Archive for 29 April 2007

29 April

今日はサイコンのテストの日。

 さて、週末休日の自転車ネタと来たら、長文、というお約束があるこのサイトですが。
 今日も激しく長文です(^^;)。

 というわけで、早速いってみましょう!

 では本題です。
 昨日、BSモールトンに装着したサイクルコンピュータ(サイコン)のテストを兼ねて、またまた多摩サイを走ってきました。

 今回は、前回が上流への走行だったので、下流側。
 それも、前回は走っていない左岸側(東京都側)の河口を目指そうと思い、出発しました。
 自宅から多摩サイへの最短到達位置が、サイクルロードの全延長のちょうど真ん中付近(狛江ダート辺り)だからこそできる、コース取り(^^;)。

 ただし、左岸側は狛江ダート〜世田谷のボヨボヨ舗装区間を抜けると、その先は堤外地の超長距離ダート(二子玉川の下流から丸子橋辺りまで)になるので、下るのは主に右岸の川崎側。
 途中、多摩川大橋で左岸に出て、そこからは大田区側を走る事にしました。


サイコン
それはさておき、これが装着したサイコン、CATEYE CC-MC100W
コンパクトな無線式サイコンで、取り付けはヒジョーに簡単。
グリップを抜いたり差したりするより楽。


 このサイコンは、走行速度と走行距離、走行時間の計測、最高速度と総積算移動距離のメモリー機能を備えています。
 また、車輪の周長を2種類、設定できるため、2台まで対応が可能です(計測センサーは別に必要。2台で使うなら、センサーだけもうワンセット必要になる)。

 センサーはフロントフォークに装着し、回転子のマグネットをスポークに取り付け、マグネットがセンサー前を通過する回数をもとに、速度と走行距離を計算する仕組みになっているようです。
 走り始めると、早速速度の数値がクイクイっと上がって行き、「お、ちゃんと動いてるな!」という満足感が湧いてきました・・・が・・・。

 走りはじめてすぐ、ちょっと軽めにこいだだけで、速度表示が簡単に20km/hに到達(^^;)。
 そこからさらに加速するには、結構、力を込めてこぐ必要がありますが、一般軽快車(ママチャリ)の巡航速度(10〜15km/h)をあっさりと越えてしまった事に、改めて驚かされました。
 と同時に、今まで、歩道上で徐行・・・と思いつつ、軽〜くこいでるつもりで、20km/hくらいで走っていた可能性を考えたら、かなり恐怖が・・・(--;)。

 うわ、マジで凶器にもなる乗り物に乗ってるんだな、と、改めて実感させられました。
 小径車だからって、ナメたらあかん!

 まあとにかく、多摩サイ名物の距離標(1.0km間隔で「河口から●km」の表示がある)をもとに走行距離を確認した所、どうやら周長の設定は間違っていないようでした。


羽田空港を遠望
というわけで、辿り着いた羽田。
ここから先は、地下トンネルを抜けて羽田空港のターミナル前に出るらしいが、
そんな所に行ってもしょうがないので、ここから引き返した。

ちなみに、河口標識(0m点)のある位置は立ち入り禁止らしく、
かなり広域がフェンスで囲われていた。



大鳥居
もちろん、途中の大鳥居(羽田名物)はちゃんと見てきた。
この鳥居、取り壊そうとするたびに祟りがあった、
という都市伝説があるが、実際には地元の強い要望で保存・移設された物らしい。

説明板によると、この辺りは米軍駐留時に接収され、
住民の強制退去が行われたあと、集落もろとも更地にされたらしい。
そして、往時を偲ばせる物は、この大鳥居だけになっているため、
保存の要望が強かったらしい。



多摩湖への道ではなく、多摩サイである。
んで、大田区区間で辟易したのが、この車止めの数。
六郷水門から大師橋までの間、総延長1kmほどの区間に、
数十メートルほどの間隔で、本当に何重にも設置されている。

区間は短いが、密度は「自転車を通せんぼするサイクルロード」こと、
多摩湖自転車道よりもわけが悪い。
何とかならないのか?これ・・・。


 とまあ、そんな背景はさておき、今日走ってみた結果、私の標準的な巡航速度は27.5〜28.0km/h(平坦地での数値)位のようです。
 標準巡航速度で軽快(私基準)に飛ばしていると、ママチャリや(一部の)MTBよりも先に出る事ができますが、ロードの皆様には抜かれまくりです(^^;)。
 ・・・ロードの皆さん、一体、何キロで走ってるんですか?(ま、多分、30〜35km/hくらいだと思うけど・・・)

 で、一応、今日のMaxスピードは41.7km/hでしたが、これは多摩サイに向かうまでの間にある、野川という川に向かって、一気に駆け下る場所で記録した物であり、足でこいでのMaxは、記憶している限り、32.4km/h(弱っ! ^^;)。
 これが登り坂になると、簡単に10km/hまで落ちますし、Maxを記録した急坂を逆に登った時の速度は、4km/h・・・。
 ちなみに、その坂の長さに耐えきれずに降りて押したら、6km/hでした()。弱すぎっ! (^^;)。

 まあ、私はレースやってるわけではないので、あまり高速を出す事には執着していませんが、速く移動できた方が、行動半径が広がって良さげではありますよね。

 なお、本日の行程ですが・・・。

 7時45分頃自宅を出て、羽田到着はまだ朝の9時過ぎ(大爆)。
 さすがに走り足りない度がMaxだったので、再度上流に向かい、登戸茶屋前で昼食(11:00)。
 その後、さらに上流に向かい、中央高速の先の運動場で折り返して戻ってきました。

 で、自宅に到着したのが14時頃。
 走行距離はトータルで102.06kmになっていました。


走行距離 最高速度
はい、これが証拠。
左が積算距離で、右が今日の走行中の最高速度。
液晶画面下側に、102.06および41.7という数字があるが、
これが積算走行距離および最高速度になる。


 この距離・・・テストとしては、走り過ぎ?(^^;)

 なお、無線式サイコンにつきものの、ノイズによる様々な障害に関しては・・・。
 上流に向かって遡上中、狛江ダートを抜けた先、調布区間の入口、河口から25km付近で、急に速度表示がゼロになり、センサーの感応がまったくない範囲がありました。
 ちょっとググってみたら、この場所では他の方も、速度が130km/hになった(ありえん ^^;)とか、勝手にリセットされたとか、様々な障害が起きているようです。

 ここは、頭上を高圧線が通っているため、そのスパークでノイズが発生しているのでしょうか?

18:38:55 | yo-ta | | TrackBacks