Archive for 17 October 2005

17 October

大雪山系の遭難者、8日ぶりに救助。とにかく無事でよかった。

 千葉ロッテマリーンズは、関東のフランチャイズ球団だというのに。
 今まで、関東でパリーグのプレーオフを中継していたのは、BS放送やケーブルテレビのスポーツチャンネルだけだった、というのは、かなり「お寒い」状況だったと思います。

 ところが、そこを察してか、突然「テレビ東京」が昨日から、プレーオフを地上波中継していました!
 もちろん、今日の最終決戦も、テレ東が地上波中継してました!

 やるなぁ〜、テレ東。
 「ポケモン帝国」とか何とか言われつつも、「電気ネズミ効果」に、最近は往年の元気がなくなってきたと見るや、こういう所でポイントを稼ぎましたか!
 地味な上に、数字を稼げたかどうかはわかりませんが、次回もこういう事があった場合、「テレ東なら何かやってるれるかも?」という期待が持てる、というだけでも、かなりの高ポイントだと思いますぞ?

 では、本題です。
 いち早く、紅葉シーズンを迎えている北海道の大雪山系で、ちょっとお騒がせな事件があったようです。

 大雪山系遭難:不明の自衛官をヘリが発見、救助(毎日新聞サイトに飛びます)

 遭難していたのは、自衛官。それも、陸自でレンジャー資格を持つ隊員ということでした。
 普段着に近い服装だったそうですが、それだけで晩秋期の北海道の山岳地帯で8日間のサバイバルとは、さすがレンジャーと言うべきか・・・。

 とはいえ、8日間、道警や所属旅団が捜索に当たるなど、色々お騒がせだったのは間違いなさそうな事故でした・・・。

 そろそろ、奥多摩も高々所から色付きがはじまった(しかし、例年から比べたら遅く、色付いている種類は、早期型の種に極端な偏向が見られるそうで・・・)ことから、私も紅葉山行が楽しみになってくる時期ではあります。
 しかし、毎度ながら、事故には十分に気をつけないといけませんね・・・。

 特に、秋は日が落ちるのが「つるべおとし」と言われるくらいに早い(ちょっと日が傾いたなぁ、と思ったら、スポッと暗くなる)ですから、日没タイムアップを喰らわない計画(エスケープ計画含む)と、しっかりとした装備+現地での迅速な行動が重要になってきますね。
 奥多摩の山は、北海道よりは優しい気候とはいえ、着の身着のままで夜明かしをして、無事でいられる場所ではありませんから(夏ならともかく、これからの季節は結構、厳しい)。

 とりあえずは、装備品の再チェックと、日没時間の変化の追跡は、怠りなくやっておこうと思っています。

 ちなみに陸自のレンジャー訓練とは、40kg超の装備を担いで、レーダーサイト爆破、敵拠点急襲、捕虜救出などの数種類の想定ケースを6日間程度に分けて実施。
 その間、睡眠時間は1日1〜2時間(ただし、これは「累計すれば」の話で、実際には休憩中の10分間×6回とかそんな感じ)で、食事も1日1回、水は初期装備で水筒1本が与えられるだけ。
 そして訓練期間中、「罵詈雑言がちょっとだけマイルドなハートマン軍曹」という感じの訓練教官に、「怒鳴られる、なじられる、蹴られる、叩き起こされる、(樹海や山岳地帯のど真ん中でも)容赦なく置き去りにされる」という、とんでもない訓練なのだそうです(もちろん、教官の命令には"絶対服従"が義務付けられていますから、逆らえません)。
 叩き上げの自衛隊員でも、あまりの辛さに泣き叫ぶことも珍しくなく、札束の詰まったトランクを山積みにされても、二度と受けたくない、という訓練経験者も少なくないそうで・・・。

22:12:00 | yo-ta | | TrackBacks