Archive for 17 December 2005

17 December

苦しい時期は、やっと終了・・・。

 実家のある福井は、現在、12月としては記録的なドカ雪の状況(アメダスの実況データで、平野部で40cmオーバー。山間部ではメートル単位)だそうです。

※ 12/18日追記
 福井市内のアメダス観測点での積雪は、どうやら60cmを超えたようです。
 山間部では、屋根上の積雪の重みによる家屋倒壊まであったらしいです。


 年末、里帰りしたら、雪かきや屋根雪下ろしが待っていそうで恐いです(先に言っておくが、やらんぞ>実家 ^^;)。

 では本題です。
 資格試験「ダブルでどーん!」週間がやっと終わり、今年(2005年中)の資格試験シーズン(なのか?)は、とりあえず終了です。
 今日は大本命のワールドカップ受験、「鬼論文」後半の口頭試験でした。

 試験会場への到着が早かったので、時間をつぶそうと立ち寄った近所のドトールは、同じ試験の受験者らしい皆様で一杯で、パツパツに張り詰めた異様な雰囲気でした(皆、人生かけてますからね・・・)。
 このドトールは、渋谷の道玄坂の途中というロケーションだったので、カップルなんかがいちゃつきながら入ってくる訳です・・・が、周囲を埋め尽くす、血走った目のスーツの集団が作り出す雰囲気に気づくと、飲むもの飲んだらさっさと店を出て行くという状態でした(ちょっと可哀想だったかな ^^;)。

 まあ、それでも「ナニいってんだよ、バァカだろオメーは!」とか言って大声で笑っている、脳味噌がリセットされっぱなしのギャルが数人いたのは、渋谷ならでは・・・。

 とりあえず、そういう特殊な連中はさておき、受験者はそれぞれ、資料を眺めたり、携帯から受験対策サイトを眺めに行ったりと、様々なスタイルで緊張をほぐそうと必死になっていました。
 まあ、私はおかげで、「みんな同じか〜」と安心できたため、iPod装着で資料を眺める傍ら、周囲の受験者を観察してみると・・・。

 カップを置く時に、手が震えてカチャカチャ音を立てているとか、タバコをつけてすぐ消して、また新しいのをつけ直して・・・を延々繰り返している人を見ると、「あそこまで舞い上がって、ちゃんと質問に答えられるんか?」と、他人が心配になってしまったり・・・。
 (試験終了後、立ち寄った会社で先輩に、「初の口頭試験の本番直前に、そこまで他人を観察してるなんて、大物やな〜」と言われた ^^;)

 さて、試験自体は、確かに「振り落としではなく、通す(同じ資格の仲間を増やす)ため」の物らしく、若造の浅知恵に近い回答を、ベテランがしっかりと聞いてくださるなど、なかなかアットホームな雰囲気の試験でした。
 ・・・が・・・。

 似たような系列関係(?)にある業界が、国会まで巻き込んでもめているおかげで、そちら方向の質問がきつくて・・・。

 「データを改ざんした成果の提出を、クライアントから求められたら、どうする?」
 きちんと理由を説明した上で、断ります。
 「圧力をかけてきたら?」
 上司に報告し、場合によっては経営者やクライアントまで含めて、その結果が社会に与える影響と、もたらされる損失について話し合い、回避することを考えます。
 「では、頼れる相手もない状態で、家族の生活がかかっている状態で全く議論の余地なく、その判断を求められたら?

 ・・・オレは姉歯ちゃうっちゅ〜ねん!
 (しかし、そこまで来たら、内部告発(公益通報)も辞さない覚悟が必要になるのだろうか?真面目な話では)

 まあしかし、他の受験者の中には、「姉歯の事例以外を例に挙げて、業界や企業の倫理が問われた事例について説明せよ」と言われ、撃沈した人もいらっしゃったそうで・・・。
 (今年、業界倫理や企業倫理が求められた事例、といえば、沢山の人が構造計算書偽造がらみの話題を選択したでしょうから、試験官も聞き飽きたんでしょうね ^^;)

 とりあえず、自分的にはもう疲れて、な〜んも考えたくありません。

 ・・・っていうか、「人事を尽くすのはもういい加減、限界だから、そろそろ天命を待たせてください」というのが、正直な気分です・・・。
20:25:00 | yo-ta | | TrackBacks