Archive for 23 August 2006

23 August

オリンパスも、デジカメにCCDシフト式手ぶれ補正を搭載しましたね!

 チャリンコが大家さんに片付けられてしまった、という話を、元フルマラソンランナーにして、現在トライアスリートという鉄人な先輩に話した所、「俺の使ってるロードレーサーを安く譲ってやろうか?」という話を持ちかけられました。
 いくらぐらいで?と聞くと、返ってきた返事は、

 「そうだな〜。色々いじってあるけど、そこそこ稼働してるから・・・どノーマル定価の半額で、8万くらいでいいよ」

 ・・・すんません、色々カスタムしまくったレーサーの価格としては、確かに破格値だと思いますが、普段乗りのチャリと考えたら高いっす・・・。

 ちなみに参考価格を示しておきますと、その先輩はレーサーの新しいモデルに一目惚れしてしまったため、現在、カスタムパーツ諸々含めて30万ほどの買い換えを検討しているとか・・・(どぇええ〜い ^^;)。

 では、金銭感覚が破壊されそうな話はそこまでにして、本題です。
 デジカメ界では今、24日にキヤノンから新しいデジタル一眼レフが発表される!という噂で燃え上がっています。
 まあ、ベストセラーモデルのKiss Digitalの三代目ですし、どうやらオリンパス(パナソニック)同様、超音波振動によるセンサーのゴミとり機構も載せてくるような噂が流れていますし、破壊力は抜群のネタですからね(^^;)。

 その影で、オリンパスからCCDシフト式手ぶれ補正を搭載したコンパクトデジカメが発表されました。
 ちょっと地味ですが、これはこれで注目を集めているネタになっています。

 オリンパス デジタルカメラ μ750(オリンパスの製品紹介ページ)

 同時にいくつか、コンパクトデジカメが発表されていますが、CCDシフト式手ぶれ補正が搭載されているのはこの機種のみのようです。
 オリンパスにしてみれば、これは実用上では新技術ですから、まずはテストヘッド機種として、売れ筋の薄型コンパクト機に載せてきたのでしょう。

 機構としては、ジャイロセンサーでぶれ幅を検出し、信号をCPUで処理した後、アクチュエーターに伝達してCCDをシフトさせる方式のようです。
 以前、ウチでもちらっと話題にした、エレクトレット制御式のシステムで考えられていた機構が、ちょっとアレンジされて適用されているようですね。

 ただし、ジャイロセンサー部分は、(何となくですが)デジタル一眼レフで技術提携を結んでいるパナソニックのLUMIXシリーズに使用されている物のような気がしなくもないですね。
 まあ、LUMIXシリーズは光学補正(補正用のレンズをシフトさせる形式。CCDは固定)であるのに対し、CCDシフト式に応用してきた所が、オリンパスらしいという感じですが。

 そして、オリンパスもこういうシステムを作れる技術を外に示したという事は・・・。
 次期デジタル一眼レフは、ボディ内手ぶれ補正を搭載する、という噂が、いよいよ現実味を帯びてきた気がします。

 ただし、コンパクトでできたからと言って、撮像素子が比較にならないほどデカい一眼レフにもすぐ使える、というわけではないですからね(それに特化した大型の機構を開発し、ソフト的にベストのチューニングが必要になるから)。
 近々に発表、発売されるとの噂のあるE-500系後継機は搭載見送りで、来春と噂されているフラグシップで初搭載、というのがセオリーかと私は思います。

 ・・・しかし・・・。
 この機体、シャッタースピード換算で何段分の補正が可能か、という目安数値が示されていないのが、何か気になるなあ・・・(^^;)。
23:57:00 | yo-ta | | TrackBacks