Archive for September 2007

06 September

色々新製品!だけど、ソニーのデジタル一眼レフは・・・?

 皆様ご存知の通り、ただいま、台風が関東地方に近付いてきています!
 現段階の私的被害。

 傘2本。

 では本題です。
 今日は、色々新製品発表のニュースで賑やかでした。

 Macユーザー的には、新しいiPodファミリーの発表が嬉しかったですね!
 我が家の初代miniは、もう毎日充電状態までバッテリーがヘタッっているので、新ファミリーにリプレースしてもいいかもしれないです(電池交換、意外に高いからなぁ)。

 そして、デジタル一眼レフの世界では、噂通りソニーから中級機が発表されました。

 ソニー、1,224万画素CMOSの中級デジタル一眼「α700」(デジカメWatch)

 デジタル一眼レフカメラ"α700"発売(ソニーのニュースリリース)

 最近のデジタル一眼レフのトレンドであるボディ内手ぶれ補正は、さすが(元を正せば)本家本元らしく、きちんと搭載してきました。

 ・・・が・・・。

 う〜ん、何か、申し訳ないですが、その他がほとんどパッとしないのはどうしてなんだろう・・・。

 中級機、ということは、2強でいえば、Nikon D300とCanon 40Dの対抗馬となるのだと思いますが、このクラスでは標準搭載となってしまったライブビューはなし。
 ゴミとりは、手ぶれ補正の振動でセンサーからゴミをふるい落とす方式を採用しているのは前機種と同じ(プラシーボ効果にもならん、という"けんもほろろ"な評価が海外サイトで出ている・・・)。
 AFポイントは11点ですが、クロスセンサーは中央のみ。

 そして、CFスロットとともに、ソニー製品ゆえに仕方がないとは言え、多くの人にはあまり関係がないと思われる、メモリースティックDuoスロットを同時搭載・・・。

 何というか、確かに初号機からの進化は見られるものの、「これ!」という決め手が見えないというか何というか。
 確かに、これが春発表・発売ならば、そこそこ目を引いた機種になったかもしれませんが、2強の新世代中級機が想像以上のスペックで出てきてしまったことから、妙に特徴のないカメラに感じられるようになってしまいました。

 ちなみに、11月16日発売予定で、価格はオープンプライスですが、店頭予想価格は18万円前後とのこと。
 Nikon D300(11月発売予定)の店頭予想価格が23万円で、Canon 40Dがボディのみ15万円前後で発売中という事を考えたら・・・微妙な価格設定だ・・・。
 これ以外に隠し球機能がないのであれば、現段階をスタートラインとしたら、余程ソニーというメーカーに思い入れがなかったら、2強製品に流れますよね、普通・・・(頑張ってNikonか、お手軽にCanonという感じだ)。

 何となく、なのですが、ソニーはやはり、αマウントの引き継ぎよりも、自らの「ソニー規格」を打ち出して、いい意味での「やりたい放題!」を目指した方が、面白い製品が出来たのではないでしょうか?

23:57:00 | yo-ta | | TrackBacks