Archive for May 2007

31 May

オリンパスの新型デジタル一眼レフ、E-510(β機)の実写画像が公開される。

 ここ2〜3日、関東地方は午後から突然、バケツをひっくり返したような、強烈な雨に見舞われています。

 ちなみに本日、外回りをしていた社員が、見事にこの雨にやられ、駅から会社に戻ってくる間に、マンガに出てくるようなびしょぬれ姿(服の裾から雫がポタポタ)になって戻ってきました。

 絵に描いたような惨めな姿に・・・笑いをこらえるのが大変でした(^^;)。

 では本題です。
 先日、海外での実写画像付レポートを紹介した、オリンパスの新型デジタル一眼レフ、E-510ですが、本日、いつもの定点撮影での実写画像の速報が公開されました。

 【実写速報】オリンパス E-510(β機)(デジカメWatch)

 撮影に使用されたのはβ機という事で、発売までもう少しチューニングが続くようですが、大まかな傾向はそのままだと考えて差し支えないでしょう。

 いつもの、飯田橋か市ヶ谷あたりの風景写真は・・・梅雨入り前の、湿度高麻呂な気候を反映して、妙にモヤってますね(^^;)。
 細部解像に関しては、参考値程度にしかわかりませんが、そこそこの点数と言う所でしょうか。
 ちょっと左上の小枝にパープルフリンジのような色荒れがありますが、ベーシックな性能のキットレンズ使用の撮影と考えたら、まあまあの成績と言えるでしょうか。

 で、ISO感度別サンプルは、おなじみの「うさたん」「サボテン君」ですが・・・。

 画像を見て驚きましたが、サボテン君が直立した!・・・じゃなくて・・・(このネタで引っ張るのも、そろそろ苦しいですね ^^;)。

 ISO1600の画像でも、最近の1,000万画素機の中ではかなり良好なノイズ耐性を持っているように見えます。
 キヤノン機ほどではないにしても、(私の目には)ニコン機よりも上を行っているように見えます。

 これはLive Mos機も三代目になり、制御系が洗練されてきた証拠でしょうか?
 はたまた、新開発の「トゥルーピック III」の実力なのか?

 この延長線上にE-1後継機があると考えたら、今しばらくは我慢我慢・・・。

 そういえば今日は、三洋から1.5m潜水可能な動画デジカメも発表されていましたね。
 防水デジカメは、しばらくの間、ペンタックスとオリンパスの2社が頑張って出していたのみでしたから、新たな方向からの参入により、市場がどうなるかちょっと楽しみです。

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28 May

ツアー オブ ジャパン最終ステージ「東京」観戦&その他

 人気ユニット、ZARDのボーカル、坂井泉水さんが昨日、亡くなられていたそうですね・・・。

 年齢がバレますが、私と同じ年代の人は、学生時代にはZARDのヒット曲を聴きながら、大人になるための経験を積んできたようなものでしょう。
 カラオケでは、女の子達がマイクを奪い合うようにして、「負けないで」や「揺れる思い」などを歌っていましたしね・・・。

 数々の、思い出の名曲を残して下さったことに深く感謝するとともに、ご冥福を心からお祈りいたします。

 では本題です。
 昨日、東京では自転車のロードレース、「ツアー オブ ジャパン」の最終ステージが開催されていました。

 会場は、大井埠頭の周回コースをグルグル回るというもので、走行距離の総延長は148.9km。
 私が走るとすると、休憩を挟んで、一日がかりでやっと到達できるかどうか、という距離になります。

 当日朝、会社の室内にBSモールトンをデポ(一時置き)って電車に乗り換え、品川からシャトルバスに乗車。
 自転車レースなんて、マイナーな競技だから、そんなに観客はいないだろうと思ったのですが・・・私が到着した頃は、既に周回コースを選手が走っている頃だったためか、予想に反して物凄い人集り!
 ・・・正直、ここまで凄いとは思っていませんでした・・・。

 とりあえず、人垣の薄い場所を探してコースを覗き込むと・・・なんていうか、「音のしないバイクレース」とでも言うか、とにかく桁外れのスピードで選手が走っているのが見えます。
 一緒に観戦に来た、ローディーの先輩(以下、R先輩)も、「うわ、速ぇ!」と絶句。

 トライアスロン等に出場経験があり、ショップの走行会にも良く参加するR先輩をして、そこまで言わせるのですから、やはりプロのレーサーの走りは全然違います。

 とにかく、多摩サイなどを走っているときは、飛ばして見えますが、アレでもLSD(Long, Slow, Distance)の訓練だ、という理由が良くわかります。
 ホント、車やバイクと変わらないほどの速度感でした。

 しかし、レース観戦初心者な私は、どのチームが速くて、どのチームが人気なのか、とか、その辺が全然わかっていないので(^^;)、とにかく「速い!」の一言しか感想が出てきません。
 結果的に、ステージ優勝は日本人選手だったようで、ゴールの方は物凄い盛り上がりを見せていましたが・・・出遅れて、遠くにしか陣取れなかった私たちは、「あ〜、終わったか〜」位にしかわかりませんでした(^^;)。

 来年も観戦するなら、もっと事前調査を進めてから行くべきですね(^^;)(^^;)(^^;)。

 その後、会社にデポったBSモールトンを回収し、居所と同じ世田谷区にある小径車専門店である、LORO世田谷さんを覗いてみようと思い、用賀方面へと走りました。

 同じ世田谷区と言っても、アチラは田園都市線、ウチの自宅は京王線〜井の頭線に近いため、はっきり言って別の町に行くような気分です。
 東京在住の皆様ならお分かりの通り、東京は、同じ市区内でも各電車の路線の周辺ごとに雰囲気が全然違う場合が多く、世田谷区は京王線、小田急線、田園都市線のそれぞれごとに、全然雰囲気が異なります(少なくとも、私の目にはそう映る)。

 反面、同じ路線であれば、駅やその周辺の雰囲気は、(鉄道路線各社が開発を行う場合が多いためか)非常に似通ったものになります。
 おかげで、私などのような特異な人間の目には、最近改装された京王線高幡不動駅は、聖蹟桜ヶ丘や府中と同じ雰囲気になってしまい、何だか残念です。
 もっと「高幡不動」しても良かったんでは?>京王グループ。

 そんな事はさておき、会社から用賀方面は、環七を世田谷通りに出て、環八交差点付近まで行くのが、最もわかりやすそうでしたが、「殺人ロード」とも言われる環七と環八をダブルで通るのはさすがに勘弁だったので、裏道をぐるぐる回ったら・・・。
 お約束の、裏道巨大迷路にはまった挙句、出た場所がニコタマこと、二子玉川(笑)。行き過ぎた分を戻って、やっと店にたどり着きました。

 LORO世田谷さんは、ずいぶんすっきりと整理された印象のある店でした。
 店の中には、ちょっと駅前から外れた場所ながら、そこそこお客さんが入っていたため、素見しは避けて、外からチラッと中を覗いた程度でしたが、品揃えもなかなかでしたね。

 過去には、日本ではまだ代理店がついていない折り畳み自転車を販売していた実績もあるだけに、これから多摩サイの帰りなどに、暇があったらちょっと覗いてみようと思います。

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26 May

サイクリストの、夏のエチケット

 本日、外出先から帰ってきたら、なぜかくしゃみが連発・・・。
 とにかく鼻がムズムズして、かゆいと言うか、花粉症の時のような、そんな感じです。

 何だこれ、と思っていたら、どうやら本日、全国的に、黄砂がものすごかったようですね。
 ・・・これだったのか、原因は。

 では本題です。
 いやしかし、暑いですね、最近。
 気分はもう夏に突入!って方も多いのではないでしょうか?
 自転車乗りの皆様も、そろそろ膝下がむき出しのハーフパンツなどに装備が変わってくる頃です。

 というわけで、サイクリストの夏のエチケットといえば、すね毛剃り。

 いや、これ、マジな話で(^^;)。
 多摩サイをはじめ、都内で見かけるサイクリストの皆様の膝下をよく見ると、いかにも走り慣れている、という感じの皆様ほど、見事につるりんになっています。

 この「すね毛剃り」には諸々の理由があるようで、

 1.少しでも空気抵抗を減らし、0.1秒でも先に出るため。
 2.落車(転倒)時に、怪我の治療の邪魔にならないようにするため。

 という、二つが特によく語られますが、1.に関しては、水泳ならともかく、自転車ではプラシーボ効果以上は期待できそうもありません(私的感覚では)。
 しかし、2.については、落車時に傷口から砂を取り除こうとしてもできなかったり、湿布や絆創膏を当てたり剥がしたりするときに、ベリベリ・ブチブチでは違う痛みが伴われることを考えたら、確かに合理的です(それ以外にも、傷口の雑菌繁殖を防ぐとか、色々付随する理由があるみたい。手術前に、切開部の毛を剃るのと同じか?)。

 そういえば、以前、多摩サイでローディーが路面の亀裂にタイヤを取られて転倒したときは、膝の傷にボトルの水(ミネラルウォーター)をザバザバかけて洗い、湿潤療法対応のパッチ型絆創膏を貼って、治療終了でしたね(早かった・・・)。
 ああいう治療だけで終わらせて、すぐに走行に復帰するには、確かにすね毛は邪魔だ(^^;)。

 まあしかし、「それは競技の世界での話でしょ?一般のアマチュアサイクリストにはどうでもいい話じゃない?」というご指摘があるのはごもっともな話です。
 そういう皆様のためには、

 3.夏用のハーフパンツの下が「天然黒タイツ」ってどうよ?

 という、ある意味で説得力のある理由がありますが・・・どうでしょ?
 すね毛がチェーンに挟まれて、「まとめてブチッ!と行く時の激痛度は、相当のものらしいですし・・・。

 ちなみに、私はこれからの季節に向けて、登山用のパンツの流用ではさすがに無理が感じられるようになってきた(意外にムレる)ため、自転車用のスリークウォーターパンツを購入しました・・・が・・・。

 まだ、剃る決心をつけかねています(笑)。

 ・・・いや・・・なんか、禁断の扉を開くような気がしません(^^;)?>男性諸氏
 ベテランサイクリストの皆様には、「ええから剃れっ!」っと言われそうですが・・・。

 あ、ちなみに、この「すね毛剃り」ですが、女性ライダーの皆様にも当てはまる話です。
 まあ、女性の皆様は、自転車に乗る云々以前に、美容のために処理されている場合も多いと思いますが・・・。
 (その前に、「そんなに生えてないっ!()」という怒りの反論の方が飛んで来そう ^^;)

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24 May

オリンパスの、(恐らく)世界最小、最軽量ボディ内手ぶれ補正搭載(になると思われる)デジタル一眼レフ、E-510の情報。

 最近、ウチのサイトはまたまた「baiduspider+」のクローリングを受けています(現在は[asianetcom.net]をホストとして活動中)。

 先週後半頃から、普段より3〜4割増のアクセス数が続いていましたが、今日になって悪夢の名前がブラウザ別アクセス件数のトップ3にランクイン。
 周期&アクセス数を考えたら、ここしばらくの増加分は全部、コイツのBotだと仮定すると、見事に計算が合うという・・・(怒)。

 「なんだか最近、随分たくさんの人に見て頂いてるなァ〜」と喜んでいたら、こういうオチかよ・・・。
 コイツ、マジで永久出入り禁止に設定できないものでしょうか?>Linklog運営サイドさん。
 (1日1回、更新するかどうかってサイトを何十回もクロールするなんて、まともなクローラーじゃないだろ。どう考えても)

 では本題です。
 現在、市場にでている、世界最小、最軽量のライブビューデジタル一眼レフ、オリンパスE-410の兄弟(?)機に当たり、今夏発売が予定されているオリンパスE-510について。
 英文サイトながら、製品レビューが上がった、という報告が、口コミ系掲示板に上がっていました。

 Primeur: Olympus E-510(リンク先、英文サイト。オランダまで飛ぶので注意)

 現在市場にでているE-410は、実際に他社製品と並べてみても、目立って小さく見えるボディと、宮崎あおい嬢のCM効果(空を撮ってる!っていうアレ)もあってか、(オリンパス機としては、という条件付ですが)かなり好調な売れ行きだそうです。
 もちろん、ユーザー間ではその兄弟機とされるE-510に対する期待も高まっている所です。

 とりあえず、リンク先に関しては、言葉のハードルが高いので(^^;)、何が述べられているかは追々読み込むとして、現段階でE-510について発表されている内容を復習すると、

 1.撮像素子は1000万画素級のLive MOS
 2.ライブビュー搭載(LCDは固定型ハイパークリスタル液晶)
 3.ボディ内手ぶれ補正搭載
 4.大きさはほぼE-410に同じで、グリップの厚みが違う


 という所で、特に3.の機能が、E-410とは大きく異なる所になります。
 外観形状だけなら、日本のサイトにもレポートがあります(リンク先、デジカメWatch)ので、そちらを確認いただくとして、グリップが厚い分、バッテリーも過去の機体と互換があるというのは、ちょっと朗報かもです。

 なお、オランダサイトに掲載されている撮影画像を見ると、E-410から色合いなどの傾向は、大きくは変わっていないようです。
 個人的には、高感度時の耐ノイズ特性がごくわずか、向上した?(ISO 400が完全にに使えそう?)と思う所がありますが、被写体が違う条件で比較しても仕方がないので、ここはいつもの「うさたん」「頑張りすぎてるサボテン君」が公開されるまで待ちましょうか・・・。

 それにしても、今回もオリンパスは欧州から先に情報が出る、というパターンになっているようですね(^^;)。
 しかし、欧州圏で詳細情報が出始めた、ということは・・・発売日決定の報告が届くのも、そんなに遠くない話かもしれません。

 ・・・はぁ、しかし、今年の初夏期は、例年以上にデジカメ関連の目玉情報がないなあ・・・。
 (必死でネタを作る身にもなれ!とか身勝手なことを言いたくなる ^^;)

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22 May

薄型コンパクトデジカメ、EXILIMが携帯になった。

 そろそろ暑くなってきたので、夏用のスーツを引っ張りだしたのですが、昨年、一番凸腹時期に作ったスーツのウエストが、見事に余ってガボガボです。

 喜ぶべきか、無駄な出費だったと憂うべきか・・・。

 では本題です。
 薄型コンパクトデジカメとして、ブランドイメージを定着させつつあるCASIOのEXILIMシリーズが、携帯電話とのコラボレーションで新たな展開を見せるようです。

 カシオ、510万画素/28mmレンズの「EXILIMケータイW53CA」(デジカメWatch)

 対応機種はAUの携帯のようで、撮像素子は1/2.8型の有効515万画素CMOS。
 レンズは35mm判換算で28mm/F2.8の単焦点レンズを搭載し、光学ズームがないかわりに、デジタルズーム(見せかけだけ大きく見せる機能ですな)を搭載するようです。

 EXILIMブランドを名乗らせるために、スタイリッシュデザイン系の機種になりそうだ、という事ですが・・・。
 リンク先を見ると、なんかDoCoMoのSH901iSを丸く、メタリックにした感じに見えるのは気のせいでしょうか?(^^;)

 まあ、通話機能とデジカメ機能の両立を図ると、どうしても2軸回転モニター&サイドボタン装備という形状に行き着くのは、仕方がない所でしょう。
 こういう商品が出ると、デジカメと携帯の壁はどんどん無くなって行く・・・と誰もが思われる所でしょうが。

 私が今まで、SH901iSという、撮影機能強化型携帯を使ってきて考えるに、デジカメ、携帯の両方を使っているユーザーの視点からは、「携帯は携帯であり、デジカメのかわりにはならない」というのが本音だと思います。
 最近の携帯は、確かに「写メール携帯」が初めて登場した頃よりも画質が良くなりましたが、デジカメに慣れていると、何かが足りない気がします(時刻表のメモ撮影程度には重宝しますが、それ以上はない)。

 ゆえに、現在我が家では、携帯は結局、携帯としてのみ使用しており、デジカメのリプレースにはなり切れていません(結局、餅は餅屋なのである)。

 なお、現在我が家では、第一線にいるのは例によって一眼レフのオリンパスE-1。
 サイクリングのお供の機体は、MZ3の熱暴走問題が解決するまでオンボード搭載は無しで、現在はSP-550UZを、ポーチを(メッセンジャーバッグのように)肩がけする形で持ち歩いています。

 で、携帯が撮影機材として登場するのは、ブログに写真付の現地レポートを上げる時くらいですね・・・。
 ちなみに、現地レポに貼り付けてある写真(最近では5/3日)と、後から貼ったデジカメ画像(最近では5/20日)を見比べたら、携帯での撮影画像がいかに薄っぺらな絵(色乗りが浅く、奥行き感がない)であるか、一目瞭然でしょう。

 このEXILIM携帯はAUなので、恐らく私が手にすることはないと思いますが、対抗機が各社から出てきたとしても、この差が埋まるほどの画質の変化がなければ、私の感想が変わることはないと思います。

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