Archive for January 2008

30 January

多忙期本格化。勘弁してくれ・・・。

 最近のニュースを見ていると、「ガソリンの話題しかないのか、国会!」という情けない気持ちでいっぱいになります。
 ていうか、私の目には、与野党、どっちのやってる事も支持できないんですけどね。

 まず、変動相場制の商品価格から一定割合で徴収する税金の撤廃を「値下げ」と称している事は特大の詭弁であり、国民生活を守る事にならないのはミエミエで、語る価値もないですし。
 (短期的には、原油価格が今以上高騰したら、結局、高騰分の出費を強いられるし、反対に安くなったら税撤廃の恩恵が薄くなる。つまり、普通に考えて、本当の意味での「値下げ」ではない。また、税収減の弊害に対する明確な対応策が提示されていないだけでなく、解散総選挙など、逆に税金を使いまくる事を求めているのはどーゆー事だ?と言いたい)。
 かといって、ブリッジ法案だの何だの、小手先論で攻撃をかわそうという姿勢も何だかなあ、という所ですし。

 この問題の「元を絶つ」発想、例えば、ガソリン等化石燃料に替わるエネルギー源へのシフトを促進(新エネルギー実用化に本腰入れるとか、最近出てきたバイオエタノールの奨励政策とか、色々できるじゃん?)するとか、そういう政策を提示する人が何で一人も出てこないのか、本気で不思議だ・・・。

 以上、日常の移動が電車と自転車と足で完結している奴の戯言でした(^^;)。

 では、本題より長い前置きはそれくらいにして、ここからが本題です。

 最近、多忙期が本格化してきて、人間らしい生活ができてません(^^;)。

 おかげさまで、Nikon D60の発表とか、E-3&510のファームウェアのバージョンアップがどうなったか、とか、その辺の情報収集が全くできないと言う・・・。

 とりあえず、D60の「エアフローコントロールシステム」とやらが、単に通気口を空けただけとどう違うのか、突っ込みたいのですが、情報不足でネタ文レベルに練り上げられないし(^^;)。
 (パタパタとミラーが動く時に発生する風圧を利用して、ゴミを外に飛ばす機構?まさかファンがヴンヴン回ってる訳ではあるまい・・・)

 はああ・・・毎年の事とはいえ、勘弁して欲しいものだ・・・。
 

23:33:53 | yo-ta | | TrackBacks

27 January

初めての連光寺坂。

 ・・・なんか、信号無視自転車のネタを上げたら、もんのすごい数のアクセスを頂いています(^^;)。
 ウザい、危ない、蹴散らしたい(←いやマテ)、という思いの方が、そんなにも多いのでしょうか?

 とにかく、私はまずは自分の安全のためですが、意外に目立つ車体(小径車)に乗っている事もあり、信号はきっちりと守る事にしています。
 ・・・が、無視して走って行っちゃう連中って、多いのよね・・・実際。

 では本題です、
 昨日、久々に休日自転車通勤を行ったところ、途中で体が「重い」ために、今まで快走状態で走れていた道筋で、思うように加速できない事に気付きました。
 ・・・年末年始の不摂生が、腹のまわり等に影響しているのでしょうか・・・。

 そんな訳で、今日は手っ取り早く運動強度を上げるために、坂道を登る、ヒルクライムを交えて走る事にして、サドルにまたがりました。
 最近、寒さの厳しさの度合いが強烈なため、アウターをゴアテックスのジャケット(山用レインスーツの上着の流用。空気抵抗が大きい ^^;)に装備を換えて出発。

 いつもの多摩川サイクルロードと、いつものいろは坂を走りましたが・・・まあ、登坂中はヘロヘロなのは相変わらずですが、最近はこれだけでは何となく、物足りなく感じる時も多くなりました。

 今日もそんな思いを抱えて関戸橋に戻る途中、聖蹟桜ヶ丘駅前を東進中に、このまま多摩川に出ずに直進したら、自転車乗りの間では「連光寺坂」と呼ばれるルートがある事を思い出しました。
 普通は、関戸橋より一本下流の是政橋からアプローチするのですが、関戸側からのアプローチもよく行われるルートです。
 また、都内で活躍している、結構な強豪ロードレースチームも練習に使っている場所らしく、Webでググると、かなりの数のサイクリストがここを走った記録をあげています。

 それでは私もチャレンジしてみるか、と、いつもは鎌倉街道を左折して多摩川に出る所を直進し、連光寺坂へと向かいました。

 まず、鎌倉街道から先、連光寺坂上交差点までの長い坂を登ります。長い坂といっても、勾配はそれほどではなく、楽に登れそうです。
 手元のサイコンの表示は、最初27〜28km/hをさしていました。
 それがゆっくり25に落ち、24...23...20....19...17...。

 って、見た目よりずっと長ぇぞ、この坂。

 最初に見えていた、坂の頂点らしい場所の先にまだ坂があり、緩やかなカーブで隠れていた先にまだ坂が続き・・・。

 次第に足にきて、かなり軽いギア(もちろん、フロントはインナー)まで落として、やっと連光寺坂上交差点に到着。
 所々にある信号待ちの間だけ、地面に足をついて良い、という自分ルールを適用し、一旦休憩・・・と思ったら、タイミング良く青に・・・。

 ここから聖蹟記念館まで、さらに勾配がきつくなった坂を上り、桜ヶ丘公園入口に行き当たったら、さらに左の登り坂を進みます。
 そのすぐ先で道は下りに転じたので、「何だよ、もう終わりか?楽勝じゃん!」と思っていたら、その先で再び道は登りに反転。

 下りだと思い、馬鹿みたいに足を回した私は、この登りにやられて、また失速・・・。
 何とか足をつかずに登り切り、多摩大学前をクリア。これで連光寺坂は制覇です。

 いやあ、いろは坂ほど、急激に斜度が上がるような坂ではないですが、何しろ登りの距離が長い!
 私の考えでは、いろは坂はどちらかというと瞬発力で上る坂。連光寺坂は、持久力で上る坂、という感じです。

 で、より私の求める坂トレーニングに向いているのは、連光寺坂のような気がします(持久力、心肺機能強化、という面でね)。
 今度は是政橋の方からアプローチして、「連光寺坂一周」ルートを回るのもよいかもしれません。

 さて、多摩大学を過ぎると道は長い長い下り道になり、ウチのBSモールトンの個体最高速度を更新(49.4km/h。怖かった ^^;)したりしながら若葉台団地へ。
 そこからもう一度鎌倉街道に出て、関都橋から多摩川に戻るつもりが・・・どこかで曲がる場所を間違えたようで、京王相模原線近くに出てしまい、修正しようと適当な道を曲がったら、住宅地迷路にはまり、完全に迷ってしまいました。

 グルグル色んな所を、方向もわからぬまま走っていると・・・南武線稲田堤駅に到達(大爆)。
 ・・・関戸橋(東京都府中市〜多摩市)に戻るつもりが、隣の稲城市(東京都)を抜けて、はるか下流の川崎市(神奈川県)に出ていたのって、どんだけスケールの大きな迷子なんだと・・・。

 まあ、おかげさまで現在位置がわかったので、そのまま下流方向に向かい、多摩水道橋を狛江市(東京都)に渡り、いつもの道で自宅に戻りました。


22:53:01 | yo-ta | | TrackBacks

26 January

信号無視自転車に出会ったこと

 最近の寒さは、何か厳しすぎませんか?

 気温の低さもそうですが、風が強くて、体感温度がぐっと下がっている気がします。
 なんか・・・先週末に仕事で行ってた新潟より、寒いんですけど(^^:)。
 (いや、新潟滞在中は、北陸としては奇跡的に晴れてたので、単純比較するのはアレですが・・・)

 では本題です。
 本日、休日出勤のために、甲州街道を新宿方面に自転車で走行中のこと。

 桜上水あたりで、前方をフラフラ走っている白いルイガノのクロスバイクがいました。
 運転していたのは若い女性で、ノーヘル、普段着、据わりの悪そうなショルダーバッグ、というスタイルで、速度は多分、10〜15km/hという感じで、車道上を走るには逆に遅くて危険な気がするような速度でした。

 とにかく、後方をミラーと目視で確認し、後続車がいないことを確認後、追い越し。
 そのまましばらく行くと、永福料金所の高架下(甲州街道全体が屋根のように覆われる)で赤信号につかまりました。

 この信号は、首都高の出入り口に近接していることもあり、30秒ほど赤で止められますので、後からバイクが来ても前に出てもらえるように、歩道側ギリギリに寄せて待つことにしました。
 10秒ほど経った後、先ほどの白いクロスバイクが私の右側、タクシーとの間の隙間を擦り抜けて、何のためらいもなく信号無視して行ってしまいました。

 ・・・おいおい、常識外れにも程があるだろ・・・。
 誰がどう見ても明らかな赤信号で、先行している自転車と自動車が停止線位置で止まっている横をすり抜けて通過って・・・。

 その後、明大手前の登り基調の道ですぐに追いついたため、再度追い越しをかける時に、「信号無視、危ないよ!」と声をかけて通りました。
 その後、私は幹線道との交差点で右折する必要があったので、2段階右折のため、渡った先で停車。
 数秒後、件の白いクロスバイクが直進して行きましたが、明らかに敵意の目でこちらを睨み、何か言ってるようで、口がモゴモゴ動いてましたが、交差点の騒音のせいで何も聞こえませんでした(ま、感謝の言葉でないのは確実だろう ^^;)。

 ちなみに、その白いクロスバイクが信号無視した交差点は、確かに細街路との交差点にしか見えず、「車は来てない?じゃ、行っちゃえ!」程度のノリで通過したのかも知れません。

 しかし、甲州街道は2桁数字の国道(国道20号)であり、国土交通省が直轄管理している重要路線です(3桁番号路線は、自治体に管理委譲している路線らしい)。
 小さい街路との交差点でありながら信号が付いているのは、安全上、付けるべき理由があるからです。

 というのも、この交差点。
 見た目は単に細街路との交差点にしか見えませんが、交差道路は上り坂の上の鋭角カーブのため、車が結構なスピードで突っ込んでくる上に、交差点に進入する直前まで、甲州街道側は壁や植え込みのため見通しがきかないというオマケ付です。
 特に、スポーツカーなどの車高が低い(&特に高速を出しそうな)車からは、停止線を越えてやっと、左折方向の横断歩道上の人が見えるくらいであり、信号無視している自転車には、ぶつかる瞬間まで気づかないでしょう。

 ちなみに、こういう地形や建物など、ドライバー側でどうしようもない要因で見通しがきかない交差点上で、信号無視の自転車と、青信号で進入した自動車が事故った場合どうなるか、というと・・・。

 ちょっと調べたら、近年は「自転車:自動車=8:2」と、自転車の方が重い過失責任を負うケースが増えているようです(交通裁判の判例では、車のドライバーが無罪になっている例もある)。
 つまり、事故によって車のバンパーやボンネットが破損し、10〜20万の修理費が発生したと仮定すると、自転車の運転者に8〜16万円の支払い義務が生じるわけですね。

 ついでに、事故処理では自動車側はプロの保険屋さんが出てくるでしょうが、自転車の方は、ほとんどの人が保険未加入でしょうから、自分で対応するしかありません。
 そうなると、プロに敵うはずもなく、ゴネようが何しようが、過失分はきっちり払わされるでしょう(下手にゴネたら、8を10に切り替えられ、さらに酷いことになる可能性もある)。

 さらについでに、自転車対自動車の事故の場合、車のドライバーは無傷でも、自転車の運転者は怪我を負う可能性が高く、怪我をした上に高額の弁済費を払わされる、という負担を強いられます。
 ま、原因が信号無視では、自業自得なんですけどね・・・。

 もう一つデータをあげると、自転車の交通事故の死亡者は、年間約1,000人で、年間の全交通事故死亡者数の約1割。
 死亡事故の原因の1位は信号無視、2位は一時停止違反だそうですから、「ま、いいや、行っちゃえ!」が自分の人生最後の思考となる可能性も高いわけですね(そんな些細なことで終わらせてもいいの?)。

 で・・・たぶん、私を睨んでいった女性は、あの交差点の地形的な危険要因にも気づいていなければ、事故後に負うリスクについても理解してないだろうし、学ぶこともないんだろうなぁ・・・。
 もし、執念深い性格であった場合、今頃、逆ギレのまま、「あの折り畳み乗り、ムカツク!」みたいな日記をmixiに上げてるかも(^^;)。

 ま、別に構わないですけど、例によって最後に言いたいのは、「アスファルトで頭かち割って死ぬなら、私の目の前以外でお願い」ってやつです(誰もアンタの脳味噌なんて、見たくないぞ)。


19:32:00 | yo-ta | | TrackBacks

24 January

もう何がなんやら(^^;)。デジカメ新製品、続々登場。

 先週、ほんの一日の間に、同じIPから236回ものアクセスがありました。

 ・・・しかし・・・その接続元は地域が北米方面という事以外の情報がなく、対応ホストも不明。
 そしてさらに、同じく236回ものアクセスがあったブラウザが、「msie 4.0」。

 ・・・どう見てもBot PCです。ありがとうございました。

 では本題です。
 しばらく自転車メインな話が多かったですが、今日はデジカメの話です。

 カメラ/映像の世界では、春にはPIEなどの新製品発表の場にふさわしいイベントがあるため、毎年、このくらいの時期から、新製品発表が相次ぐ傾向にあります。
 んで、今年も既に、各社から新製品情報が次々と出て来ており、チェックするこちらが(多忙期でもあるため ^^;)全然追いつかん、という状況になっています。

 というわけで、詳しい事はデジカメWatchなどの情報サイトを見て頂くとして、私の方で気になった機種について、ちょっと触れましょう(手抜きとか言うな)。

 さて、今年はPhotokinaの年でもあるためか、デジタル一眼レフのモデルチェンジが相次ぐ、と、マニア間では話題になっていましたが、その予測通り、PENTAXとCanonから、デジタル一眼レフが次々発表されています。
 PENTAXからは、中級機と上級機。CanonはベストセラーシリーズのKissの最新型です。

 そして、両メーカーとも、昨年来、一眼レフにも搭載されるようになった「ライブビュー」に対応した機種をラインナップに加え、一眼レフの世界でも、モニターのスルー画を見ての撮影が一般的な機能となって来ました。
 ただし、我が機体かわいさ含みで言ってしまうと、普通に常用できるのは、オリンパスのE-3&Panasonic(社名だよね?)のL10の2機種だと思います。

 ライブビュー中は、撮像素子に常時通電しておく必要があり、帯電したゴミがその表面に付着するリスクがありますから、ゴミ取り機能が信頼できるレベルでないと、安心して使う事が出来ませんしね。
 また、2軸回転モニターの搭載などで、撮影自由度の高さ等の面でも一歩リードしているように思われます。

 もちろん、他社も追随してくるでしょうから、現在の完成度が高いだけに、うかうかしてられませんけどね>フォーサーズ陣営。

 それにしても、ホントに新機種が大量に出ていますね〜(^^;)。
 一眼レフは、デザインに各社の個性があるので、ある程度見分けがつきますが、コンパクトデジカメは、全社ともホントに形が似ているので、単なる色違いモデルにしか見えません(^^;)(^^;)(^^;)。

 ま、何だかんだで、去年はとんでもない散財続きだったので、今年は余程強烈な魅力がなければ、コンパクトも一眼もスルー確定(しないと、生活が破綻する ^^;)ので、これ以上、余計な情報は見ないようにしたいと思います。

 ・・・あ、そういえば、PENTAXは今日、K20DとK200Dを国内で同時発表したのはいいけど、またCanonのEOS Kiss X2の発表が被ったぞ?
 このジンクスは、今年も引き継ぐのか・・・。


23:59:00 | yo-ta | | TrackBacks

23 January

愛車2号、AirframeがWeb通販から姿を消した・・・。

 皆さんご存じのとおり、東京は今日は雪でした。

 もちろん寒いです。
 気温が低いのもさることながら、ビル風が強くて、そっちでさらに体感気温が下がっている感じがします。

 ついでに、どうせニュース映像で流れると思いますが、東京名物、薄雪転倒シーンも、何度か見ました。
 (さぁ、北海道、東北、北陸のみなさん!存分に東京の醜態を笑ってやってください!)

 では本題です。
 今日はちょっと、残念な話題です。

 私の愛車2号である「Airframe」は、英国製の折り畳み自転車で、現在、日本では一般に市販されていません。
 ウチにある車体はWeb通販で購入した、いわゆる「個人輸入」によるもので、恐らく、国内ではかなりレアな車体だと(勝手に)思っています。

 まあ、もともと、本国である英国内でも、そんなに数が出ている車体ではないようですから、レア度は相当な物かもしれません(^^;)。

 そして・・・私がこの車体を購入した英国の通販サイトでは、最近、どうやらこの車体の扱いをやめてしまったようです。
 昨秋以来、ラインナップにAirframeの名前があってもページは白紙、という状態が続いていましたが、ついに白紙ページさえも削除されてしまいました。

 それだけでなく、もう一か所、通販していたサイトも取扱いをやめたようで、トップページのラインナップから、この車体の名前が消えています。
 こうした状況を見ると、英国の国内事情は分かりませんが、何らかの理由で、市場での扱いが縮小されてしまったように考えられます。

 そんなわけで、現在、日本でこの車体を入手するには、メーカーに直談判するか、海外のオークションサイトの代名詞であるeBayをしつこく巡回して、状態が良い車体の出品を狙うしかなくなったようです。

 しかし、eBayはいわゆるオークションサイトなので、個人からの出品であった場合、自転車のような大きな物は、出品者が日本まで送ることを拒否する可能性が高いでしょう。
 eBayで入手する際には、米国や欧州(特に英国)に一時荷受拠点を持つeBayオークション代行業者を挟まない限り、入手は不可能になったと思って良いかもしれません。

 しかし・・・まあ、この傾向はしょうがないかな、と思えてしまいますね、実際にこの車体を所有し、乗ってる身からは・・・。

 まず、過去にも受注生産状態で販売されたにも関わらず、マニア以外には売れなかった車体の再販であることが、市場展開を難しくしたと思われます。
 その上で、現在の製造元が自転車メーカーではなく、金属加工品メーカーであるため、販路確保に苦慮したことは容易に想像できます(日本でも昔、そんな理由で市場から消えた自転車がありました)。

 また、折り畳み構造が複雑すぎて、誰の目にもコストダウンが困難な車体だとわかりますが、実際、価格は結構お高いこと。
 しかし、「お高い」割にはアッセンブルされているパーツのグレードは、同価格帯の折りたたみ自転車に比べ、明らかに見劣りする難点があります。
 それだけでなく、購入後に自分好みにパーツを組み替えようにも、汎用性が明らかに低く、狭い選択肢の中での苦労を強いられるというオマケがついてきます(この辺は、私も改造時に大いに苦労した)。

 また、所有者の私が客観的に見て、車体全体の完成度がお世辞にも高いとは言えず、一般の人が安心して乗れる車体にするには大幅な改良が必要そうです。
 実際、クニャクニャたわむフレームの感覚が奇異なためか、私のAirframeに試乗した人は必ず、「これ、壊れてないんだよね?」と確認してきますからね(ペダルを数回まわした後、悲鳴をあげて飛び降りた人もいたくらいで・・・)。

 さらには、近年は他の折り畳み自転車も急速に軽量化してきており、最大の売り所であった10.5kgという、5年前の再販開始当時なら確かに軽量だった車体重量も、今ではそんなに目を引く物ではなくなったことが痛恨事だったように思います。
 S-A 8-Speed hubモデルであれば、基本となる走行性能は見劣りしませんが、実際に乗れば、先出の奇異な乗車感が目立ちますから、現在、複数車種を並べて検討した場合、この車体を選ぶ人は、まずいないと思われますからね(私はこの「奇異さ」を楽しんで乗ってますが、そんな「変人」の意見を述べてもね ^^;)。

 この乗り味に慣れてきたら、楽しい車体なんですけどね・・・>Airframe。

 なお、この車体、コラテックのCARBON-ALLOY型のチューブを使ったら、強度をそのままに、もっと軽量化できるんじゃないかと思いますが・・・製造元は自転車メーカーではないから、カーボン材料なんて、扱えないよなぁ・・・。
 (台湾のメーカーがパテントを買い取って、新素材で作り直してくれないだろうか?)

 ちなみに現在、「Airframe folding bike」でググると、別に日本語サイトに限定していないのに、かなり上位(2ページ目)に私のサイトが出ます(^^;)。
 おいおい、情報がそんなに枯渇してんの?この車体・・・。


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