Archive for 30 April 2007

30 April

今日は案内役で走りました。

 多摩サイ走行中に本当にあった話。

 巡航中、突然、目の前でMTBがバニーホップ!
 しかし着地に失敗して落車!(痛っ!!)

 ・・・頼むから、ルート上でなく、芝生広場でやってくれ〜(^^;)。
 もうちょっとで轢くところだったぞ〜。

 では本題です。
 3日続けて自転車ネタですが(^^;)、今日も多摩サイでした。

 とはいっても、今日は「走り込むぜっ!」という日ではなく、連休前にクロスバイクを買った知り合いの案内役で走っただけです。
 購入してから、走りたくてウズウズしていたらしく、「どこか、初心者でも安心して長距離走れる場所を知らないか?」と聞かれたのが、そもそもの経緯でした。

 ちなみに、知り合いは府中市の北の端の方に在住。
 この条件で長距離、安心して自転車に乗れる場所と言えば、東京のサイクリストの皆様なら「多摩サイ」という答えになるでしょうね(^^;)。
 (多摩湖自転車道という選択肢もあるが、車止めで新品の車体に傷をつけたら・・・)

 それにしても、たかだか経験半年で、まだまだ若葉マークの私が、同じく初心者に有効な指導ができるかどうか・・・。
 しかも、こっちは昨日の100kmサイクリングの疲労が抜け切らず(これは私の責任 ^^;)、足が"売り切れ"気味なのに・・・。

 という心配をよそに、関戸橋で朝9時に待ち合わせ。
 私は自走で到着しましたが、知り合いの方は、前夜に「自転車を車に積む方法、教えれ」という電話があったので、多分そうだと思っていましたが、案の定、奥様運転のミニバンで登場。
 前輪を外した状態で運ばれてきたのは、ジャイアントのESCAPE R3(シルバー)でした。

 ・・・ま、確かに走りたくなるよね、こういう車体を買っちゃったなら(わかるぞ〜、その気持ち)。
 それにしても、SRAMのコンポ(前3、後8の24段)って、間近で見るのは初めてでした。
 自分の車体はSHIMANOのCapreoですし、ローディーな先輩(以降、R先輩)はSHIMANOに惚れ込んでいる(現在、全てをULTEGRAで組んでいる)ので、SHIMANOのコンポなら見慣れていたのですが・・・。

 とコアな会話をしている間に、知り合い(以降、H氏)が前輪装着終了、と言うので見てみたら、回転方向が逆()。
 ありがちな失敗を修正し、クイックレリーズの締まり具合を確認後、関戸橋から調布・府中区間の終点まで(往復で20kmを目安に設定)を流す事にしました。

 では、軽めに回して出発ー!と思ったら、15分後、バックミラーの中にH氏の姿はナシ。減速して後方をうかがうと、数台ほど抜かれたあとにH氏の姿登場。

H氏「はえーぞ!」
私 「悪い、オレの中では軽く走った"つもり"だった」

 その、"つもり"が30キロだったというオチ・・・(爆)。
 まだママチャリフォームが抜けていない初心者には、この速度はキツいですな(^^;)。

 まあしかし、私もR先輩と走った時(12/3日&2/11日)は、容赦なく置いて行かれたものですが・・・(アチラは35km/hでの巡航もこなすヒト。あっという間に視界から消えた)。
 というわけで、速度15〜18km/hのゆるポタ速度で仕切り直し、走行再開。

 しばらく走ると、H氏もペースを掴みはじめたので先頭を交代してもらうと・・・ありがちな話で、フロントミドルで一番重い段を、土踏まずでベタ踏みしている(^^;)。
 今日は夏日を記録したそうですが、午前中から既に気温が高かったので、これでは早々にバテるでしょう。

 というわけで、稲城大橋の所にある休憩所に緊急停止。
 既に汗だくのH氏に、R先輩の受け売りで高ケイデンス走法について説明するとともに、ペダルを踏む位置を拇指丘(親指の付け根)に変えるようにアドバイス。
 ついでに、サドルのポジションを「両足べた付」からスポーツポジション(両足爪先ツン立ち)に変更し、ペダリングが軽くなる事を実感してもらいました。

 ちなみに、サイコンをつけてからわかりましたが、無理に重めの段をグイ踏みするより、軽めの段をクルクル回した方が、0.5〜1km/hほど速度を稼げます。
 筋肉疲労の度合いを考えたら、クルクル回した方がずっと効率が良い、というのは、確かな話のようです(運動量が上がるためか、心肺機能にはガツンと響きますが・・・)。

 再々度の仕切り直しで出発する寸前に、気になっていた事を聞いてみました。

私 「ところで、自転車の事なら、経験半年のオレよりR先輩(経験10年ほど)に聞いた方がよかったんじゃね?」
H氏「あんな化物じみた体力の人に教わったら、死ぬ」

 ・・・私はその化物(フルマラソンを3時間で走り、初めて出走したハーフのトライアスロンで上位に入賞した)に、いきなり40キロをケイデンス80で走らされたんだけどね(^^;)。
 それ以前は私も重い段をベタ踏みで、休憩間隔が極端に短いというペースで走っていた(そうでもしないと、太腿と膝が筋肉疲労で痛く、走れなくなっていた。しかし、それは膝を壊し易く、危険な走り方だったのだとか)ので、いきなり長距離を休憩なしの高速回転で走らされ、マジで死ぬかと思いましたとも(いやホントに)。

 とにかく、再々出発後は、H氏に、意識して軽い段に設定し、少なくとも私のペダルの回転と同じくらいは回すように指示。
 普段は30分もかからずに走ってしまう関戸橋〜狛江ダートの少し手前までを45分ほどかけて走り、折り返し後は多摩河原橋のすぐ下流の公園(多摩川原橋下流のスロープを登った所にある。すぐ近くに自販機もあり)で休憩。

 その後は、「飛ばすから、できるだけついてこーい!」と指示して、私の普段通りのペースで走ってみましたが、この頃になると、H氏もそこそこ走れるようになっていたみたいで、結構いいペースで追走してきました。
 しかし、関戸橋に着いて、ペダルを降りた瞬間に膝が笑っていたようですが・・・。

 この時点で、ちょうど正午頃。
 H氏は自走で帰る、との事だったので、(ノーヘルだった事もあり)無理せず歩道を徐行するようアドバイスして別れ、私は走行中に会社の休日出勤組からSOSメールが入っていた(怒)ので、会社に飛びました・・・(くそう、連休だってのに・・・)。

23:28:07 | yo-ta | | TrackBacks