Archive for 02 June 2005

02 June

PENTAX、デジタル一眼レフ「*ist DL」発表

 小型軽量デジタル一眼レフの代名詞、*ist D&*ist Dsを世に送り出したPENTAXから、新製品が発表されました。
 しばらくの間、新製品の話題に飢えていたデジカメマニア間で、『お祭り』がはじまってます。

 ペンタックス、実売8万円前後のデジタル一眼レフ「*ist DL」(デジカメWatch)
 世界最軽量+大型液晶??8万円のデジ一眼 PENTAX「*ist DL」(IT media)

 なお、PENTAXはしばらくの間、CanonのEOS Kiss DNにデジタル一眼レフ最軽量の座(約485g:カタログ値)を奪われていましたが、この*ist DLはさらに15g軽い約470g(カタログ値)であるため、再び最軽量の座がPENTAXに戻ることになります。
 *ist Dシリーズ(この頭の「*」、何度も名前を出す時には結構邪魔 ^^;)の中では普及価格帯の機体と位置付けられるようで、実売価格は(レンズ抜きで)8万円前後ではないかと言われているそうです(実際にはオープン価格)。

 なお、先代、先々代の*ist D系と比較すると、フォーカスポイントが11点から3点へとダウン。
 そして、見易さで定評のあった(同価格帯のデジタル一眼中、最高峰との評判もあった)ファインダーが、ペンタプリズムからペンタミラーに変更されるなど、一部ではコストダウンモデルゆえの合理化が図られているようです。
 また、ファインダーが変更されたことに関しては、PENTAXは「明るさは*ist DLが上だが、ピントの山のつかみやすさは*ist DSの方が若干上。マニュアルフォーカスを多用する方なら*ist DSの方が使いやすいのでは」という説明をしているとか・・・(カギ括弧内、デジカメWatchより引用。PENTAXさん、ちょっと正直すぎ ^^;)。

 反面、機体背面の液晶モニターは、2.0型(旧機体)から2.5型に大型化しており、メニュー項目の見易さなどが図られているようです。
 最近のデジカメは、画素ピッチと機体の大きさは小さくなる一方ですが、背面液晶は大型化する傾向がありますね。
 ていうか、昔のデジカメは、現在で言う大型液晶サイズ(2.0型)が普通だった気がしますが・・・?
 (まあ、当時は単に小型化の技術がなかっただけだと思うけど ^^;)

 ちなみに、我が家で最も大きい背面液晶パネルを持っている機体は、最も(世代が)新しいCONTAX U4Rです。
 逆に、背面液晶が一番小さい機体は、最も図体がでかいOLYMPUS E-1だったりする・・・(を〜い、ヲリ)。

 それにしても、最近はデジタル一眼も価格下落傾向が止まらなくなってきてませんか?(^^;)
 買う側には嬉しいことです・・・なんて、呑気なことを言ってられない気がするんですよね、現在の低価格デジカメの没個性ぶりと、性能横並び現象を見ていると・・・。
 一眼の世界でも、同じことが起こるんでしょうか?
21:55:00 | yo-ta | | TrackBacks