「夢の国」なんて嫌いだぁ！

　都内に人がいねえぇぇぇ！

　毎年恒例、期間限定の人口密度急低減期を迎えた東京ですが、なぜか私は今年も残留・・・。
　・・・ふふっ・・・。

　では本題です。
　夏です。
　お盆を迎えて、世間は一斉に夏休みです。

　だから・・・このタイミングで幕張のクライアントの所に行くのは超苦痛です。

　・・・だって・・・幕張（海浜幕張）に行くには、どうしても京葉線に乗らざるを得ず・・・。
　そしてこの時期に京葉線に乗ると、時間＆方面を問わず、舞浜で頭に「耳」を装着した軍団が大挙して乗ってくるからです・・・。

　ええいオマイラ！
　駅まで来たら、現世（うつしよ）に戻らんかぁ〜い！
　（夢の国が許されるのは、ゲートの中だけじゃいっ！！）

　というわけで、JR舞浜駅は、「耳軍団」を無理矢理現実に引き戻すために、全面鏡張り化して、嫌でも自分の恥ずかしい姿を直視させる状況にした上で、公告スペースを全て「現実路線一直線（借金・法律相談とかダメ！ゼッタイ系）」で埋め尽くすよう、改装案を提案しますが、どうでしょう？
　あるいは、ヌートリアとバリケン（※）を並べて、「リアルみっきい＆リアルどなるど」と展示するなんてのはどうです？

　・・・え？夢を壊すようなことをするなって？

　ふっ・・・夢ってのはねえ・・・。

　つかの間だから美しいんですよ。

　以上、今年もお盆返上で働く、壊れた会社員の魂の叫びでした・・・（泣）。


（※）ヌートリアとバリケン
　ヌートリアは南米原産の外来種で、水辺に住む巨大ネズミ。西日本を中心に各地に定着しているようで、その巨大な姿から、カワウソやビーバーと間違われることも多い。
　ちなみに、体のサイズは頭から尻尾の付け根までが30〜50cm。尻尾まで入れると70cmを超える個体もいるらしい（ドブネズミが小さく見える：笑）。
　関東には、もう少し小さい（といっても、ドブネズミの倍近い）「マスクラット」という外来（北米原産）の水生ネズミが定着しており、千葉県松戸市内の江戸川流域では「マツドドン」というUMA（未確認生物。つまりネッシーの同類）として語られていた時期があったらしい（をいをい）。

　さらに言うと、江戸川には「エディー」という謎の超巨大魚（UMA）の噂もあるが、それは十中八九、江戸川に定着しているアオウオ（中国原産の巨大コイ類）だな・・・。
　ちなみに、本気級の大きさに育ったアオウオは、こんだけデカくなる（ある意味、グロ画像注意）。

　バリケンは、南米のノバリケンを食用に改良した家禽。つまり、飼育するために作られたアヒルの仲間。
　ニワトリのトサカのような、ゴワゴワの赤い皮膚で覆われた顔が一種異様な雰囲気で、「公園の池に変なアヒルがいる！」という騒ぎがあった場合、十中八九、コイツが迷い込んでいるのが原因らしい・・・。

　まぁ、しかし、ヌートリアもバリケンも、アオウオの前では霞んでしまったかな？