Archive for 20 September 2005

20 September

ひさびさ、九州出張!

 新宿駅の構造には3ヶ月で慣れましたが、羽田空港の構造(改修後)には、いまだに慣れることができません。
 まあ、新宿駅は何かにつけて良く利用する場所ですが、羽田空港は、余程長距離の移動がないと行かないので仕方ありませんが。

 ・・・それにしても・・・。
 お〜い、こいつは出発か到着か、どっちのラウンジに繋がるエスカレーターだ?(あの空港内は、迷路だとしか ^^;)

 では本題です。
 文面でご想像いただけた通り、今日はひさびさに空を飛んで、西のほうへと出張してきました。
 
 行ってきた先は、佐賀県です。
 まあ、佐賀県はあくまでも噂のレベルでは、我が郷里、福井県とともに「日本一存在感のない県」の座を争っていましたが、「例の歌」のおかげで急にメジャーになり、福井県は地の底に落ちた・・・というか、もともと福井県がいた場所が地の底なので、それ以上落ちようがないわけですが(^^;)、とりあえず、メジャー度において突き放されてしまったという話があったりします。
 (あくまで、関東での噂レベルなので、真に受けないでいただければ・・・)

 今日、飛んだ航路は、静岡〜名古屋上空を抜けて、京阪神地域上空を高々度でクリア。
 瀬戸内沿岸を西進し、別府上空から阿蘇の南を通って有明海に抜ける航路でした。
 西日本に住む知り合いの多くの頭上を飛んで行った形ですな(^^;)。
 (西日本の友人達は、太平洋ベルト地帯在住の人が多いので:笑)

 ちなみに、出張の目的であるクライアント訪問は、そんなに大したミッションではなかったので、今回のフライトの間は、もうひとつの楽しみである、地上の地形からその位置を特定するという方に興じていました。

富士山
例えば、富士山とか
頭を雲の上に出し切ってないけど(^^;)


岩国上空
岩国飛行場上空
地形図と照らして、川と滑走路の配置で判断。
中部〜京阪神は、雲が厚くて地上が見えなかった。


阿蘇
阿蘇山カルデラ中央の火口丘
いやあ、上空から見ても、カルデラは広かった。
これは多分、カルデラ中央にある火口丘だと思う。


 と、こんな感じで色々な場所を特定することができた。
 (ちなみに、撮影はSH901is・・・ではなく、CONTAX U4R。機内で携帯の電源を入れられるわけが ^^;)

 なお、有明海上空に達したら、すぐに着陸態勢になったので、デジカメも使えなくなり、撮影はそこまでに。
 佐賀空港は、南側を一度航過後、有明海上を旋回して東から進入するコースだったが・・・。

 最初に東から航過する際に、マイクロバーストに捕まったのか、機体が3秒間ほど、ガクンと降下。
 周囲の人がうわっ、と声を上げるほどの衝撃で、ちょうど遊園地のフリーフォール系の遊具に乗った時のような浮揚感を感じました。

 実を言うと、私はこのマイナスGが大嫌いだったりします(^^;)。
 内臓が横隔膜に衝突し、血流が延髄辺りで滞ってゾワゾワという音を立てる、あの感覚が大の苦手なのです。
 もちろん、このマイクロバーストに捕まった機内では、肘掛けを握る手に、妙な力が込められていたことは、ご想像どおりです(--;)。

 その後、同じ方向へと一周して旋回してゆく機体の様子をみて、なんだかイヤーな予感がしましたが・・・。

 予感的中。
 ほぼ同じ位置でマイクロバースト再び。また機体が瞬間フリーフォール!

 お土産袋を使うほどではなかったものの、もう地上を歩く人の姿がくっきり見える高度で、レールのついてない機体がズン、と下に押し下げられる恐怖は、とりあえず絶叫マシンの比ではありませんでした。
 落ちたら有明海だけに、泥まみれになるでしょうし(あ〜、やれやれ)。

 それにしても、朝出発して佐賀で用事をすませ、夜まで飛行機がないので福岡に移動して、午後の便で帰って来て、現在は東京でPCをいじってる・・・。
 なんか、今日の昼は九州にいたなんて、我ながら信じられないんですが(^^;)。
 (日本って、狭いな〜)
22:15:56 | yo-ta | | TrackBacks