Archive for July 2006

28 July

今年春に発表された、シグマ製フォーサーズ対応レンズ。ついに発売日が発表されました!

 昨日に引き続き、溶岩続行中。
 余計なことを書かないうちに、本題行っちゃいましょう。

 と、いうわけで、本題です。
 今年の春、PMAやPIEで発売が発表された、レンズメーカー、シグマ社製のフォーサーズシステム対応交換レンズの発売日が、大筋で決定したようです。

 おお〜!!待っておりましたぞ、神様仏様シグマ様〜!!

 フォーサーズ用レンズ発売日決定のお知らせ(株式会社シグマのサイトに飛びます)

 私が激しく気になっているAPO MACRO 150mm F2.8 EX DG HSMは、どうやら当初予定通り9月に発売予定が組まれたようです。

 ・・・う〜ん、ちょうどその頃、PhotokinaでE-1後継機かE-500系後継機が発表されると噂されてるんだよな・・・(^^;)。
 「調達資金」という大きな壁に阻まれそうな、そんな嫌〜な(ある意味うれしい)予感にかられてしまったり・・・。

 まあそれはさておき、第一弾の、F1.4という激しく明るい標準短焦点は、8月10日という、本当にもうすぐ発売される予定だそうです。

 フォーサーズの世界では、頭に「マクロ」がつかない短焦点は初めてですから・・・。
 どんな描写になるのか、ちょっと楽しみだったりします。

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27 July

Macユーザーのデジカメ選びの注意点。SDHCカードはMacでうまく動きません。

 本業で・・・色々腹が立つことがありました・・・。

 それも身内(つまり自分の会社組織)に対して、しかも、怒鳴り散らしたくなるような爆発型でなく、じわじわとくすぶる溶岩型の怒りなのが、さらにすっきりしなくて何とも言えません。
 さらに言うと、この溶岩とはしばらくの間、付き合わなければならないというおまけ付ですから・・・。

 まあ、その辺は守秘義務に抵触するので、そこまでっ!

 では本題です。
 デジカメをはじめ、デジタル機器のリムーバブルメディアの新規格として立ち上がったSDHCカードについてですが・・・。
 Macユーザーの皆様は、これの使用について、ちょっと注意しなければならない状況にあるようです。

 SDHCカードについては、以下のリンクを参照すると・・・

 カシオ EXILIM ZOOM EX-Z1000【第7回】 SDHCメモリーカードを試す(デジカメWatch)

 最後の項だけみると、何だかSDHCを購入すれば、すばらしい世界が開くかのように書かれているように見えますが・・・。

 Macユーザーの皆様は、以下のレポートの末尾の章を、良くご確認ください。

 パナソニック LUMIX DMC-L1【第1回】 先入観なしで触ってみた印象(デジカメWatch)

 こちらの最終章の文中には、はっきりと「松下電器のホームページを見ると、このメディアが対応するOSはWindowsのみで、Macのことにまったく触れていない。」と書いてあります。
 実際、レポーターの方が使用してみたところ、見事に「カーネルパニック」を喰らってしまったそうです(をいをい)。

 OS Xを御使用の皆様であれば、それがどれだけ「ヤバい」ことかはお分かりでしょう。

 カーネルパニックは、旧OSの爆弾に相当するという説明が良くされますが、発生頻度の低さと発生時のダメージの深刻さにおいては、「爆弾」をはるかに上回ります。
 ていうか、旧OS時代からのMacユーザーの皆様であれば、ある意味、「爆弾」には慣れっこになっているでしょう(色々ソフトを突っ込みすぎて、「火薬庫」になる事もよくあったからね ^^;)。

 しかし、Mac OS Xでカーネルパニックが出るのは、かなり稀な話であり、私はOS Xに移行してもうすぐ3年が経ちますが、カーネルパニックは一度も経験していません(旧OSでは「爆弾」、出まくりましたが ^^;)。
 とにかく、Mac OSでのSDHCカードの強行使用は、それくらい深刻なエラーが発生するということですから、使用する際にはPCがぶっ壊れてもいい、というレベルの覚悟が必要だと考えた方が良いでしょう。

 なお、上記レビューでは、Panasonic製のSDHC専用カードリーダ()を使えば、一回の再起動で復旧し、特に大きなダメージはなかった模様です(ただし、レビュアー様使用のOSは、10.2.8で、PantherやTigerより古いバージョンの物らしいです)
 とはいえ、新バージョンのOSで、このエラーが解消されるかは不明ですし、エラーが発生後の挙動も、全バージョンで同じかはわかりませんので、SDHCカードは、メーカーからMac OS上での使用に関する公式見解が出るまでは、使用は避けたほうが良いでしょう。


 ・・・それにしても、ソニーといい、松下といい、何で家電メーカーはWindowsの方しか向かないんだ?
 (マイナーOSでも、無視できない数の使用者がいることを忘れないで欲しいものだ)


 SDHCカードは、見た目は従来のSDメモリカードと同じですが、中身は全然違う機械です。カードリーダも専用品を使わなければ動作しません。

 見た目は全く同じなのに、対応する機器がそれぞれ違うってのは・・・。
 ややこしい物を作ったもんだよなぁ・・・(店頭で、「だからコレとアレは、何がどう違うんだよ!」とキレて店員さんに食って掛かるお客さんの姿が目に浮かぶ・・・)。

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23 July

出かけたついでに、新発売のデジタル一眼レフ3機種を見てきた。

 今朝の起き抜けには・・・何もありませんでした(^^;)。
 そうそう何度も激痛な朝を迎えたくはありませんが(笑)、なければ無いでもの足りな・・・いや、そんな事はない(^^;)。

 では本題です。
 出かけたついでに、この7月の後半に発売になった、デジタル一眼レフカメラ3機種が店頭に並んだようなので、見てみることにしました。

 いつもの新宿西口のヨドバシカメラは、全開放状態だった一階店舗に、空調の効果を高めるためか、ガラスの覆いができていました(CO2対策?)。
 その内側のデジカメコーナーで、オレンジの派手派手なブースをまずは素通りして(笑)、PENTAXのコーナーへ。

 K100Dの値札のタグには、「今、売れています!」の文字がど〜ん、と添えられていました。
 PENTAXらしい、小振りのボディですが、持った感じはちゃんとグリップもしっかりしています。
 CanonのKiss DNでは、小さすぎて、グリップを握ると小指が余ってう〜む、と思わされたのですが、絶妙の小ささで納めている感じです。

 ただし、隣にあった*ist DL2と持ち比べると、確実に重くなっていますね(^^;)。
 いやらしい重さではないので、気にすることはないと思いますが。

 つづいて、赤いバラが目立つ(笑)LUMIXコーナーへ。
 黒地に赤バラという、違う意味でも目立つブースには、想像していたより存在感のある(直裁な表現をとれば、デカい)プレミアム一眼、LUMIX DMC-L1が鎮座しておりました・・・。
 をいをい、E-330と同じ光学系とミラーボックスを使っているんじゃなかったのか?(^^;)と言いたくなるほど存在感があり、見た目では、ひとまわりデカい、という感じがしました。
 まあ、実機を並べて比較したら、確かにほとんど変わらない大きさでしたが・・・。

 本当は試し撮りでもしたかったのですが、この時はSD不所持(ってーか、ウチではSDはU4Rにはめ殺し状態・・・)だったので果たせませんでした。
 なお、この機体は光学ファインダーが機体の左端についているためか、きき目が左目の人には使いづらい、と言われています。
 それを証明するかのように、私が手に取った段階で、液晶画面の、ちょうど左目でファインダーを見たら鼻が当たる部分には、油と思われる汚れが・・・。

 まあ、この機体に関しては、良く発売日に間に合ったなあ、という感じもあり、今、ここで触れることが奇跡な感じもありますけどね(^^;)。
 ちなみに、個人サイトでのレポートを見ると、高感度特性は大きく改善(?)されているような感じです(少なくとも、"縞々"や"グリッド"は見られなくなっている)。

 最後にオレンジ色のブースに行きましたが、ここはもう何というか、旧コニカミノルタ機のユーザーさんが次々と手に取ろうとしているような感じで、私は本当に短時間しか触らなかったので、その感想だけで言ってしまうと。
 正しくエントリー機だなあ、という感じです(値段相応。それ以上でも以下でもない)。

 何だか、この機体に対する私の評価は不当だとかなんだとか、影で色々言われているようですが、これは実際触っていただければわかるのではないかと・・・。
 あと、実機を見て&触ってみると、やはりこれはコニカミノルタの機体であり、SONYらしい部分はほとんど見えない、という気がしました。
 SONYが初めて作った、というより、コニカミノルタのカメラ部門が、最後に意地で残した、という感じの機体です。
 ですから、SONYだから、という感覚で購入すると、「らしからぬ」部分が多くあって、逆に戸惑うのではないかと思います。

 というわけで、私が思うに、今、初めて一眼レフカメラを買おうと思っている、という皆様に、一番お買い得なのはPENTAX K100Dですね。
 あとの2製品は、お互いに癖が強く、初心者の皆様には、あまりお勧めできない気がします。

 特に、SONYのオレンジの奴は、Macユーザーの皆様は、特典サービスが一切受けられない(画像処理ソフト等の優待価格キャンペーンがWindows対応のみ。ついてくる付属ソフトも、Raw現像以外は全部Windows版)という扱いなので、手を出す理由がないと思った方がよいと思います。
 カメラ誌内をはじめ、色々な場所で「さすがSONY!」みたいに持ち上げられていますけど、同じだけの対価を払う顧客に対し、ここまであからさまな差別をつけるメーカーの姿勢と、それについて言及しない報道機関の姿勢を、私は本気で理解できません(機体は悪くないのにね)。

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21 July

Panasonic LUMIX DMC-L1。メーカー公式発表のサンプル画像、出た。

 今朝は起き抜けに、強烈な腹痛が発生。
 昨夜、居酒屋で激辛ギョウザを当ててしまったのが効いたようです(5〜6個のうち、1個だけ激辛の奴があるというアレ。辛いっていうより、痛かった・・・)。

 それにしても、昨日の足攣りに続いて、なんとも見事な「目覚まし」。
 ・・・明日は起き抜けに何が来るのか、ちょっと怖いぞ(^^;)。

 では本題です。
 またまたプレミアム一眼こと、LUMIX DMC-L1の話題です。

 我ながら、もうええ加減にせいや!と思うところですが、発売直前だとどうしても・・・ね(^^;)。

 というわけで、サンプル画像のページ!(Panasonic LUMIXサイト内)

 ボソッと独り言。
 やっぱり使用レンズはエルマリートのみ+ISO 100のみでの撮影なのね・・・。
 公式の高感度サンプルとか、Zuiko DigitalやSIGMAレンズとの相性とか、いい加減、見てみたいものですけどね・・・。

 という独り言はさておき、夏休みに入って最初(?)の週末は、夏商戦向けデジタル一眼レフの新製品が勢ぞろいする形になりました。

 先週、既に発売になっている、電磁手ブレ補正付のPENTAX K100D。
 このプレミアム一眼 LUMIX DMC-L1と、あと一機、S社製無視属性機(←あてつけのような言葉で書くな!と言われてますが、機種名あげると検索エンジン内のレートも上げちゃうから、この表現を貫きます)。
 全機種とも、現在発売中のカメラ関係誌で大きく取り上げられているとともに、そろそろ今週末くらいから、個人サイトでの使用感レポートが次々、Web上にあがってくることでしょう。

 ・・・ただし、全国的に天気がすぐれないようなので、「雨デビュー」というシチュエーションが多くなりそうですね(^^;)。
 皆様、防塵防滴仕様でない機体での屋外撮影時は、天候の変化に注意しましょう・・・。

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20 July

ニコンが新型デジタル一眼レフのティザー公告を開始。

 起き抜けに布団の中で背伸びをしたら、左のふくらはぎが攣ってしまいました(^^;)。
 いやあ、なんとも確実な「目覚まし」になる、良き激痛(爆)。

 ちなみに、完全に寝転がった状態で攣ってしまったので、しばらくは筋肉を伸ばせず、悶絶していたのは言うまでもありません・・・。

 では本題です。
 毎回毎回、よくやるなあ、とは思いますが。
 カメラメーカー大手のニコンが、「ニコンイメージング」サイトで新型デジタル一眼レフのティザー広告を始めたようです。

 ニコンイメージングのトップページ(Flashアニメでティザー広告中・・・)

 広告の内容からすると、D50かD70系統のエントリークラス機に、1,000万画素オーバー機を投入してくる、という感じなのでしょう。
 無視属性機に次いで、エントリークラスのデジタル一眼レフも、1,000万画素時代に突入!という感じです。

 まあしかし、こういうティザー広告は、毎度ながら「期待感を煽りすぎて自爆」することが多いので、「諸刃どころか、自分側にやたら鋭利なエッジのついた剣」になることが多いと思うのですが・・・。
 (じらされる分、勝手に想像が膨らむために、実際に出てきた機体が凡庸に見えて、ハァ?なんじゃこれ?というリアクションになってしまうという・・・)
 これまで、いくつかのメーカーが同様の手法で広告を打ちましたが、私が知る限り、この手法が成功したのは、ずいぶん以前の機体まで遡らなければならない気がします。

 まあ、ちょっと変わったところでは、同じニコンのCOOLPIX SQという伝説的な機体のエピソードがあるでしょうか。

 この機体もティザー広告がかけられ、実際に機体の外観とスペックシートが発表されたその時まで、かなりの人が大きな期待を持って見守っていたものです(この段階まで、ティザーが成功するかに思われていた)。
 しかし、満を持して発表されたサンプル画像が、ありえないレベルでノイズまみれ(ほとんど砂嵐)だったため、それを見た瞬間、期待層が一斉にひっくり返ったという・・・。
 たったの1日で評価が180度変わってしまったそれは、吉本新喜劇のズッコケ芸もかくや、というほど見事でした(これがいわゆるSQショック!という奴です)。

 今回のニコン機は、まあ、何となくオチは見えているので、そこまでの「ショック!」は、(プラスマイナス両面で)なさそうな気がします。
 ですが、ニコンは最近、殿様商売の気風が復活してきているだけに、何が起こるか、ちょっと楽しみにしておきましょうか・・・。

 あとは・・・巨人が動かないのが不気味ですね〜(^^;)。

 それにしても・・・何だか最近、デジタル一眼レフの世界も画素数1,000万の高画質!的な安易なコピー()が乱舞するようになってますけど、各メーカーとも、コンパクトデジカメが「画素数競争」という「間違った方向の進化」を続けた挙句、袋小路に行き着いて市場の停滞を招いてしまったという経緯は、ちゃんと踏まえているんでしょうかね・・・。
 特に、ニコンはミドルクラスのデジタル一眼レフ、D200(1,000万画素APS-C機)で撮像素子に起因する(?)と噂された「縞々ノイズ」問題を起こした上に、トラブルシュートの対応が不可解で、ユーザーから白い目で見られた経緯がありますし・・・。
 (ニコンいわく、その縞々ノイズは軽微なトラブルだし、最新ロットでは対応済みだから問題ないね。え?対応前に購入した人?気になるなら、言ってくれれば対応してあげるよという、なかなかスバラシイ態度だった。お殿様やなあ・・・)


 よく誤解されていますが、画素の数は画質の良否には比例しないので注意!
 画素数は、細部解像能(木の葉など、細かい部分をより正確に表現する能力)には比例しますが、画質(総合的な絵の良し悪し)には比例しません。
 また、画素数が多くなればなるほど、高性能なレンズ(高額!)を使用しなければ本来の性能を発揮できない(安価なレンズでは、逆に画質が悪くなる場合もある)上に、画素数が多いほど画像ファイルの容量も大きくなるため、PCのハードディスクがすぐに一杯になる等の弊害も発生します。

 多くのメーカーの宣伝文句は、この部分を全部省略しているため、注意した方が良いです。

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