葛飾区水元公園には、アオサギがコロニー作ってます。

　今日は葛飾区の水元公園に行ってきました。

　水元公園には、園内に水辺（湿地）を生かしたバードサンクチュアリが作られており、そこには観察用のブラインドなどが設置されています。
　ブラインドの小窓からのぞくと、まずはこんな奴の姿が見られました。


アオサギ
　都内のバードサンクチュアリには必ずいる鳥(^^;)。
　その他、必ずいる鳥としては、カルガモ、カワウあたりだろうか？
　最近、カワウはカラス並みに増えているような気がするのだが・・・（見た目も似てるし）。

　アオサギは、人の姿が直接見えないためか、結構無防備な感じにヒョコヒョコ歩いていました。
　その周囲を見ると、羽を乾かせているらしい個体や、今まさに魚を狙っている、という個体など、かなりの数のアオサギが見られました。

　いかな、都内の水辺の常連鳥とはいえ、多すぎないか？と思い、少し場所を移すために園路を歩いていると、サンクチュアリの一画から、「ピィピィ」という物凄い数の声が聞こえてきます。
　何だと思って、フェンスの間から透かし見てみたら・・・。


アオサギの巣とヒナ
　ヒナといっても、結構デカかった(^^;)所を見ると、もう結構な成長段階なのだろうと思う。
　首を伸ばし、大きく口を開けて空に向かって「ピィピィ」鳴いていた所を見ると、親鳥に「はよ餌持ってきて〜！」と催促しているのかもしれない。

　いやあしかし、サギの仲間はコロニー（集団営巣）を作る習性があるので、この場所の巣とヒナの数は物凄いレベルに達していました。
　と、同時に、鳴き声のやかましさと「臭い」も結構なもので(^^;)、周囲は魚醤をぶちまけたか、魚を生ゴミに出して3日経ったような凄い臭いが充満していました。

　サギの仲間は近年、数が減っているとはいえ、住宅地近くにコロニーを作ると追い出されることが多い理由が、よ〜くわかった気がします。
　毎日、アレを聞かされて、嗅がされていたのでは、そらたまりませんわ(--;)。