Archive for 10 April 2007

10 April

自転車で痩せているっぽい人(爆)

 新しい年度になったら楽になるかと思いきや、新規に舞い込む案件数が例年になく絶好調で多いためか、この時点でかなり手が足りない状況に陥りつつあります(本来「喜」だが、気分的に「泣」だ ^^;)。

 現在の担当案件数は、とりあえず予算上、半年以上、食い扶持に困らない計算ですが・・・そういう事より何より、私は1週間ほど何もせずに、静かに仕事のレイオフ(長期クールダウンのことで、一時解雇のことでないですよ?>会社関係者 ^^;)を満喫したい気分です。

 では、悲哀はそこまでにして本題です。
 書店に並んだ自転車関係の書籍を見ると、サイクリングの楽しさや、小難しいメンテナンス等の話題とともに、ダイエット効果について述べた書籍がかなりの数、あることに気付かれると思います(明らかに、他のスポーツより前面に出ている)。
 その中でも、実体験をもとにストレートにダイエット効果を書いてあるのが、SF作家の高千穂遙さんの著作、「自転車で痩せた人」ですが、「たかが自転車で、本当にそんなに痩せるのか?」と思われる方も多いでしょう。

 私の体験で言えば・・・痩せ・・・ているっぽいです(笑:後半に詳述)。

 まあとにかく、多くのツーキニスト(自転車通勤者)の皆様が、「自転車で痩せた」という報告をWebに上げている所を見ても、個人差はもちろんあれど、確かにダイエット効果があると考えてよいでしょう(ちなみに言っておくと、このネタで言う自転車は「ママチャリ」でなく、いわゆるスポーツ自転車のこと)。

 なお、近年、特に都内で急増中のツーキニストの皆様は、以前のような「満員電車回避型」「交通費節約型」から、「健康管理型」に動機がシフトしてきている、という話を聞くこともあります。
 通勤に自転車を使用し、それなりに長時間、負荷をかける形で体を動かすことにより、いわゆる「メタボリックシンドローム」の防止あるいは脱出を図る、という考え方ですね。

 かく言う私も、ここ数年間の健康診断の結果を並べたら、メタボに向かってダウンヒルだぜっ!という状況です。

 ・・・と、そんな事を自慢してどうする、と言われるかと思いますが、本当に、大マジで、自分でもあまりに見事な下り坂なので、逆に感心してしまいます(←するな!)。
 ちなみにこのブログ、チャリの話題が多くなる前は、登山だの長距離歩行だのの話題が主体でしたから、皆様は私がどんな体型だと想像していたかわかりませんが、実際にはSmartCog KOMAMobiky Geniusや、STRIDA等の極小径車にまたがったら、ほぼ間違いなく「サーカスのクマさん」になるか、問答無用で「頑張れ自転車!負けるな自転車!」の声援が飛んできそうな体です(^^;)。

 ・・・まあ、STRIDAはその独特な車体形状ゆえに、誰もが「クマ化」できる車体として有名ですが・・・(運転者がフレームに、"しがみついている"ように見えるからね・・・)。

 とにかく、昨年の(ちょうど今頃に受けた)健康診断の結果なんて、体重も体脂肪率も、血液の各種数値も、見事にDEFCON1()でした。
 しかし、春になり、登山シーズンに入ったので、その後は運動もするようになるから解消するだろ、と思っていたものの、本業がシャレにならない状況に追い込まれ、そんな時間が取れなくなってしまい・・・。

 その後、7月頭頃までの間、会う人、会う人に「太った?」と聞かれる上に、気温が高くなるシーズンだけに、ちょっと歩く程度のことでも億劫になるくらい、体重の急増を感じるようになり・・・。

 さすがにこのままだとヤバいと思い、少しでも体を動かす手段として「休日だけでも自転車通勤」することを考え、BSモールトンを購入したのが、昨年の夏の終わりごろ。
 その後の自転車どっぷりな状況は、このブログを見ている皆様にはご存知のとおりかと思いますが(^^;)、BSモールトンで本格的に走りこみはじめた10月から約半年が過ぎ。

 本日、DEFCON1だらけの昨年に引き続き、健康診断を受けてきたわけですが・・・。

 とりあえず、現段階で昨年比、体重4.5kg減、体脂肪率1.3%減という数字が出ています。

 この変化には、私もびっくりしましたが、問診を受けた担当医も信じられん、という感じで目を丸くしていました。
 「何か運動しているのか?」と聞かれたので、「最近はスポーツ自転車に乗っています」と答えると、「あ〜、なるほどね〜」と物凄く納得しておられましたが(^^;)、とりあえず、今のこの数字変化からは、血液のデータ(こちらは1週間待ち)も改善が期待できるとの事。

 また、年間4.0kg程度の減量ペースというのは、なかなか理想的な体重減少傾向だとのことで、今後も今と同じ程度の負荷の運動を地道に続ければ、「メタボ予備軍」から脱却できる日もそう遠くないでしょう、とのことでした(今のペース以上、急激に体重を落とすと、栄養不足で飢餓状態に落ち、ちょっとした事でリバウンドする体になってしまう可能性が高いらしい。短期プログラムのダイエットが軒並みリバウンドでぶち壊しになって終わるのは、そういう理由だとか)。

 というわけで、このまま各種数値が健常値に向かうカーブを描き続けてくれるなら、私も高千穂さんが実感を込めて曰くの、「自転車は凄い!」という言葉を、自分の体験から感じられる日が来るかもしれません!

 もっとも、昨年のデータ自体が、人生最大質量を誇っていた時期(数字はとても公開できない ^^;)であり、これでやっと2年前同等に戻っただけですし、血液の各種データ数値がまだ出ていませんから、まだまだ油断できませんけどね(^^;)。

 というわけで、今後も週末の運動(登山&サイクリング)+NO残業デーの夜の自転車を、可能な限りのペースで続けていこうと思います。

 しかし、負荷のかけ過ぎには十分、注意するように言われました(^^;)。
 飢餓状態に落ちてからリバウンドすると、一気に昨年以上の体重に膨れ上がるそうなので・・・(健康維持のためには、「休む」のも大事)。

)DEFCON
 「デフコン」と発音。ディフェンス・コンディション(Defence Condition)の略。
 アメリカ国防省では5段階に分けられており、5が完全な平時で、1は完全な即時交戦体勢。

 血液検査の結果がDEFCON1とは、つまり、血液の各種データのほとんどが異常値レベルだったということ・・・(昨年段階で、このまま行くと、間違いなく脂肪肝と糖尿病を発症すると脅された・・・ははは:乾)。

23:21:00 | yo-ta | | TrackBacks