Archive for October 2006

28 October

モード「orz」 リアスプロケット故障

 やはりというか会社の後輩の中に一人、こういう考えの人がいました。

 「Softbankの携帯って、どうせ0円ですから、使ってみて気に入らなかったら、1年でまたDoCoMoかauに変えますよ」

 ちょっと待てい!完全に誤解しているぞ、それは!

 彼はどうやら、今回の「0円」は、一時期PHSが端末代金を1円に設定して台数を出し、通話料で収益を出そうとしていたモデルと同じだと勘違いしていたようです(こういう人、実際多いのでは?)。
 危険だと思ったので、昨日上げたネタをもとに、「本当にゼロ円になるのではなく、27ヶ月間は24分割払いのローンに縛られ、他社端末に移行後もずっと取立ては続くんだぞ!」と諭して思いとどまらせる事ができました(後輩は一言、「0円なんて大嘘じゃん!」と言ってましたが・・・)。

 では本題です。
 もしかして、先週のチャリドミノか、それ以前の、チェーンのディレイラー咬み込みの影響か、我が家のBSモールトン、リアスプロケにトラブルが発覚しました。

 今日も今日とて休日出勤(爆)で、楽しくいつもの幹線道路・・・ではなく、今日は途中で阿佐ヶ谷のサイクルショップで品物を探してから青梅街道を抜け、環七を抜けて渋谷方面(会社)へと向かいました。
 んで、それだけなら普通に寄り道した通勤ルート、ということで終りだったのですが。

 どうもリアのギアの一部に"かかり"の悪い段があったので、その段はスキップして勾配をやり過ごすようにして会社に到着。
 すぐに先輩社員と社内ミーティングに入ったので、その事はすっかり忘れてしまっていたのですが・・・。

 例によって、好奇心旺盛な連中が寄ってくるので、フレーム分割やら何やら、デモンストレーションしなければいけないわけで(フレームを分割するより、Ezyペダルを外して見せた方が、なぜか感動が大きい ^^;)。
 んで、BSM-S18は、分割後、再度組み上げる時は、ワイヤーが最も弛むギア位置でないと、特にリアディレイラー操作ワイヤーが届かないため、ギアレバーもカチカチ弄らざるを得ず、組み上げ後はカラカラとペダルを空回しして、チェーンの位置を安定させようとしたら・・・。

 リア9枚のスプロケットのうち、ど真ん中の位置では、チェーンがガチャガチャ暴れ、なかなか咬みません。
 おや、と思って、やはり休日出勤中のローディーな先輩を呼んで見てもらったところ・・・。

先輩「このギア、一枚だけ歪んでるぞ」

 という非情な一言が・・・。

 チェーンを別の段に移して見てみると、真ん中の一枚がわずかに、しかしチェーンを左右に弾くには十分な角度で波打つようにうねっているようで、一旦、チェーンが咬んだとしても、"うねり"のために上下どちらかのギアへと弾かれてしまうようです。
 かといって、ワイヤーの引張でチェーンはその段に戻ろうとするため、ガチャコガチャコと暴れまくりになるようで・・・。

 うわ〜、何だよこれ、いつ、こんなダメージを受けたんだ?

先輩 「まぁ〜、普通に考えて、こかした、ぶつけた、無理にチェーンを引っ張った・・・心当たりは」

 こかした → 先週のチャリドミノ。
 ぶつけた → 部屋置きしているので、戸口にゴン程度なら。
 無理にチェーンを引っ張った → 先々週だったかに、FD操作をミスってFギアに絡ませた。

先輩 「・・・お前、もっと丁寧に扱えよ・・・」

 ごもっともかもしれませんが、今、気になるのは原因より結果、そして修理代の方ですが・・・。

先輩 「確実にイッてるギアは交換だな〜。でも、アレ一枚だけか、全体に波及しているかは店で調べてもらうしかないな」

 うへぇ〜・・・最悪、リアスプロケ全交換か・・・。リアスプロケットって、価格は・・・。

先輩 「小径は埒外だから知らんが、モノによっては結構するぞ」

 ・・・・・・・・・あし〜たがあるさ、あすがある〜♪

先輩 「でも財布の中はない〜♪」

 i|i|i ●| ̄|_ i|i|i


先輩 「強く生きろ」

 というわけで、近々購入店に持ち込みになりそうです・・・(くうぅぅぅぅ)。

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22 October

たっちあっぷ!

 今日は長ぁ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜い話なので、冒頭脱線はなしで本題です。

 先週までの走行で、既にあちこち「すくらっち!」している我が家のBSモールトン(BSM-S18)ですが。
 本日、ホームセンターの駐輪場で、お菓子かオモチャを買ってもらえなかったガキの癇癪のとばっちりで、チャリンコドミノの中に巻き込まれました・・・。

 慌てて駆け寄ってモールトンを救出すると、本体側はスネークバインド状に巻いてあった、長いワイヤーロックが隣のママチャリを受け止めていたため、奇跡的に無傷でしたが、リアキャリアに擦り傷。
 そして、リアスイングアーム右側の、リアディレイラー操作ワイヤーの受け具部分に、大きく目立つ欠損が発生してしまっていました。

 それを見て、ガキの脳天に、渾身のグー!

 とやりたかったのですが、それより速く、母親の光速ビンタがガキの頬に閃いたのと、平謝りの後、高そうな自転車に傷をつけてしまって、という一言に、

 「いやあ、21万円しましたからね」

 と返した時の、母親の絶対零度凍結顔が笑えたので、笑顔(逆に気持ち悪かっただろうな ^^;)で不問にすると、一度買物を終えたホームセンターにUターンして、タッチアップ用の塗料を探してみました。

 ちなみに、自転車の傷補修ということで言えば、特にクロモリ(クローム・モリブデン配合鋼材)フレームでは地金が見えるほどの傷がついたら、すぐにタッチアップしないとそこから腐食(錆び)が生じるそうです。
 クロモリフレームのBromptonという折り畳み小径車には、メーカーから純正のタッチアップキットが出ているそうで、こまめに傷を補修するかしないかで、寿命にそこそこの差が出るのだとか。

 というわけで、アルミフレームゆえに、そこまで神経質にならなくても良いものの、やはり傷だらけ(しかも、望まずつけられた)だとなんか悲しいので、私も補修してみることにしました。
 なお、ローディーな先輩の知り合いで、クロモリフレームのロードレーサーという、とって大人の選択をしておられる方は、傷の補修には自動車やバイク用のタッチアップ染料&クリア材を使用されているとのこと。
 それならば、というわけで、私もカー用品コーナーで、傷補修用染料を見ることにしました。

 そのホームセンターに置いてあったのは、WILLSONの「新補修キズピタペン」という製品です。
 各メーカーが販売している車に採用されているボディーカラーに合わせて調合されている製品らしく、色見本には自動車メーカー名と色名(メーカー呼称?)と、適合車種名が書かれています。
 しかし、最近の自動車のボディーカラーは、ダーク系が主体なのか、パールホワイトやシルバーを除けば、ほとんどが暗い色ばかりで、BSM-S18のスペリアクールブルーに似た、メタリック系の少し明るい青(それでも旧色のスモーキーブルーから比べたら、ダークな青になったらしい)という色は、種類も数もありません。

 色合わせのリファレンスに、リアキャリアを外して持ってきたほうが良かったか、と思いながら、記憶を頼りに選んだのが、トヨタ車用の「ブライトブルーM」という色の適合品と、ニッサン車用の「クリスタルブルー2M」という色の適合品です。
 まあ、こういう市販品の染料で100%同じ色に揃えるのは絶対無理(恐らく、適合色として選ばれている自動車でも、わずかに違いは出るはず)なのは承知の上ですが、できるだけ近い色にするのが理想ですから、2本とも購入して試すことにしました。


購入した染料
これが実際に購入した染料。左がトヨタ車用、右がニッサン車用。
マニキュアやホワイト修正液のように、キャップ下についた刷毛で、細い傷に塗りこむタイプ。
記憶では、どちらがより近い色か、決め切れなかったのだが・・・。



色見本で比較中
キャップについている色見本のシールとフレームを並べると、
どうやらトヨタ車用の色の方が近いようだ。

ちなみに、品番(?)はトヨタ車用が「TO-47M トヨタ車用 8K4」で、適合車種はRAV4など。
ニッサン車用が「NI-54M ニッサン車用 B16」で、適合車種はマーチ、ウイングロードなどになるらしい。
WILLSON製でなくとも、上の色及び車種用のブルー系染料なら、近い色合いになると思う。

また、これ以降はあまり社名を出して、あーだこーだ比較するのはアレなので、
トヨタ車用ブライトブルーは「BB」、ニッサン車用クリスタルブルーは「CB」と書くことにする。



紙に塗ってみる
キャップについている色見本のシールは、経験的に大体の目安にしかならないので、
実際の染料の色でも見比べてみた。
これは白い紙に塗ってみたところ。左のCBは、右のBBと比べると緑が強い色だ。
かといって、BSMのフレーム分割型の伝統色であるクラシックグリーンと比較すると、
絶対的に青すぎると思う。



実物との対比
実際のフレームの色との対比。
左がCB、右がBB。やはりBBの方が、フレームの色に近いように見える。


 そんなわけで、色合い的にちょっと遠く見えるCBの方は、傷が小さいリアキャリア部、より近く見えるBBの方は、ゴソッと剥げたスイングアームのワイヤー受け具の方で試してみることにしました。


クリスタルブルーを塗った所
リアキャリアの傷にCB染料を塗った後の状態。
ちょっと浮いた感じになってしまったため、乾く前にぼかせないかとがんばってみたが、
薄め液がなかったので、傷を広げた感じになった(^^;)。
まあ、キャリアはどうせ物を載せたら傷つく場所だから、そんなに気にしなくていいか。



欠けてます。
リアスイングアームのワイヤー受け具。こちらは過程も踏まえてご覧頂きましょう。
これが塗装が欠けて、下地がむき出しになった状態。
見事にパッキリ逝ってしまっている。



ブライトブルーを塗ってみた。
上の部分に、BB染料を塗った後の状態。
フラッシュの反射のため、画像では何だかきれいに補修されたように見えるが、
肉眼では、明らかに違う色を塗ったとわかる、濃いブルーのムラがある。
しかし、パッと見ではほとんど問題ない状態だと思う。

こだわりを持つ方は、これにボカシ処理をかけて上からクリアーを塗れば、
それなりに目立たなくできるのではないかと思う。


 と、いうわけで、今回使用した塗料では、BBの方が補修用には向いているような気がします。
 もちろん、これは単一メーカー製品のうち、特定の自動車メーカーの塗料に適合するために調合された染料を用いた結果なので、「これがベストだ!」というものではなく、これをベースに、皆様それぞれが「自分にとってのモアベター」を探す手がかりになれば、という程度のレポートですけど・・・。

 なお、今回使用したBBは、スペリアクールブルーの地の色より濃い色になります。
 もし、さらに適合する色を探す場合、わずかに明るい色を狙ってみると、より良い結果になるかもしれません。

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15 October

すくらっち!

 今日は天気も良く、完全オフでもあり、そろそろ紅葉シーズンを意識して、体作りもしないといけない、という事で、ハイキングに行くかっ!と思っていたのですが。

 ・・・起きれませんでした・・・(目覚まし止めて、次に気がついたのが昼・・・)。

 では本題です。
 BSモールトンが我が家に来てから、約一ヶ月が経ちました。


アレックス・モールトン博士のサイン
BSモールトンのハンドルステムに刻印されている、
アレックス・モールトン博士のサイン。
博士自らが設計にかかわった事を示すものらしい。
ちなみに、アレックス・モールトン博士は、
私生活ではBSモールトンを愛用されているとか・・・。


 そして、改めてBSモールトンを細かく点検してみると・・・現段階でも、かなりあちこちに傷や塗装欠けが・・・。

 いや、自転車なんて、ある意味消耗品ですし、BSモールトンは(バイクに乗ってる知り合いも言ってますが)もともと塗装を定着させるのが難しいアルミフレームですから、塗装が欠けやすいのはわかっています。
 また、どこか一部が欠けた所で、地金はアルミですから、腐食で強度が落ちるわけでもないですしね(酸化皮膜が出来ますから)。
 それにしても・・・もうちょっと、コーティングで強化とか出来ないものでしょうか(^^;)。

 まあ、私の乗り方がかなり荒いのも、傷がつき安い原因だとは思いますが・・・。
 (この車体を脇に寄せる時、草や低木に接触するのを気にせずガサッとやる(爆)。車体の価格を知っている知り合いが、「くぁwせdrftgyふじこlp!」な顔になってたな ^^;)
 しかし、そこはほら、私はどちらかというと、磨いてうっとりするタイプでなく、乗り潰して償却してナンボの性格ですし(^^;)。

 まあ、そんなわけで、最初は傷が「味」になるシルバー系のカラー(クレセントゴールド)が欲しかったわけです(いや、今のスペリアクールブルーも、掛け値なしに気に入ってますけど ^^;)。

 しかし、そういう部分を抜きにして、ヲイヲイちょっと?とブリヂストンにもの申したい部分がいくつかありまして。

 まずは、フロントディレイラーのワイヤー分割部のジョイントの所なんですが。

 これ、走行中の振動で揺れて、フレーム分割部の所に盛り上がっている溶接部に当たりやすくて、そこだけ見事に塗装が剥げてるんですけど?

 ・・・いくらなんでも、それはちょっとないでしょ?と、言いたいBSモールトンオーナーは多いんじゃないでしょうか?
 自分の乗り方が原因の塗装剥げには寛容(というか、ついても平気)な私でも、車体構造の問題でつく傷には「これはアカンやろ!」と言いたくなりますとも。


ジョイント部
論より証拠で見ていただきましょう。
ここが問題のワイヤージョイント部。
上がリアディレイラーのワイヤーで、下がフロントディレイラーのワイヤー。



ジョイント拡大!
ジョイント部を拡大してみた所。
太鼓型のジョイント金具の裏側にある溶接痕上に、明確な塗装欠けがある。
指でジョイント金具を押し当てたら、欠けている位置にぴったり符合した。


 んで、もう一つはS18用純正輪行バッグですが。
 これは過去に、このブログや「」に公表した写真で、リアキャリア上に装着している奴で、私は普段、その状態で走っていたのですが。

 輪行バッグが擦れただけで、リアキャリアの塗装が剥げてるのって、どうなのよ?

 何か重いものを載せて、それがズリズリ擦れてしまった、というならともかく、それはいくら何でも「ありえねー!」って言いたくなりましたよ。

 とまあそんなわけで、ある意味消耗品ゆえの宿命で、傷がつくのは不可避なわけですが。
 安くない買い物なんだから、もうちょっと丈夫にして欲しかったなあ、という所です。

 ま、私としては、こうなったらフレームが歪むまで乗り回して、次はマットシルバーなフレームキットをオーダーしてやろう、と考えていますけどね(しかし、何年先の話だろう・・・?)。

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08 October

多摩湖は意外に近かった。多摩湖自転車道をポタる。

 輪行/ポタリング系ブログにするつもりはないとか言いながら、最近の話題はチャリばっかりかい!と言われそうな気がしますが(^^;)、まあ他にネタがないので勘弁してください。

 では本題です。
 今日は、都内に整備されたサイクリングコースの一つである、多摩湖自転車道をポタって来ました。



多摩湖自転車道の入口にある標識。
武蔵野市内の五日市街道沿い(境浄水場そば)。


 このサイクルロードは、水道用地を利用して、武蔵野市〜武蔵村山市の人工湖である多摩湖までを繋ぐ自転車歩行者専用道です(いつもの奥多摩湖ではないので注意!そんな所までの日帰り自走は、私には無理 ^^;)。
 総延長は、多摩湖周遊コースを含めて約22km 。おお〜、走りがいがありますね〜。

 というわけで、台風崩れの温帯低気圧通過直後で強風吹き荒れる晴天の中、自宅〜多摩湖までを自走往復してきました。



多摩湖自転車道の武蔵野〜東村山間は、
所々アップダウンがあるものの、全体的にフラットな道。
一応、方向別に車線が振り分けられ、歩道も完備されているが、
休日ゆえか、自転車レーンにも歩行者がいっぱい歩いていた(^^;)。


 武蔵野市内のスタート地点から、中間点の狭山公園入口までは、ほぼフラットな直線道で、走りやすい・・・と思いきや、そこは都内を走る自転車道。
 車道や街路との交差があちこちに出現し、その都度、車止めの間をすり抜けなければなりません。
 とりあえず、歩行者も多くて、そんなにスピードを出すと危険ですし、低速安定性維持&シケイン通過の練習にはなりますが・・・正直ウザい(--;)。

 しかも、今日は三連休ど真ん中の日曜日。
 家族でサイクリングを楽しむ皆様もいらっしゃれば、ロードレーサーやクロスバイクで「激走」かます皆様もいれば、私と同様にポタってる皆様もいるわで、かなり混雑している場所もあり、ペースを掴ませてもらえませんでました。

 中でもすごかったのは、西武線踏切あたりで対向からあらわれた、ウォークラリー風の集団で・・・。
 狭い自転車道内いっぱいに広がり、老若男女が楽しげに歩く・・・のは別にいいのですが、頼むから通して(^^;)。
 人が少なくなるまで待たされる方の身にもなってもらいたいものです(しかも踏切上で・・・)。



で、数ある車止めの中でも、最もすごかったのが、狭山公園入口にあるこれ。
多摩湖側からスタートした自転車は、多摩湖から繋がる長い下り坂の終点で、
この車止めに当たる。
調子に乗って速度を上げてきたら、どか〜ん、というオチにもなりかねんような・・・。


 西武新宿線の萩山駅を過ぎると、やっと車止めの連発からは開放されましたが、ここからは狭山丘陵に向かう上り坂。
 もとより構造的に登りが苦手な小径車。ギアを落としながらガチャ回しで上って行くも、この坂が結構長くてキツい(-"-;)。
 いい加減、膝に乳酸を感じはじめた頃、多摩湖に到着・・・したものの、出迎えたのは狭山公園の工事現場を囲う鉄板(味気ない・・・)。

 ここから西武遊園地方面に抜けるには、公園内のクネクネした細い道を抜けるか、ぐるっと人工湖を回り込むかのどちらかになります。
 私は後者を選び、車道に沿って再び上り基調の道を西に進みました。



周遊路をスタートしてすぐに見えた取水塔。周辺は色々工事中のようだ。
しかし、周遊路走行中に水面が見えたのは、ここを含めて2〜3カ所だけだった。


 湖岸の周遊路とはいえ、水面に近付ける場所はなく、車道沿いに歩道+αレベルで整備された道を延々走る事になります。
 しかも、狭山緑地〜そっち系ホテル街までは登りがダラダラと続き、貧脚小径乗りにはキツい場所です。

 それが終わると道は下りはじめますが、その前に休憩場所があったので一旦休憩。
 今日は以前より膝に来るなあ、と思いながら降車し、シートに手を添えると・・・。

 明らかに、低くなっている・・・。

 足を十分に曲げ伸ばしできない姿勢で長時間、ペダルをこいでりゃ、膝の負担が大きくなりますよね(^^;)。
 これはウチの個体の特性か、BSモールトン全体の特性か知りませんが、シートピンを思い切り締めても、走行中にサドルはどんどん下がるんですよね。
 今朝は、その調整をあまりきちんとやらずに出てきたのでした・・・。

 その後は復活したシルキーライドな走行感のまま、一気に速度を上げて西武ドーム脇を駆け抜け、終点に到達。
 さらに1/4周ほどした先(多摩湖を横断する橋あたり)の休憩所で昼食をとった後は、ほとんど一気駆けで武蔵野市まで戻りました。

 最初は片道約22km(自宅からだと、さらに5kmほどプラスされる)という距離に、帰りは夕方遅くなるかと覚悟していましたが、意外や意外で、午後中頃には自走帰宅終了。
 多摩湖は意外に近かった・・・。

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04 October

使いやすいと思ったBSモールトンの輪行袋にも、わずかな欠点が・・・。

 Photokinaが終わったのと同時に、カメラ/映像系の話題は一気に尻すぼみ収束してしまいました。
 最近はデジカメ系のネタといっても、相変わらず数値の信憑性が疑わしい「販売台数シェア%」ベースで、「何がどれだけ売れて絶好調だ〜!」なんていう、「だから何?」レベルの話題しか出てきていません。

 それにしても、「販売台数シェア%」ってのは、毎度ながら全く無意味な指標だなぁ・・・。
 母集団となる販売台数自体が変動値なんだから、その中で割合をとって前月比でどーのこーのと言ったところで、横並び比較以前に、比較対象として成立しないものをウダウダいじり回しているだけで、全く無駄な作業だと私は考えています。

 まあ、私が何で意味がないと考えるか、というクドい説明は色を変えて書きますので、別にいいだろそんなもん、という人は再度黒字になるまで読み飛ばしてください・・・。

 例えば、8月の全デジカメ販売台数500台中50台を占めて10%シェアを獲得した機体が、9月は全デジカメ販売台数100台中50台を占めて50%シェアを獲得したとします。
 こういう状態の機種を、出荷台数などの絶対数量をブラックボックス化して「40ポイントアップで大躍進!」という形で評価しているのが、その数値を発表しているシンクタンクのレポートです。

 しかし、実際問題として、その「大躍進!」のはずの製品が、企業の事業計画では毎月100台以上売らないと赤字に転落する計算の製品だったら、「全然ダメじゃねーか!」となるのが正しい市場評価です。
 逆に、8月に50/500台の実績で10%シェア、9月に50/1,000台の実績で5%シェアとポイントを落とした製品でも、事業計画的に毎月5台売れれば十分利益を稼げる機体は、事業計画の10倍も売れている、「超売れ筋」ってことになりますしね。

 つまり、「販売台数シェア%」という数値は、最も端的かつ正確に市場の状況を理解できる指標(絶対値)を隠して、クライアント受けのいい情報のみを発信している(まあ、ある意味ではそれがシンクタンクのお仕事ですけど・・・)、という意図が見え隠れしているため、まともに受け取る意味がない、と考えているわけです。


 というわけで、デジカメ界が「Photokina終了バーンアウト」状態で目新しいネタがないので、ホントは週末限定の話題にしようと思っていたのですが、今ならネタが多くあるBSモールトン系の話題をお送りします(^^;)。

 では、恐ろしく長い前フリでしたが、ここからが本題です。

 今週は日曜〜月曜にかけて、妙に左肩が痛く、インドメタシンとサリチル酸グリコールのお世話になりっぱなしでした(おかげで、キーボードを叩くのが結構しんどかった)。

 火曜以降は回復したため、週末に何か変なことをしたかなあ、と考えてみたのですが、何ら肩に負担をかけるようなこと(ボール投げ、ロープ登り、懸垂降下や岩壁等々)をした覚えはありません。
 第一、私は右利きなので、無茶をした後は、右肩が痛いものなのですが・・・。

 と、そこで急に思い出したのが、西立川〜西荻窪間の輪行。
 あの時、輪行袋をストラップで左の肩がけにしてたっけ・・・。

 BSM-S18は、小径で軽量化も考えられているとはいえ、約13kgのアルミの塊です。
 一般的な軽快車よりは軽いとはいえ、ロードレーサーのような「走る」ための車と比べたら、車体は確実に重くなります。

 一方で、純正輪行袋についてきた肩ストラップは、さすがに生地は丈夫な物(硬質ナイロンか、アクリル繊維製かな?)で、簡単にヨレたりしませんが、コンパクトデジカメのネックストラップと同じくらい細い上に、ウレタンなどのクッションはついていません。
 これで10kgオーバーの荷物を肩に吊り下げるわけですから、実際に使った感じでは、肩にぐいぐい食い込む感覚がありました(駅の下り階段なんかでは、一歩ごとにゲシゲシ肩に来ていた)。

 まあ、実際に連続肩がけ状態で歩いた時間は、長くても乗り換えの間の10分程度でしたが、それでも結構な圧迫感というか、うっ血感というか、そういう痺れるような感覚が体に残り、翌日以降に響いたわけで・・・。
 う〜ん、今後、秋山シーズン終了後、冬の無雪期までの間には輪行三昧を考えているのですが・・・駅〜バス停間の歩行などでは10分以上、肩から下げっぱなしってことも珍しくないからなあ・・・。

 それまでに、ストラップをカメラバッグ用とか、重量物搬送に向いた物に変えることも考えましょうか・・・(また出費かい!)。

 あ、それから。
 私が使っている輪行袋は、ブリヂストン純正の物であり、これに車体を詰めるときには、フレーム接合部やギア周りを保護するウレタンパッドを装着するのですが・・・。

 前ギアのパッド(ベルクロ2箇所止め)が、どんなにがんばっても片方でしか止められません(爆)。
 外ギアのアームの間に内ギアが出ているため、ベルクロはその外アームと内ギアのさらに内側で止めないとダメなのですが、前のベルクロを先にとめると後ろが内ギアのリングに干渉して止められません。
 反対に、後ろのベルクロを先にとめると前のベルクロが外ギアのリングに干渉するという・・・。

 これは・・・もともとシングルギアだったBSM179で採寸した製品を流用しているから、なのでしょうか?
 それとも、私のやり方がまずい?(一応、図解どおりの角度と方向で取り付けたんだけど・・・)

 まあ結局、そのまま輪行袋に入れても特に問題なさそうだったので、最後は気にせず突っ込みましたけどね(^^;)。

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