Archive for 11 October 2006

11 October

歴史は繰り返されるというなら!デジタル一眼レフ三国志?に思う。

 昭和記念公園、多摩湖自転車道と、片道20kmを越えるポタリングを経験し、毎回、確かに乳酸を膝に感じているのですが・・・。
 その日の夜には膝〜太腿が張る感じが強くあるものの、翌日、翌々日ともに筋肉痛は出ず、ちょっと物足りない(?)気分がしています。

 いや、ネタに出来るかと期待・・・でなく、突然の酷使で悲鳴を上げると覚悟していたのですが・・・(注:決してMではない)。

 しかし、思ったより足に来ないので、今週末、時間と天気がよければ、簡単な山に行って、山歩き対応での足のなまり具合を確かめてみようか?とも思ってしまうところです。

 では本題です。

 いまさらずぎるネタですが、現在発売中の「デジタルカメラマガジン」誌上(9/20日発売号だから10月号か?もうすぐ新号が出る ^^;)では、キヤノン、ニコン、ソニーを取り上げて、「デジタル一眼三国志」なる企画を掲載しているようですね(おお、故・横山光輝先生の絵が・・・)。

 まあ、そっちの特集記事は詳しく見ていないのですが(だって、実質、ソニーは第三勢力になってないから、単なる宣伝じゃん@弱小勢力ユーザーの僻み)、私がその三社を三国志の各国に例えるなら、正史、演義の両面から見て、イメージはこうなるでしょうか?

 魏:名実ともに、当時の中原最大の勢力。
 →キヤノン:名実ともにシェアNo.1だが、パワープレイにも見える強引な市場展開により、反発も受けやすい。

 呉:地域単位で豪族の勢力が強く、君主がしっかりしないと支離滅裂になる国。
 →ニコン:ラインナップはそれぞれ魅力的だが、フラグシップ以下の位置づけがイマイチ整理されていない。

 蜀:自らが立てた「我らは漢の末裔。簒奪者、魏を討つ」というイメージ戦略に縛られ、軍事行動の乱発で自滅した国。
 →ソニー:「αの継承者」というキャッチコピーが"そのまま"すぎ。このイメージ戦略が吉と出るか凶と出るか。

 というわけで、歴史を繰り返すなよ、呉と蜀、と言いたいところですが・・・。
 史実では、魏も内部分裂から司馬氏の「晋」に帝位を奪われ、最後は三国共倒れになったんでしたな(うわ、なんと不吉な ^^;)。

 ちなみに、その特集ではさらっと無視されたオリンパス、ペンタックス、パナソニック、シグマ、富士フイルムは、さしずめ正史で「烏丸鮮卑東夷伝」にひっくるめて書かれた外部勢力(漢民族から見た異民族)ってことでよろしい?
 まあ、その外部勢力は三国〜晋の滅亡後の混乱を突いて中原に進出し、五胡十六国時代(最近は東晋十六国時代とも言うそうで・・・)に覇を競って争ったんですけどね(そして南北朝時代になって、隋の統一を迎え、楊貴妃が傾国の美女と化して、シルクロード交易で有名な唐の時代に至る・・・と・・・)。

 とにかく、歴史が繰り返すのであれば、この戦いで「唐」になるのは、さて、どのメーカーでしょうか・・・。

 ・・・っつーか。
 今はこんなネタを捻りださないといけないくらい、目新しい話題がないんですよね、カメラ/映像業界・・・。
 (あるとしたら、シグマがフォーサーズ対応のFOVEON素子搭載ボディの実現の可能性を示唆したことくらい。しかし、それも「出来ると考えている」という程度の発言で、「開発に着手している」という話ではないからねえ・・・)

23:42:00 | yo-ta | | TrackBacks