Archive for 23 July 2006

23 July

出かけたついでに、新発売のデジタル一眼レフ3機種を見てきた。

 今朝の起き抜けには・・・何もありませんでした(^^;)。
 そうそう何度も激痛な朝を迎えたくはありませんが(笑)、なければ無いでもの足りな・・・いや、そんな事はない(^^;)。

 では本題です。
 出かけたついでに、この7月の後半に発売になった、デジタル一眼レフカメラ3機種が店頭に並んだようなので、見てみることにしました。

 いつもの新宿西口のヨドバシカメラは、全開放状態だった一階店舗に、空調の効果を高めるためか、ガラスの覆いができていました(CO2対策?)。
 その内側のデジカメコーナーで、オレンジの派手派手なブースをまずは素通りして(笑)、PENTAXのコーナーへ。

 K100Dの値札のタグには、「今、売れています!」の文字がど〜ん、と添えられていました。
 PENTAXらしい、小振りのボディですが、持った感じはちゃんとグリップもしっかりしています。
 CanonのKiss DNでは、小さすぎて、グリップを握ると小指が余ってう〜む、と思わされたのですが、絶妙の小ささで納めている感じです。

 ただし、隣にあった*ist DL2と持ち比べると、確実に重くなっていますね(^^;)。
 いやらしい重さではないので、気にすることはないと思いますが。

 つづいて、赤いバラが目立つ(笑)LUMIXコーナーへ。
 黒地に赤バラという、違う意味でも目立つブースには、想像していたより存在感のある(直裁な表現をとれば、デカい)プレミアム一眼、LUMIX DMC-L1が鎮座しておりました・・・。
 をいをい、E-330と同じ光学系とミラーボックスを使っているんじゃなかったのか?(^^;)と言いたくなるほど存在感があり、見た目では、ひとまわりデカい、という感じがしました。
 まあ、実機を並べて比較したら、確かにほとんど変わらない大きさでしたが・・・。

 本当は試し撮りでもしたかったのですが、この時はSD不所持(ってーか、ウチではSDはU4Rにはめ殺し状態・・・)だったので果たせませんでした。
 なお、この機体は光学ファインダーが機体の左端についているためか、きき目が左目の人には使いづらい、と言われています。
 それを証明するかのように、私が手に取った段階で、液晶画面の、ちょうど左目でファインダーを見たら鼻が当たる部分には、油と思われる汚れが・・・。

 まあ、この機体に関しては、良く発売日に間に合ったなあ、という感じもあり、今、ここで触れることが奇跡な感じもありますけどね(^^;)。
 ちなみに、個人サイトでのレポートを見ると、高感度特性は大きく改善(?)されているような感じです(少なくとも、"縞々"や"グリッド"は見られなくなっている)。

 最後にオレンジ色のブースに行きましたが、ここはもう何というか、旧コニカミノルタ機のユーザーさんが次々と手に取ろうとしているような感じで、私は本当に短時間しか触らなかったので、その感想だけで言ってしまうと。
 正しくエントリー機だなあ、という感じです(値段相応。それ以上でも以下でもない)。

 何だか、この機体に対する私の評価は不当だとかなんだとか、影で色々言われているようですが、これは実際触っていただければわかるのではないかと・・・。
 あと、実機を見て&触ってみると、やはりこれはコニカミノルタの機体であり、SONYらしい部分はほとんど見えない、という気がしました。
 SONYが初めて作った、というより、コニカミノルタのカメラ部門が、最後に意地で残した、という感じの機体です。
 ですから、SONYだから、という感覚で購入すると、「らしからぬ」部分が多くあって、逆に戸惑うのではないかと思います。

 というわけで、私が思うに、今、初めて一眼レフカメラを買おうと思っている、という皆様に、一番お買い得なのはPENTAX K100Dですね。
 あとの2製品は、お互いに癖が強く、初心者の皆様には、あまりお勧めできない気がします。

 特に、SONYのオレンジの奴は、Macユーザーの皆様は、特典サービスが一切受けられない(画像処理ソフト等の優待価格キャンペーンがWindows対応のみ。ついてくる付属ソフトも、Raw現像以外は全部Windows版)という扱いなので、手を出す理由がないと思った方がよいと思います。
 カメラ誌内をはじめ、色々な場所で「さすがSONY!」みたいに持ち上げられていますけど、同じだけの対価を払う顧客に対し、ここまであからさまな差別をつけるメーカーの姿勢と、それについて言及しない報道機関の姿勢を、私は本気で理解できません(機体は悪くないのにね)。

22:56:56 | yo-ta | | TrackBacks