欧州限定発売機、オリンパスのデジタル一眼レフE-400は、こんなにコンパクト。

　ウチの会社に置いてある自販機で、実際にあったこと。

　昨日の出来事。

　「お金を入れる　→　ボタンを押す　→　コインが回収されるチャリンという音　→　沈黙（商品が出ない）」

　そして今日の出来事。

　「お金を入れる　→　ボタンを押す　→　取出口から派手な音　→　7本」

　・・・差益還元というわけではないと思うが、何でこんなに極端な反応を？
　そんなわけで、この自販機、実はスロットマシンなんじゃないかと、本気で疑いたくなってきました（笑）。

　では本題です。
　久しぶりに、フォーサーズ、しかも欧州限定販売機のE-400の話題です。
　E-400＋小梅ズームと、キヤノンのEOS 5Dとの大きさを比較した画像が、海外のよろず掲示板の投稿（リンク先英文）の中にありました。

　画像を見ると・・・うわ、E-400って小さいなあ、と誰もが思ってしまうであろう姿が映っていますね。
　これだけ小さいのであれば、紛れもなく「唯一無二」の個性として、日本でも受け入れられたのではないかと思いますが・・・実に惜しいことに、今の所、個人輸入以外で、この機体を日本で手にする手段はなさそうです。
　オリンパスのデジタル一眼レフカメラは、日本では10%程度のシェアしかないそうですが、これが欧州圏だと40%程度にまで跳ね上がるらしいので、シェアが低い上に、KissDXやK10Dの人気で客層を食われる日本を切り捨てて、最も市場性の高い欧州に限定して展開した、というのは、まあ経営戦略的にはアリな所でしょう。

　そういえば、トルコを起点に西欧圏に向かうと言っていたバックパッカーな元同僚は、ブルガリアで一度消息を知らせた後、ギリシアに移動し、再びトルコに戻ったのだとか（東進してるやん！）。
　現在は、中東経由でエジプトに入り、新年をピラミッドの日の出で迎える事を目標に旅を続けているそうで、西欧圏入りはしばらくお預けだそうです。

　・・・これは・・・E-400購入のミッションを託しても、完遂される前に、来年のPMA（E-400系日本仕様版が発表されるとの噂アリ）が来る方が早かったな（笑）。
　ま、せっかくの旅路ですから、変に他人のスケジュールに縛られるより、自分のペースでゆっくり楽しんでもらったほうが何倍も良かったのは間違いないわけですけどね（安全には気をつけろよ〜）。

　そんなわけで、既にOLYMPUSの発表では、1月以降、3月頭のPMAにかけて、E-1系、E-300系、E-400系、E-500系のそれぞれに、大きな動きがあることが予告されています。
　特に期待されるのは、E-1後継のフラグシップ機の詳細と、上にも書いたE-400系日本仕様版ですが、スタンダードな仕様のE-500系、やたら特殊な機能がアレコレ付きそうなE-300系も、来年の「フォーサーズ第二章」でどんな動きを見せるのか、楽しみな所です。

　なお、最後に断っておかないといけないのは、キヤノンのEOS 5Dは、決して小型軽量をうたったエントリーモデルではなく、中級〜上級ユーザーが、過去に使用していた銀塩（フイルム）一眼レフカメラと同じ感覚で使える大きさと質感を目指した機体なので、「小ささ」勝負でE-400の引き合いに出してくるのは「大いに間違っている」ということです。
　リンク先の画像は、「一般の皆様が一眼レフカメラと聞いて、何となく思い浮かべる大きさが大体、EOS 5D程度」という感じで、一つの指標として持ってきたのであれば、まあ妥当かもしれないなあ・・・という程度の比較だと思って見てください。
　（この大きさ比較だけを見て、EOS 5Dは小さくない、とは、私はとても言えない ^^;）