Archive for 14 October 2006

14 October

新テレビ購入!

 奥多摩の標高2,000m地帯では、今年もそろそろ秋の色づきがはじまった、という話が、あちこちから舞い込むようになりました。

 まだ色づきはじめで、見頃は2〜3週間後くらいという話ですが、その頃には色付きも1,500m帯(私の日帰り行動限界圏)まで落ちてくるでしょうか?
 そろそろ、紅葉期登山の準備を考えた方が良さそうです。

 では本題です。
 一週間、無音の室内でうが〜と唸っていた私ですが。
 その解消となる新テレビが我が家にやってきました。

 いやあ、先週、臨時収入があったからするっと購入に踏み切れたものの、それがなかったら苦しかったな(^^;)。

 なお、購入したのは、SHARP AQUOS LC-15SX7で、8月に登場したばかりの、地デジチューナー内蔵の15V型テレビ(4:3画面)です。
 とりあえず、2社から夏以降に発売された15V型で比較検討を行った結果、まあ、液晶テレビの中では無難な方が残ったかな、という感じです。

 なお、ライバルは意味のない伏字で「P社」でしたが(^^;)、「P社」は、どちらかというと発色が派手目な、いわゆるE-1風(爆)で、特に青空の発色がきれいに見えたのですが、白飛び耐性がないというか・・・。
 例えばネイチャーなシーンの滝つぼの映像で、水しぶきの中心に、中間調から急激に真っ白な空間が出来上がっているような、不自然な線がくっきりと現れており、「誤魔化しが効いてない?」と思わされる映像でした。
 また、黒も早い段階で潰れている感じがあって、服の皺の濃淡が埋もれてしまうような感じがあり、これを長時間見るのは疲れるだろうなぁ、という感じが先行してしまいました(注:以上はあくまでも私の主観)。

 で、SHARPのAQUOS LC-15SX7ですが、はっきり言うと、今まで見ていたブラウン管の映像と比較すると、やはり何かが違うなぁ、という感じがします。
 まあ、奥行きが浅いというか、軽いというか、余裕がないというか、特にニュース番組で出てくる再現CGやアニメーションのセル絵みたいな単色が多い映像は、ズベッと平板な絵に見える感じですね。
 しかし、私の目で見て、両社の機体を並べたら、SHARPも白飛びは当然、発生していますが、より自然な表現に見えた(誤魔化しがうまい)ことと、例えば黒い服の皺までちゃんと解像していたところが気に入りました(注:くどいようですが、これも私の主観)。

 それに加えて、店頭での交渉の結果、実質、同店で同じ15V〜17Vクラスの製品(地デジチューナー未搭載も含めた全機種中)で最安値がついている製品との差額が(ポイントを考慮しても)2,000円以内に収まる金額となったため、ならば行くぞ、と勢いで購入してしまいました(在庫があって、持ち帰り可だったのも大きい)。

 そんなわけで、長時間持ち歩くと意外に重かった(当たり前 ^^;)本体を抱えつつ、自宅に戻って早速セッティング開始。
 ちなみに、私は最初、地上アナログ波のみでの視聴しか考えていませんでした(アパートの共同アンテナの工事が終わっていないと思っていた。ベランダに個人用のUHFアンテナを立てている部屋があるくらいだし・・・)。

 しかし、ケーブル配線やカードスロット周りが色々面倒な構造(いじる時、いちいち背面側左右のパネルカバーを開く必要がある)になっていたため、まずは内部のアンテナ配線を、屋根にUHFアンテナがつけばすぐに地デジが見られるように、V/U供用ケーブル引き込みで、UHF出力端子からチューナーへとバイパスを組んで接続。
 そしてカードをなくすと後々面倒だと思ったので、B-CASをスロットに挿入して全パネルを閉鎖し、余程のことがない限り、再度開かなくても良いようにしてしまいます。

 続いて、チャンネルのチューニング設定に移ろうと、本体の電源を入れると・・・。

 ・・・あれ〜っ?ナンだ、この小さい画面は!
 横長すぎて、上下に無駄な黒帯ができてんぞ〜!

 もしかして、デフォルトの投影サイズはハイビジョンとかワイドとか、そういう放送向けに設定されているのか?
 それとも、NHKゆえに、ハイビジョン放送中だったりするのか?と、いろいろな事を考えたりもしました(注:工場出荷状態なので、最初に電源投入した時は当然、1チャンネルの映像(関東ではNHK総合)が出ていた)。

 まあしかし、その設定は後にするとして、チャンネルのチューニングを先に設定しよう、と、マニュアルの指示に従い、リモコンの地上アナログボタンをポチッと押すと・・・4:3の画面いっぱいの映像が映し出され・・・。
 数瞬の思考停止の後、まさか?と思い、地デジボタンを押したら・・・。

 地デジ、問題なく見れるぢゃ〜ん(大爆)。

 お〜い、ウチのアパート、いつUHFアンテナ立ててたんだ〜?(^^;)
 (注:都内は、ほとんどの放送局がVHSで配信されているので、UHFアンテナは特殊な用途を除いて、一般家庭にはあまり普及していない)

 そういえば、去年だったか一昨年だったか、都心部にニョキニョキ高いビルが建ち、そのせいで電波受信状態が悪くなったから、アンテナをグレードの高い物に交換するとかしないとか、そんな話があったっけ・・・。
 そのとき、地デジ対応アンテナもついでに一緒に立てたのかな?(まあ、多分、そうなのでしょう)

 とにかく、これで屋内無音生活とはおさらばで、なし崩し的に地デジ生活もスタートです(^^;)。
 なお、地デジ放送は全チャンネル、電界強度は普通に80に達しています(Maxだと80を越える)。
 この辺は、まあ、やはり東京ですなぁ(^^;)。

 ちなみに・・・これからこの手のテレビを買う方。
 地デジ受信をメインユースに考える場合、ワンルームのパーソナル用途でも、サイズは20V(16:9)を下限に考えた方がいいかも、です。

 15Vの4:3画面に地デジ放送の16:9を横幅基準で投影すると、ホントに画面の真ん中しか使わないので、「ちっちゃ過ぎ〜」という風に感じる方もいらっしゃるかと思います。
 特に、受像中に地デジの番組情報表示を同時に使うと、テレビ映像画面はワンセグ携帯かよっ!ってくらいに小さく隅っこに追い込まれる形になり、情報画面も解像感が良い機種でないと、小さな文字が読みづらくなると思います。

 一応、この小画面化の回避手段として、このLC-15SX7には地デジ映像を地上波アナログと同じ4:3範囲の映像のみでフル画面表示する「画面拡大モード」なる機能がついています。
 しかし、それを使っているときは、地デジの情報画面もトリミングされて真ん中辺りしか見えないという弊害が発生しますので、根本的な解決にはなっていません・・・。

 まぁ〜、しかし、この辺については、私は今のところアナログ鑑賞がメイン(B-CAS方式に対する不信感が強いため)で、映画やハイビジョン放送など、16:9の方が見栄えが良い奴だけ地デジに切り替えながら見るつもりなので、特に問題ないですが。

 なお、地デジとアナログ、どっちの映像がきれいかと言われると・・・。
 ・・・正直、私の目ではわかりませんね(^^;)。

 まぁ〜、しかし、シャープネスが強めにかかって、エッジがカリコリ気味の地デジの映像の方が、パッと見では一般ウケしそうな気がしますが・・・。

22:56:00 | yo-ta | | TrackBacks