Archive for 25 April 2005
25 April
シジュウカラ -奥多摩で出会った、賑やかな鳥-
昨日、奥多摩湖畔を歩いていると、対岸に見事なヤマザクラを見つけ、足を止めました。と、そのとき、私の頭上で「つぴつぴ」と賑やかに鳴いていたのが、この鳥です。
シジュウカラ。木の下から
アイレベルで見ると、こう
シジュウカラは、意外に都心部でもよく見かける鳥で、奥多摩では全然、珍しくもない鳥だったりします(^^;)。
私の経験上、人が近寄っても、一定距離があれば逃げない個体も結構いるみたいです(晩秋期に裏高尾の林道を歩いているとき、2mほど離れた低木で、数羽が団子になってこっちを見ていたのには、笑ってしまった)。
そんな鳥ですから、鳥撮り素人の私でも、比較的簡単に姿を撮れる・・・かもしれません・・・。
というわけで、「つぴーつっぴー」とせわしなく鳴いているその姿を撮ってやろうと、望遠レンズに換装、そっと接近・・・といっても、急斜面を削って作られた湖岸の歩道(しかも足を滑らしたら「水面直行便」という場所)では、身を隠す場所がないため、ヒトの姿は目立ちすぎて、(吸血性を除けば)虫も逃げるという状態です。
ですから、まさか、虫の何倍も目がいい鳥が撮れるほど甘くはないな・・・カシャ!・・・って、撮れたよ(^^;)。(デキの良し悪しはともかく)
その後も「つぴつぴ」鳴きながら、まわりの枝から枝へとちょこちょこ飛び回っている姿を、レンズで追いかけながら撮影。
何枚か撮った後、「ここまで近くにいても逃げないんだったら、もっと近付いても大丈夫なんじゃないか?」と思い、もっと近付こうとしたら・・・。
突然、「ジャ」と「ギャ」の間くらいの声で、「ジャジャジャ」と鳴きながら、枝渡りのスピードを上げます。
どうやら、ここに来て警戒しはじめたようです。
が、とりあえずお前、警戒する位なら逃げろよ。
ジャジャジャと鳴いて、こちらを注視しつつも、私を中心に数mの範囲をぐるぐる枝渡りしているだけで、遠くまで飛んで行こうとはしていません。
もし、この周辺に巣があるのだとしたら・・・逆に目立ってるぞ(^^;)。
というわけで、あまり長居をせずに立ち去ろうとするそぶりを見せると、鳴声は「ジャジャジャ」から、また「つっぴー」に戻ります。んでは、とカメラを向けると、再び「ジャジャジャ」・・・。
ま、つまり、ある程度の距離に近付いて、そちらを注視するような行動をとると、警戒するみたいですね(^^;)。
(わかりやすいんだか、わかりにくいんだか)
その後、そこを立ち去ると、結構遠くまで、「つぴーつっぴーつぴつっぴー」の声が聞こえていました。
21:28:32 |
yo-ta |
|
TrackBacks