Archive for 14 May 2007

14 May

「ブレーキなし。問題アリ」だそうです。

 最近、自転車ネタばかり続いていますが、その理由は興味の軸足の位置がそっちにある、というわけでなく、デジカメ系の話題が、今の時期は毎年、氷河期だというのが正確な理由です(^^;)。

 去年の今頃のネタを見たら、どうでもいいニュースにツッコミ入れてるようなものばかりですしね(^^;)(^^;)(^^;)。

 では本題です。

 最近、残業前の食事タイムの一時外出中に、コンビニでの漫画雑誌(大体、週に3誌ほど)の立ち読みが日課になりつつあります(^^;)。
 っつーか、各誌、私の興味を引く漫画が1〜2編くらいしかなくて、買うにはとてももったいないけど、読まないと続きが気になると言う・・・。

 まあコンビニの人から見たら、迷惑な客でしょうが、ちゃんとドリンクとサプリで雑誌以上の金を落として行ってますから・・・ね(^^;)。

 そんなわけで、今回気になった漫画は、以前もちょっと紹介した漫画ですが、隔週刊の「ヤングキング」誌連載の、「並木橋通りアオバ自転車店」という作品について。
 現在店頭に出ている号では、なんと、あの「ノーブレーキピスト」を題材にしています。

 これは以前、私の所のネタでも取り上げたとおり、ファッション誌のイメージばかりが先行した形で、こんな特殊すぎる自転車に乗る若者が増えていることを、自転車乗り&自転車業界全体が危惧している状況にあります。

 そして今回、取り上げられた話の副題が、「ブレーキなし。問題アリ。」

 ・・・う〜ん、まともに某スポーツ用品メーカーに喧嘩を売ってるようで(^^;)、ちょっとやり過ぎに見えなくもないです。
 しかし、自転車愛好家として、漫画界で右に出る人は恐らくいないと言われるほどの作者さんですから、許せなかったのでしょうね、あの広告は(それを揶揄したカットもありました。やはり本気で怒ってるんだな・・・)。

 という訳で、漫画の内容に関しては、興味のある方は実際に読んで頂くとしましょう(日本自転車振興会だったか?とにかく競輪の元締め団体の監修を受けたそうで、至って真面目な内容です)。
 自転車乗りの端くれとしても、やはり考えさせられますね。「他人の命を危険にさらして云々」のセリフとかは、自分の車体も、十分、凶器になりうることを考えたら、特に。

 あ、そうそう、ヤングキング誌は青年誌で、「アオバ」以外はほとんど、ヤンキーものかエロもの(よくぞまあ、ここまで集めたな、同じようなものばっか・・・)なので、巻末掲載の「アオバ」だけ読むことをお勧めします(あとは、各々好きずきでどうぞってことで・・・)。

 それにしても、この漫画、以前はブリヂストンサイクルの全面協力のもと、現在よく広告に出ている1万円の「激安」自転車がどれだけ危険かをネタにしたばかりです。
 JISに示された最低基準さえ満足すればいい、という観点で、1〜2年持てば御の字程度の強度で作られている激安自転車と、21万回という、気の遠くなる回数の衝撃試験や、酸性雨の16倍の強酸の霧に晒し、それに耐え抜いて初めて製品として産み出される、国産自転車。
 価格差は倍半分〜三倍差だったとして、皆さんは買うとしたら、どっちを選びますか?というのがネタの概要。

 まあ、私はおかげで、自分の乗っている車体が、恐ろしいほどの強度試験に耐え抜いた、とっても頑丈な奴(ブリヂストンサイクル製だもんね ^^;)だと理解できて、安心して「よ〜し、今日もアベレージ20km/hで2時間走、いってみよ〜!」って気分になれましたが、それでも「激安」を選ぶ人は多いんでしょうね・・・。
 でも、立ちコギ中にペダルが折れたら?段差越えでフレームがひん曲がったら?下り坂でブレーキが効かなかったら?(実際、そんな事故が最近多発してるそうです)

 とはいえ、私は多摩サイで「右に出ます」の手信号を出そうとして、追い越し中のローディーに、もうちょっとで水平チョップかますところだったと言う、かなりヤバい奴です(^^;)。
 (わざとじゃないっす!ミラーの死角だったんで、気付かなかった・・・って、肉眼で見ろ!というご指摘は、ごもっとも過ぎて返す言葉もないですが・・・)

 多分、乗り馴れた皆様から見れば、「コイツ、アブねぇなぁ・・・」という所だらけで、そんな奴が安全を語ってどうする!というツッコミは多々あるかと思いますが・・・。
 (という訳で、多摩サイで危なっかしい走りをする青いBSモールトンを見かけたら、遠慮なく「ちゃんとしやがれ!ボケッ!」と怒って下さいませ)。

23:58:00 | yo-ta | | TrackBacks