Archive for 19 January 2006

19 January

うわぁ!コニカミノルタが、カメラ/フォト事業から撤退だって!

 今日の東京は、気温も低かったのですが、何より風が強かったため、体感気温がものっすごく低かったです。
 先週末、融け落ちてしまった奥多摩の氷結滝ですが、こんな冷え込みが何日も続いたら、再び凍結が始まるかもしれません(でも、完全凍結に至るまでは、1ヶ月以上かかるだろうなあ・・・)。

 では本題です。

 現在、カメラ&デジカメを趣味にしている皆様には、けっこーな激震となって伝わっていますが。
 本日午後、こんなニュースが飛び込んできました。

 コニカミノルタ、カメラ/フォト事業を3月で終了(デジカメWatch)

 え"っ、まぢっすか!嘘でしょ?

 と、最初は思いましたが、どうやら本当のようです・・・。

 カメラ事業、フォト事業の終了と今後の計画について(コニカミノルタのニュースリリース)

 昨年、京セラ/CONTAXがカメラ事業からの撤退を表明してから一年で、またひとつ、老舗メーカーが市場から姿を消すことになります。

 コニカミノルタは、旧コニカ&旧ミノルタ時代から、世界初のオートフォーカス一眼レフカメラを開発したり、ジャスピンコニカみたいな、今でもファンが多いマニアックなカメラを生み出してきたメーカーです。
 近年はCCDシフト式手ぶれ補正などの、マニアックながらも良い技術を持っているメーカーだったのですが・・・。

 最近は、あまりに乱造されるコンパクトデジカメ市場で、ただでさえどのメーカーも苦戦を強いられる中、画像処理系のトラブル(DiMAGE Zシリーズの縞ノイズなど)で苦しんだり。
 昨年のPIEでは、旧コニカ&旧ミノルタでバラバラな構成のブース設定に、来場者から戸惑いの声が上がったりしていました(多分、2社の経営統合後、歩調をそろえるのに大きく手間取ったんでしょう)。

 いやまあ、コニカミノルタの業績悪化については色々噂がありましたから・・・。
 ある意味で、ついにこの日がきたか、という感じがしない訳ではないんですが・・・。

 それでも、α-Sweet Dの発売で、少しは復調したと思ったのですけどね・・・(しかし、同時発売された純正レンズが、明らかにレンズメーカーのOEMであることがバレバレで、それはそれで騒がれましたね)。

 一応、コニカミノルタ(というより旧ミノルタ)のブランドであった、αマウントシステム(一眼レフシステム)およびデジカメのアフターサービス(修理も含めて)に関しては、カメラ事業での業務提携先だったSONYに引き継がれるようです。
 もしかすると、昨年のSONY&コニミノの業務提携は、技術供与期間をふまえた物だったのかもしれません・・・。
 (そして、SONYのαマウント実用段階に向けた過渡期あるいは試作モデルとして作られたデジカメが、大判センサー使用のDSC-R1とか・・・)

 何にしても、既に決まったことですから、余程の事がない限り覆ることはないと思います。
 とりあえず関係者の皆様、お疲れ様でした!

 はなむけに一曲。
 「昔の君はピカピカに光って・・・♪」大爆
 (だから、私はこういう事をするから、「一言余計な奴」と言われるんで・・・ ^^;)


 ・・・というわけで、今年は今後、コニカミノルタ製デジカメの価格下落が加速する可能性があります。 

 昨年の京セラ/CONTAXは、腐ってもCONTAX・・・というと失礼ですが(^^;)、とにかく、さすがカメラ界の高級ブランドだけあって、引き際にあってもなかなか値下がりを見せない(それどころか、一度落ちた後、持ち直したりもした)、とても堅調な撤退戦を演じて見せましたが・・・。

 さて、コニカミノルタの撤退戦は、どうなるのでしょうか?
 一気にガタッと価格が落ちるようであれば、デジカメの「ハイエナ購入」が狙えそうですよ!
 (現在購入を考えている皆さん、なにげにチャンス!)

 え?私ですか?
 ・・・あ〜・・・すみません。スルーで・・・。

21:22:00 | yo-ta | | TrackBacks