Mac mini、発表！

　Macworld Conference & Expoに合わせて、Macの最新筐体が発表されました。

　アップルのサイト、Mac miniの紹介ページ。

　価格は下位型で58,590円（税込）だそうです・・・（米では$499。安っ！）。
　私の初Macは、学生時代に4年分のバイト代＋12回ローンで購入した機体（LC III。う〜ん、懐かしい）で、13インチモニター（VGA表示）とFPUと拡張メモリ等々あわせて、45万近くしていたはず・・・（乾）。

　と、そういう昔話は横に置いておいて、Mac miniについて。
　CPUはPowerPC G4の1.25GHzか1.42GHz。内蔵HDはそれぞれ40GB（1.25GHzモデル）と80GB（1.42GHzモデル）が用意されているようです。ちなみに、メモリはオンボードで256MBですが、1GBまで拡張が可能です（ただし、追加型か差し替え型かまでは、確認していません）。
　つまり、Mac miniは、現行のPowerBook G4シリーズと同等のスペックを小型筐体に詰め込んだ、という感じになっているようですね。

　ちなみに、このMac mini。すごく変わっているのが、キーボードもマウスも付属しないことです（スペックシートではオプションに入ってる！）。
　ターゲットにしている購入層は、Windowsユーザーのうち、Macへの買い替えを希望している人たち。具体的には、iPodユーザーのうち、Mac＋iTunesの「純正コラボレーション」に強く興味を持っているWindowsユーザー層というわけです。
　とりあえず、Windowsユーザーが新たにG5などをフルセットで買うことはあまり考えられませんので、モニタとキーボード、マウスなどは引き継ぎながら、本体のみMacに交換する形で「こっちに来ない？」と、お誘いしているモデルというわけですね。

　毎度ながら、コンセプトデザインがはっきりしている機種は、面白いものが出ますね＞アップル。
　（iPod Photoみたいに、コンセプトが中途半端なものには、全く食指が動きませんが ^^;）

　それにしてもこの機体、新規購入層（PC不所持層）にはどうなんでしょう？
　本体に15インチ液晶モニタを組み合わせれば十分と考えて、本体価格＋液晶モニタ実勢価格（よく知らないが、5万で十分？）で10万ちょっと。
　これにキーボードとマウスを購入して、12〜13万、高くて15万前後という感じでしょうか？

　これくらいだと、PowerMac G5＋モニタよりは確実に安いですが、iMac G5の実売と同じくらいです。
　これでCPUがG4ですから、新規購入層には、最初からオールインワンで全部ついてくるiMac G5の方がいいかもしれませんね。
　（ただし、金額は各店舗で確認して下さい。上の文章は、私の脳内想定混入率が高すぎです）

　ちなみに、マック既所持者には、ホームサーバマシンとして・・・どうでしょ？ちょっとHDの容量がキツめ？

私的には、ネタには楽しいかも。iPod Shuffle

　Mac miniに加えて、iPodシリーズの新製品も同時に発表されました。

　アップルのサイト、iPod Shuffle紹介ページ

　Shuffleというからには「ランダム再生モノ」か、と思ったとおり、ランダム再生が前提のiPodのようです。
　メモリは512MBと1GB。iPod miniより小さいですが、これはiTunesからiPodへの転送さえも、機械任せでランダム選択（Suffle）させ、何が入っているかは聞いてのお楽しみ、というコンセプトだからのようです（容量が大きすぎると、全曲聞くのに時間がかかりますからね）。

　しかし、全て機械任せだと、今日はテンションあげていくぞー！と気合いを入れたいときに、悲しいバラードを聞かされることもあるわけで（笑）。
　そういうギャップを「面白い」と感じられる皆様向きでしょうか？
　（でも、安いから売れそうだな・・・）

　んで、早くも試用レポートがあったりします・・・（IT media）。

　それから、私がレンタルしているLinklogは、Macユーザー向けプロバイダが提供しているサービスのためか、新着記事表示にMac miniとiPod Shuffleの文字が乱舞しています（笑）。
　さすが、関心事が似てる！ってか、局所的お祭り状態！