す、という行動は、あまり意味がないことが判明しています(ヒトの体自体が、とっても効率のよい導電体なので)。
 逆に、手に持っていた登山用の金属杖や、ヘッドホンのコードがアースになって電撃が中枢器官を逸れ、助かった、という事例もあるそうです(稀に、ですけど)。

 結局、登山中の雷の対処としては、「雷が発生する前に速やかに行動し、安全地帯に避難する」のが鉄則であり、もし山の中で出会ってしまったら、速やかに山小屋に退避し、柱や壁から離れた場所で待機。
 山小屋がない場合、窪地などで身を伏せるなど、できるだけ姿勢を低くして、鉄塔や樹木からは2m以上(ケースにより異なるそうなので、固定的な数字とは考えないで下さい。できれば各自でご確認を)離れた場所でじっとしておくしかないようです。

 ちなみに、テントに逃げ込むのは自殺行為だとか。
 テントのポールに落雷したら、テント内は強力な電流の渦となり、ヒトの体は黒焦げ確定だそうです・・・。
22:29:24 | yo-ta | | TrackBacks