Archive for 23 October 2004
23 October
東京都の紅葉前線、標高1,500mから下降中
タイトルを見て、「は?東京に標高1,500mの場所なんてあるのか?」と思った皆様も多いと思います。あるんですね、そんな場所が。
東京都の最西端の奥多摩町。
ここは日本百名山(深田百名山)にも選定されている雲取山(2,018m)を起点に、奥多摩町東部にある、奥多摩町の中心地である氷川地区まで、ほぼ、奥多摩町の東西を占める規模の尾根が存在しています。
七ツ石山、六ツ石山などを擁するためか、石尾根と呼ばれるその尾根は、氷川地区に近い、三ノ木戸山(さぬきどやま、と読むらしい)でも1,000mオーバーの標高を持っていて、文字通りの奥多摩の屋根になっています。
さて、本日、私はその石尾根の中間地点に存在する秀峰、鷹ノ巣山に登ってきました。この山は、先月中旬、皇太子様が登山を楽しまれた場所としても知られていて、奥多摩ハイカーの間では、とても人気の高い山です。
頂上の標高は、約1,737m。日帰り登山を考えるなら、早朝から夕方まで歩かなければならない、登り応えのある山です。
その山の、頂上の西側の肩にあたる部分にある、避難小屋前の紅葉、今日はこんな感じでした。
鷹ノ巣避難小屋前の紅葉。
多分、現在が最盛期で、来週末までが見頃か?
そして、鷹ノ巣山に続く尾根筋でも、現在はかなりの色づきが見られています。
榧ノ木尾根(1,400m)は、何となく貧相な木が多いのですが、そこもこんな感じでした。
榧ノ木尾根の、尾根筋で。
全体的に見て、大木は色づきが遅く、貧相な若木ほど色づきが早い。
なお、今日歩いた範囲では、本格的な紅葉がはじまっているのは、標高1,000mくらいからで、見頃になっているのは1,400〜1,500m以上の高さ。
ただし、完全に見頃なので、高い場所の紅葉は来週末まで持てばよい方でしょう。
なお、奥多摩でも一般の民家のある標高まで紅葉が下りてくるのは、大体、11月中旬頃。
都心部まで紅葉が進むのは、12月頭〜中旬ぐらいでしょう。
・・・さあ、これからしばらく、奥多摩は激混みだな・・・。
22:46:07 |
yo-ta |
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