同僚宅のハムちゃんが・・・

　11月は、私の所属会社の会計期末だったのですが、今期末は、こういう処理に長けていた事務担当の方が夏に会社を辞めてしまった関係で、ゴタゴタが酷すぎて、やってられん気分でした。

　内部〜外部の監査対応で、アレやコレやと細かい指示が飛んでくるのですが、そのほとんどが途中で咀嚼されずに現場に垂れ流されるため、2転3転は当たり前な上に、転々とした結果、元に戻るなんてこともザラ。
　しかも月末で、クライアント対応も「激務」になる時期ですから、ダブルパンチを食らう社員も多く、フロア中にイライラ感が蔓延して、会計締めの時間が近づいた木曜午後になると、違う指揮系統から同じ指示が複数回届いたりすると、「うるさい！わかってるわ！」と声を荒げる人も・・・。

　私もいい加減、ボタンを押したい気分でしたが、それでは何の解決にもならないからなあ・・・。

　結局、金曜未明までカンヅメになって何とか〆としたものの、あまりに「ド急ぎ」な件がラッシュになっていたため、なんだか大きなミスがあったとかで、後々まで引きずられそうな、嫌〜な予感がしています。

　では本題です。
　昨日、同僚が一人、朝の道を沈痛な顔で歩いていました。
　聞けば、昨夜まで元気だったペットのハムスターが今朝、ケージの中に自分で作った巣（？新聞紙を千切ってボール状に丸めたモコモコ、らしい）の中で、丸くなったまま硬くなっていたのだとか・・・。

　普段は冬季は夜、ケージを寝室に入れてなるべく暖かい状態にしておくらしいのですが、昨夜はうっかり入れ忘れ、キッチンで一晩を過ごさせてしまい、そして今朝の寒さが祟って昇天したのだろう、と同僚が呟くので・・・。

私「で、ハムちゃん（そのままな名前・・・）はどうした？」
同僚「今朝、出掛けにマンションの花壇に埋めてあげたよ」
私「（ぬわんだとっ！）今、家には誰かいる？」
同僚「・・・カミサンがいるけど？」
私「急いで掘り出してもらえッ！それから手で暖めて、ぬるま湯で薄めたハチミツを大量に与えろッ！」

　ハムスターって、条件が条件だと、冬眠（擬似冬眠ともいう）するんですよね。
　ただし、飼育下のハムスターは、あまり気温変化がない屋内に置かれているため、体の冬眠準備が整っていない状態で突然、行動停止に陥るため、冬眠すると逆に急激に弱っていくそうです。

　そんなわけで、冬の早朝、ハムちゃんが丸くなって動かなくなっていた時には、体やケージを人肌程度の温度で暖め、もぞもぞ動き出したらぬるい砂糖水や薄めた蜂蜜などを大量に与えて体力回復を促してやる必要があるんですが・・・。
　ハムスターを飼っている皆様の中でも、この「冬眠（擬似冬眠）」のことを知らない人は多いようで、永眠させてしまったと勘違いして、そのまま庭先で「即身仏」になってしまう個体が、結構いるそうです(^^;)。

　ちなみに、ハムちゃんが丸くならず、普通に横倒しになって動かなくなっていたときは・・・残念ながら、「永眠」なんだそうです・・・。

　なお、今日の夕方に改めて話を聞くと、同僚宅のハムちゃんは、「即身仏」になられてしまったたそうです・・・合掌・・・。