Archive for 26 April 2006

26 April

いまさら気付いた、自分の体の不思議な所。

 最近、このブログからRSSが飛ばないなあ、と思っていた件について、Linkclubから回答がありました。

 どうやら、私のブログシステムが格納されているサーバが、現在最もSPAM被害を受けているようなのですが、このSPAMの挙動として、RSSの配信元を検出して攻撃している可能性があるため、一時的にRSSの配信を停止することで、攻撃件数がどれだけ増減するかを調査中・・・ということだそうです。
 (よって、現在は同じサーバにブログシステムがあるユーザー様サイトからは、RSSが飛ばなくなっているらしい。恐らく、β版公開頃から開設している皆様がメインでは?)

 それにしても・・・そういう事だったら、事前に告知しておいてよ(^^;)。
 また何か深刻なバグが発覚したのかと思って、エキサイトする所だったじゃない?
 (ちなみに、管理者の投稿コメントが消えてしまったのは、サーバメンテ中の副作用らしい。こっちは・・・勘弁してくれよ -"-;)

 では本題です。
 もういい加減、人生経験は「おっさん」の領域になった私ですが、今頃になって、また自分の体に不思議な部分があることに気付いてしまいました。

 私の目は、ごくわずかながら、左右で色覚が異なります。
 と書くと、大袈裟に受け取って驚く人がいるかもしれませんが、本当の本当に「びみょ〜」なレベルであり、本来的にはいちいち書くほどの物でもないかもしれません。
 しかも、これに気付いたのはごく最近。具体的には、昨年夏くらいのことです。
 さらに言えば、一眼レフカメラを使い始め、ファインダー越しの世界を片目で凝視することが多かったのがきっかけだと思いますから、それがなければ死ぬまで気付かなかったかもしれません。

 私は撮影対象が昆虫メインであるため、ローアングルでファインダーを覗くのが角度的に厳しい時が良くあります。
 こういう時は利き目(右)に固執せず、左右どちらか、楽な姿勢を取れるほうの目で見るようにしています。
 写真を撮る、という作業ですから、自然、目に見えるファインダー内の風景を意識して凝視することになり(一応、両目を開いてファインダー外の状況も同時に見るようにはしていますが・・・)、それを何度か繰り返しているうちに、左右の目で、ごく微妙に色の見え方が異なっていることに気付きました。

 ただし、見え方が違うといっても、本当の本当に微妙で、自分でも意識していないと忘れてしまうレベルです。
 具体的には、お手元に画像処理ソフトとデジカメの撮影画像があれば試していただけると思いますが、右目はカラーバランスをRGBで赤を+3。左目はRGBで緑を+3程度の色合いに見えています。

 まあ、この程度のレベルですから、それぞれの条件に調整した画像を並べても、余程慣れている人でなければ本当に注意して見ないと違いがわからないレベルだと思います。
 ちなみに、健康診断で受ける色覚検査は「正常」(反対色を並べてもちゃんと知覚できるし、中間階調も余程近い色合いでなければわかる)で、今までの生活で困ったことは全然ありません。

 なお、左右の感覚に多少の違いがあるといっても、もともとヒトの体は、左右で完全に対称にはなりませんから、目のように左右に分かれた感覚器の場合、多少の感応範囲のズレはあって当然だと思います。
 自分的には、この左右の目の色覚差は、左右の手で握力が違うとか、その程度の感覚です。

 ちなみに、だだっ広い草原や雪原などで同じ場所をぐるぐる回ってしまう「リングワンデルング(リングワンダリング)」という現象は、左右の脚力が異なることから「蹴り」の強さにも差が生じ、体の進行方向が微妙に右、あるいは左にぶれるために起きる現象です(右足の力が強ければ左に。左足の力が強ければ右にぶれて行く)。
 しかし、日常生活の中ではガードレールや白線やタイルの目地など、直線の目安になる物が多くあり、進行方向のぶれを無意識に補正しているため、左右の脚力差に気付かないだけです。
 実際には、何の目標物もなく真っ直ぐ歩くことは、想像以上に難しいことだったりします(砂浜などで、足下だけを見て歩いたら、真っ直ぐ進んだつもりが大きくずれていて驚くと思う)。

 ヒトの体って、不思議なものですね。

23:21:00 | yo-ta | | TrackBacks