Archive for 26 February 2006
26 February
PMAがはじまった!そして出たぞ、Panasonicからレンズ交換型一眼レフ!
そろそろ現地時間(米、オーランド)でPMAがはじまる頃ですが。それに合わせて、松下電器(Panasonic)から発表されるデジタル一眼レフの情報が出ました!
Panasonic Lumix DMC-L1(Let's Go Digital:UKの英文サイト)
ここに発表されているだけの情報を見ても、
1. フルタイムライブビュー搭載
2. 画像制御エンジンにヴィーナスエンジン IIIを採用
3. オリンパス同様、MOS表面に付着するゴミを除去するダストリダクション装備
と、十分に驚きの仕様になっています。
しかし、それ以上に気になるのは、上記リンクサイトの製品写真で確認できる、Leicaレンズと、そのレンズ鏡胴にある、「MEGA O.I.S」(光学式手ブレ補正)の刻印と切り替えスイッチの存在です。
どうやら松下製Leicaレンズには、光学手ぶれ補正が内蔵されているようです。
ちなみに、焦点距離は14-50mmのF2.8-3.5。
これまで、名実ともにFour Thirdsの標準レンズといわれてきた、Zuiko Digital 14-54mm F2.8-3.5と真正面から勝負できる仕様です。
(Leicaブランド+手ぶれ補正が、これまでのZuiko Digital実績とユーザーの信頼性以上の"何か"を確保できたら、間違いなく置き換わるでしょうね)
いや〜、初手から面白い事してくれるじゃないですか!>Panasonic。
フォーサーズユーザーとしては、楽しくも悩ましい日々がはじまった気がします。
さ、追加情報で何が出てくるか、楽しみにしましょうか!
23:11:31 |
yo-ta |
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オリンパスUSAより。4/3規格にライカの参入がキター!(AA略)
【見て切なくなった誤変換 その3】正: 昆虫類
6本足に4枚翅が基本形態の節足動物。それぞれの環境に適応した多用な形態を見せ、地球上で最も繁栄している、と言っても過言ではない生物種。
誤: 混虫類
まぜるな(笑)。
今日の関東地方は、日曜日だというのに冷たい雨に降られています。
ふはははは!ざまあ見ろ!(←休日出勤者のダークサイド ^^;)
では本題です。
米オーランド市での、カメラ/映像関係の世界的イベントであるPAMの開幕を日本時間の本日夜(時差約半日。もちろん、日本のほうが早い)に控えた現在。
土日だってのにカメラ/映像関係の様々な新情報が飛び交う時期(というか、時間帯)を迎えていますが。
その中でオリンパスUSAから、カメラメーカーとしては世界的な老舗であるとともに、その品質の高さと安定性で知られるライカ(独)が、デジタル一眼レフの規格であるフォーサーズ規格への参入を表明した、と発表されたそうです。
Leica Camera AG Endorses Four Thirds System Standard(OLYMPUS USAのPress Releases。リンク先はもちろん英語)
松下電器のLUMIXシリーズがLeicaレンズを積んでいることと、松下電器がオリンパスとともに、フォーサーズシステム対応一眼レフを今期のPMAで発表することが明らかにされている(リンク先はOLYMPUS USAのPress Releases)現在、色々な場所でLeicaのフォーサーズ参入もあるんじゃないか、と噂されていましたが、ここまではっきりとした形で示されると、なかなか感慨深いです。
まあ、既に技術ライセンスを付与している松下電器の顔を立てた参入、とも見れますけどね(^^;)。
しかし、これでフォーサーズ対応製品に、堂々とLeicaロゴを載せた製品を出せる訳ですから、セールス的にはかなりのインパクトになりそうです。
(ちなみに、リリースノートを見ると、松下電器もフォーサーズ対応レンズを開発中らしいことに触れていますね。SIGMAに続いて、Leicaのレンズもきますか、もしかして?)
それにしても、ここに来て急に元気になりましたね、フォーサーズ陣営。
最近のニュースリリースを見ると、とにかく楽しみでワクワクする情報が多くて、昨年一年間、本気で続ける気があるのか!と多方面から叩かれていたのが嘘みたいです(^^;)。
(話題に上ると掲示板が荒れる、という、疫病神みたいに言われた時期もありましたが・・・)
しかし、最近は「他社にない個性を発揮し始めた」ということで、徐々に評価も高くなり、次々出てくる新しい展開で、多くの人を驚かせている感じがあります。
この勢いで新規ユーザーを多数獲得して、市場としてどんどん熟成が進んでいって欲しいですね。
でも・・・熟成が進むと、ブレークスルーがない限り、停滞もセットでやってくるのが、技術と市場の常だったりもするので・・・。
(そのためかどうか、昨年あれだけ元気だったAPS-C陣営が、今期は"目新しさ"を出せずに苦しそう。あのCanonですら、30Dの評判がパッとしない・・・)。
そう考えると、フォーサーズも、隆盛が著しい今が一番楽しい時期なのかもなぁ・・・(SIGMAの新展開やLeicaの新規参入、Panaフォーサーズの市場投入が刺激になって、今の勢いが長く続く事を期待したい)。
そういえば、オリンパスと松下電器(Panasonic)がPMAで一眼レフを協同発表する、というプレスリリースには、「両社でミラーボックスユニットを共有させた」とか、「MOSセンサーの共同開発を行った」という文面が見て取れます。
ということは、E-330はオリンパスと松下電器の共同開発により生まれた機体であり、Panaフォーサーズ初号機はその従兄弟機のような関係であり、サイドスイングミラー搭載のLive MOS機が来るのでしょうか?
あとは、松下御得意の"手ぶれ補正"およびLive MOSのポテンシャルを生かした"フルタイムライブビュー"が、家電で培った技術をもとに、どのように取り込まれるかが楽しみです。
(ただし、Pana機はLeicaを意識してか、アナログ感を出した感じになるとか・・・)
ちなみに、Panaフォーサーズ初号機の機番は、プレスリリースを読むと「DMC-L1」になりそうですね(PMAではモックアップかプロトタイプの発表もあるようです)。
これが発表されるという会期初日の朝一番の記者会見まで、現地時間でももう間もなく。
さあ、何がでるかな・・・?
なお、現段階でPanaフォーサーズ機は本年後半の発売を目標に開発中、との情報が出ています。
んでもう一つの目玉であるE-1後継機は・・・ちょっとPMAでは期待できないかな?(お楽しみは後からってことでしょうか?)。
19:34:00 |
yo-ta |
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