Archive for 12 April 2005

12 April

カメラブランドのCONTAX、事業終了を発表

 京セラと、ドイツのカールツァイスとが共同で立ち上げていたカメラブランド、CONTAXが、今年9月をもって、事業終了となるようです。

 CONTAX事業終了に伴う生産完了のお知らせ
 →京セラからのニュースリリース

 京セラ/CONTAXは、デジカメは昨秋(京セラ)、今春(CONTAX)に国内市場からの撤退がアナウンスされていました。
 そのとき、「銀塩(フィルム)システムは、しばらく存続」という、嫌な予感のする一言がついていたので、近いうちに何かあるとは思っていましたが、こんなに早く、こうなるとはねえ・・・。

 私は今まで、特に京セラ製デジカメ等を意識する事なく、現在に至るわけですが・・・これでカメラ市場から京セラ/CONTAXの名前が完全に消えてしまうとなると、やはり寂しい気がします。

 今回のCONTAXの事業終了は、急速なデジタル化の波に対応できなかった、という事が、理由の一つに挙がっていました。なお、先日の、デジカメ市場からの撤退時には、あまりに低価格化が進み、利益性が見込めなくなった、という理由がありました。
 どちらも、ものすごく納得できてしまいます。銀塩カメラの売り上げは、デジカメの伸びに反比例して落ちる一方のようですし。
 かといってデジカメに関しては、すでにこれまでの進化形態(画素数競争)が手詰まり状態になり、現在市場に出ているコンパクト機は、あまりにも没個性で魅力がありませんからね、全メーカー製品ともに。

 ちなみに、私の京セラデジカメの思い出としては、1999年、ニコンのCoolPix 950(E950)が、今や伝説の超品薄で予約1ヶ月待ちを宣告された際に、秋葉原の某店でSAMURAI 2100DGを猛プッシュされたというモノがあったりします(爆)。
 しかし、あまりに独特なスタイルと、これまた独特な発色の撮影画像(全体的に、紫色だったんだよね・・・)を見て、「1ヶ月かかってもいいから、E950を待ちます!」と言ってしまったのですが(^^;)。

 しかし、最近は『回転レンズ機構の最終世代』と言われる、Finecam SL400R/CONTAX U4Rに興味が出てきましたが・・・。
 両機とも、最近、何でか実売価格が回復してきてる(^^;)。

 何で?
 普通は不良在庫にならないように、投げ売りが加速すると思うんだけど???
 (んで、それを期待している、ハイエナ野郎がここに一人・・・ ^^;)
20:32:01 | yo-ta | | TrackBacks