Archive for 04 March 2007

04 March

自転車用バックミラーを試してみた

 今週末も今週末とて、休日出勤だったのですが。
 暖かくなったためか、色々生き物が動き出したようで、休日出勤のために自転車で走っていると、何回か体に虫が当たるパシパシという音がしました。

 で、何と今日は、飛んでいた虫がヘルメットのベンチレーション(通気口)を直撃!

 暖かいとはいえ、昆虫の活発な活動を促すほどではなかったため、まだ機敏に動けない虫は、その穴から脱出できずにもがくもがく(^^;)。
 かくいう私は長〜い下り坂を走行中で、かなりスピードが出るのでハンドルから手を放せない上に、都内の道は車通りが多く、すぐ止まれる場所も無いので、髪の間で虫がうぞうぞ動くのを感じながら、次の交差点が赤信号である事を祈って前進を続けたのでした・・・。

 では本題です。
 以前は毎週単位で、「こんな物、買っちまったぜ」という報告を上げていましたが、さすがに最近は色々いじり倒すのも一段落・・・というか、本業が多忙期でそんな事をしていられない、という状況なため、しばらくご無沙汰していた「買っちまったぜ」ネタです。
 今回の、買っちまったぜ!なアイテムはこれです。


いわゆるバックミラー。
Zefal サイクロップ・バーエンドミラー
後方視野確認支援アイテム。平たく言えば、バックミラー。


 都内の道路を走る時(私はそこそこ高速で走るため、基本的に車道走行)は、路駐車両を避けたり、トロトロ走行中のママチャリを避けたりするのに、どうしても車線の中心にまで車体を寄せないといけません。
 そんな時は、もちろん後方確認が必要なのですが、何度も首を後ろに曲げていると、その間にどうしても蛇行してしまったり、バランスを崩し易くなったりして危険を伴う場合があるため、後方確認用のミラーを装着する事にしました。

 バーエンドに押し込むタイプのミラーで、横にちょっと突き出しますが、折り畳む事もできるので、狭い隙間を抜ける時も、それほどハンドル幅を気にする事無く運転できます(ただし、折り畳んでも2cmほど余計に突き出すので注意)。
 サイクロップというだけあって、鏡面は凸面になっていて、そこそこ広い範囲を視認可能ですが、遠近感は遠目に見えるようにデフォルメされてしまいます。

 つまり、このミラーをつければ後方確認はミラーだけでOK、ではなく。
 チラ見で車が背後にいるかどうかを確認し、車の姿が見えたら、自分の目で距離感を確認する、というのが正しい使い方になるでしょう。
 まあつまり、バイクや自動車のサイドミラーと同じ使い方をすれば良い、という事です。


ハンドルを前面から
(クリックすると画像拡大)
フラットバーであれば、装着はプラモを作るより簡単。
折り畳みのヒンジは180度動くとともに、ミラー部は360度回転できるので、
角度調整はかなり自由にできる。

それにしても、最近、何だかゴテゴテと色々な物が付加されて、
最初の状態が想像できなくなってきたなあ(^^;)。
そろそろ、「やり過ぎ」レベルに到達したかもしれない・・・。


 なお、路面が荒れた場所では、振動でミラーの角度がずれてしまうため、自分で装着する場合でも、店で行ってもらう場合でも、ミラー本体を止めるヒンジ(蝶番)部のネジは、きつめに締めるようにした方が良いでしょう。
 私は最初、ネジ止めを緩くしすぎていたため、パタパタ倒れて後方確認どころではありませんでした(かなり思い切り締め付けて、やっと実用に足るようになった)。

 なお、私は輪行袋への収まり易さを考えて、折り畳みのヒンジは上下方向に設定していますが、走行中に何かに引っ掛けてしまう可能性を考えたら、前後に設定する方が良いかもしれません。
 この辺りは、各自の車体の特性と、個人の乗り方に応じて決めて頂いた方がいいでしょう。

 ちなみに、気になるお値段は、購入時は販売店で特価扱いになっていて、1,200円でした・・・。
 これで、ある程度の安全が買えるのですから、安いもんです。

21:37:27 | yo-ta | | TrackBacks