Archive for October 2005

27 October

奥多摩のスギの木に残る深い傷。これをつけた犯人(犯獣)はクマ?シカ?

 お前の文章は、無理にネタを作って書いている時と、書きたくて書いている時の差が激しい!
 と、図星なツッコミをメールで入れられました。

 やっぱ、ばれてますか〜(^^;)。
 無理に書いている時は、アクセス件数も目に見えて落ちますからね〜(^^;)(^^;)(^^;)。

 ちなみに、昨日のネタは、無理にふり絞って書いてます()。
 書きたかったのは、COOLPIX S4のキャップが、映画ショートサーキットのナンバーファイブ(ジョニーファイブ)のアイカメラを思い出させることだけです(←待て)。

 では本題です。
 「表」のColumnのコーナー、10/23日付で、「ツキノワグマの爪痕」として公開していた画像がありました。

クマの爪痕?それともシカの角研ぎ痕?
これがその画像。

 スギの樹皮が、3〜4本の平行線になる傷でザクザクに裂かれ、樹液がダラダラ流れている。
 なお、2枚の画像は、それぞれ同じ樹木の表裏反対側。

 ちなみに、2枚の画像の撮影場所は、東京都内でわずかに残されたツキノワグマの生息地である奥多摩町〜檜原村の町村境近くです(奥多摩湖南西側の、イヨ山〜ヌカザス山間の尾根上)。
 撮影当初は、傷の形状や木の太さ(直径30〜40cm程)から、ツキノワグマの仕業だろうと思っていました。
 で、これを例によって哺乳類に詳しい方に見ていただいたところ・・・。

 「クマの爪より、シカが樹皮を剥いだか、角を研いた痕跡に似ているなぁ・・・」

 という感想を頂きました(はっきりした判断は、実物を見ないと難しいとの事)。

 この画像を撮影した地域には、ツキノワグマだけでなく、最近は奥多摩湖を越えてニホンカモシカやニホンジカも版図を広げてきている(環境が良くなったためでなく、奥多摩湖北側で餌不足が深刻になったために、やむなく南下してきている)ことが知られています。
 また、ツキノワグマがこういった樹皮剥ぎを行うのは、初夏〜盛夏の入口くらいが主で、秋にはかなり珍しくなる(この傷からは樹液がダラダラ流れており、極めて新しいと考えられる傷だった)ため、時期的にも外れていないか?ということでした。

 なるほど〜。こういう事を聞くと、シカの角研ぎ痕だったのか、とか思えてしまいますね。

 しかし、この痕跡は見事に上下方向だけに傷が走っていること。
 傷の多くは、3〜4本の平行線が組になっていること、という2点が、シカの角研ぎ&樹皮剥ぎ痕とは異なっています(シカの場合、上下だけでなく斜めにも傷がつくし、平行線のパターンがあまり残らない)。

 う〜ん、犯人(犯獣)は、一体何なのでしょうか?

 「本気で知りたいなら、写真だけでは判断つかないから、もう一回、詳しく見てくるのが一番だね」

 と、ご指導いただきました。まあ、確かにそうですね。

 しかし、現地は・・・。
 両側が切り立った痩せ尾根ありぃの、ザレザレで滑る超急登ありぃの、とにかく物凄い場所なので、そんなに何度も行きたいとは思えず・・・(^^;)。

 というわけで、「謎でも別にいい」ってことで終了っ!

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21 October

今週末はひさびさに、長距離の日帰り山行を予定

 私の郷里、福井県の方では、漁業被害も出る大型クラゲこと「エチゼンクラゲ」について、悪いイメージが付きまとうので、「エチゼンクラゲ」と呼ばないでくれ、という声が高まっているそうです。
 県内随一の名産品である、「エチゼンガニ」のブランドイメージに傷がつく、とか何とかいうことを憂慮しているようですが。

 しかし・・・郷里を離れて10年たった私が受ける感覚ではっきり言ってしまいますと。

 ほとんどの人の頭の中では、「エチゼン(越前)=福井県」だなんて、まず結びつきませんから〜!

 ついでに、カニとクラゲを同一視するような人も、いませんから〜!

 それ以前に、「出身は福井?じゃ、明太子がうまいな!」「それは福岡だ」「じゃ、あそこか、会津の・・・」「それは福島」という間抜けな会話がまかり通るくらい、知名度が低すぎるというか、「福井県」という県が日本に存在すること自体、ほとんど知られていないことを先に憂慮すべきだ!

 ちなみに、「エチゼンガニ」は特にこれからの季節、出身者から見ても、「超×100」くらいにお勧めの名産品ですよん!

 では本題です。
 今週末は、ひさびさに天気が良さそうなので、奥多摩で日帰りの長距離山行を予定しています。
 といっても、檜原都民の森スタートで、三頭山〜ヌカザス山〜イヨ山経由で奥多摩湖方面(麦山のドラム缶橋付近)に下山予定です。
 順調に行けば、4時間〜5時間程度のコースになりますね。

 ただし、都民の森に公共交通機関利用で移動すると、スタート時刻が9:30頃になるのが痛いなぁ・・・。
 歩程だけでも4〜5時間くらいのコースだから・・・う〜む、日没タイムアウト(※)までは多少、余裕があるものの、樹林内歩行がほとんどなので、早いうちに暗くなってしまいそうな予感・・・(あと一時間早く、行動できれば安心なんだけど)。
 下山道には、「オツネの泣き坂」みたいな急坂もあるし、早目はやめの行動ができるとありがたいんですけどね。

 まあ、エスケープルートとしては、早い段階であれば都民の森へ逆戻り、という手もあるからいいとするか(爆)。
 
 んでは、あとは明日、早朝に起きれるかどうかの勝負です(^^;)。
 起きれなかったら、挫折と言うことで、明後日に順延・・・。

 ちなみに、FOMAは電波が届かない範囲になると思いますので、高水三山のようなリアルタイム更新は、多分ないです。
 (武蔵五日市駅で、出発報告が送れる程度かなぁ・・・)

(※)
 現在の東京では、平野部の日没が17:00で、17:30までは残照で何とか明るい程度です。
 しかし、奥多摩の東側斜面の樹林内なんかは、暗くなるのが恐ろしく早いですから、残照時間の余裕を無視して下山完了の予定を考えないとマズいかもしれません。
 麓に近付くに従って、スギ・ヒノキの人口樹林が増えて暗いというのも、事態が悪くなる要因だから・・・。
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03 October

そういえば・・・昨日の山行で。

 昨日の奥多摩、高水三山で。

 高水山から岩茸石山に向かう途中ですから、9:00〜9:30の間のことですが、高水〜岩茸石間の尾根の北面で、やたら重低音な犬の鳴声(2〜3匹?)が「ヴァウヴァウ」響いてたのは、何だったんでしょう(^^;)?

 今年は既に始まっている、シカ狩り(害獣駆除)でしょうか?(でも、確か、対象範囲は岩茸石山より西の、奥多摩町内限定のはず・・・)
 それとも、猟期を控えた、犬の訓練でしょうか?(これが一番、あり得る話だなぁ・・・)
 まさか野犬ってことはないですよね(^^;)。(カラカラと、カウベルの音が聞こえたから、人も一緒にいたと思うけど・・・)

 何にしても、かなり登山道に近い場所まで来ていたのか、犬の息遣いの「ヘッヘッヘッ」という声まで聞こえてました(^^;)。
 姿が見えないと、声で犬だ、とわかっていても、それが性質のいい犬か、そうでないかがわからないので、妙に緊張しましたね・・・。
 (猟犬に追われる獲物の気分が、少しだけわかった気が・・・)

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