Archive for 13 June 2006

13 June

ボロでも頑張って生きてます。昆虫の発生期終盤によく見る姿。

 日本、黒星スタートになりましたね>W杯。

 それにしても、昨日の試合はサッカーを見る目がド素人の私から見ても、後半の最後は完全に緊張がキレて、無様としか言いようがない状態に見えましたが・・・。
 2点目と3点目の失点は、シュート練習ですか?と言いたいくらい、きれいに決まってましたしね。

 あと、全体的に前回大会の代表チームの試合と比較して、ボールを持った時の威圧感というか、そういう物が画面から伝わってこなかった気がします。
 なんか、「そこ、パス出していいよね?俺、走っていいよね?」という感じで、動きに迷いがあるというか、意思統一できていないと言うか、「前に出る」という気迫が希薄に感じました(シャレでなく)。

 まあ、残す試合は超強豪国のみ。
 結果はどうあれ、とにかく、あんな風に無様な失点をするのだけはやめて欲しい物です。

 では本題です。
 二日連続、昆虫ネタで、それが苦手な皆様には申し訳ないですが、続けます。

 季節の変わり目のシーズンになると、発生期最後くらいの昆虫達の姿を見る事ができるわけですが、いわゆる自然界の食物連鎖(食物網)の中では下位に属する生物だけに、発生期最後頃の彼らの姿は、痛々しいを通り越している場合が少なからずあります。


ボロボロのサカハチチョウ春型
ボロボロになっているサカハチチョウの春型
例えば、こんな感じ。色々な意味で、よく生きてたなあ、と思った(^^;)。
発生時期的にもかなり遅く、例年はもう、春型はいなくなっている頃だし、
これだけ派手に羽をやられるような危険に遭遇したんだし・・・。


 いやあホント、見るだけで痛々しい限りです(^^;)。
 昆虫類の、特に成虫は繁殖活動のための体力を温存しておく以外は消耗する一方の存在であるため、手足の一本、触覚の片方、羽の一部などが当たり前のように折れたり、破れたり、千切れたり・・・。

 そういう話が苦手な皆様は、既にここを読んでいないかもしれませんが(^^;)、時には体の半分が不具になるほどの重傷を負っていながら、まだ動く体だけで求愛行動を行っているような、同じ♂から見て「そこまでやるか」な奴までいたりします。
 まあ、そこまで逞しい連中だからこそ、現在の地球規模での繁栄を勝ち取ることができたのでしょう。

 というわけで、世の中では意志が弱い状態などを「虫ケラ以下」なんて言ったりしますが、その虫ケラ達が、こういう姿でも構わず平気で生きている所を見ると・・・。
 はっきり言って、ヒトは全員、虫ケラ以下でしかないなんて、そんな風に考えてしまったりもするわけです(これ以上の存在になれって、どうやればなれるのよ ^^;)。
23:54:00 | yo-ta | | TrackBacks