Archive for 07 September 2005

07 September

なんだか、時代は手ぶれ補正ですか?RICOH Caplio R3

 ナービーは日本海を北上中のようですが、今日は列島の反対側の東京も風が強かったですわ〜。
 ビルが寄って、ストリートキャニオン化しているウチの会社の前の国道では、看板やらチャリンコやら、いろいろな物が吹き倒されていましたし。

 これが、モロに直撃していた地域の皆様は・・・(被害に遭われた皆様、心からお見舞い申し上げます)。 

 んで、気付いたら、はるか南に「カーヌン」が発生。
 しかし、中心の気圧が996hPaというのがとっても可愛らしく見えるのは、「カトリーナ」と「ナービー」が頑張りすぎた影響でしょうか?(^^;)

 では本題です。
 コンパクト機ながら広角レンズ搭載で他社と差別化を図っているリコーからも、高倍率ズームレンズ搭載のデジカメが発表されたようです。

 リコー、手ブレ補正付きの7倍ズームコンパクト「Caplio R3」

 手ぶれ補正搭載のデジカメといえば、現在、TVで「手ブレは、許しまへんぇ」と、完璧に棒読みな舞妓言葉でCMをやってるPanasonicのデジカメ、LUMIXシリーズが有名ですが、どうやらリコーもその流れに乗ってきたようです。

 ちなみに、手ブレ補正方式は「CCDシフト式」ということで、コニカミノルタのデジカメと同じ方法を使用しているようですが・・・特許には触れなかったのかな(^^;)。
 まあ、もしかすると、その部分だけはライセンスとかOEMとかかもしれませんが、「ついてる」ことが重要なことですから、細かいことはさておきましょう。

 ズーム倍率は、35mm版換算で28-200mm相当の7倍ズームと、例によって広角寄りの焦点域をカバーしています(やるなぁ・・・)。
 広角から望遠までのズーム搭載+高倍率ゆえ手ぶれ補正搭載というコンセプトでオールラウンダーを目指した辺りは、理にかなっているというか、説得力があるというか。
 一部では、手ブレは補正できても被写体ブレは補正できない、と、イチイチ細かいツッコミが入ります(このクラスの購入層で、それを意識する人は、果たして何人?)が、今までは「気合いで硬直しろ!」が当たり前だったことを考えたら、素直に喜ぶべきことだと私は思います。

 しかし、最近のコンパクトデジカメは、極端な多画素化から実効感度が低くなって高速シャッターが切れないことから、高感度(増感時)でもノイズが少ない方向(Fujifilm FinePix F10など)と、手ブレ補正搭載で機械的にアシストする方向の2極化が本格的になってきた感じがしますね・・・。

21:58:04 | yo-ta | | TrackBacks