Archive for 20 May 2007

20 May

多摩川サイクルロード(多摩サイ)の海側終点、浮島町公園へ。

 最近、何だか週末にやることが登山から自転車に変わってしまっていますが(^^;)、これはもう、休日も仕事のローテーションにいれないとこなせない&朝起きれない(爆)というダブルパンチによる結果です。
 昨年は、これで「寝るか会社に行くか」という変な週末を送った結果、生涯最大質量になってしまったので、少しでもそれを解消するためには、やはり午後遅くからの行動でも十分な運動ができるような「何か」を見つけないとダメですね。

 という訳で、私の場合はそれが「自転車」だった、という訳です。
 ちなみに、本日の走行距離はサイコン上で80km也(走行時間は10時〜15時くらい)。

 では本題です。
 前段でも書いた通り、今日は(も)自転車にまたがって多摩川サイクルロード(通称:多摩サイ)へ。
 先週が上流への旅だったので、今週は下流に向かって走りました。

 いつもの通り、自宅から出発して多摩川水道橋(河口から約23km付近)へ。
 この時点で16km走っている訳ですが、以前はこんな距離を自転車で走ることになるとは、まったく思っていませんでしたね・・・。
 多摩川って、ものすごく遠い場所のように考えていましたが、実は、現在の居所と同じ区内というのが、なかなか(^^;)。

 多摩サイに出ると、日差しは既に真夏と言って良いほど強く、クリアレンズのアイウェアでは、メットにバイザーがなければ、恐らく眩し過ぎてまともに前方を見るのも辛いでしょう。
 ここからは、上流行きと違って、右岸に左岸にあっちこっちの橋を渡り返しながらの進行になります(上流行きの場合は、調布スロープで多摩サイに乗り、左岸Onlyで行ける)。

 今日は浮島町公園が目的地なので、新六郷橋(河口から6km付近)で右岸に渡ってその先を下流に走りましたが・・・川崎河港水門の先で、なぜかゴミ収集車と鉢合わせ!
 堤防上の道は幅が狭く、逃げ場がなさそうだったので、堤内地側の一段低くなった場所に退避し、やり過ごしましたが・・・何であんなところをゴミ収集車が走ってたんだろ(^^;)。やっぱ工場関係かな?

 とりあえず、無事にすれ違えたので、河口から2km付近の砂利スロープを降りて堤防を逸れ、産業道路(首都高の高架が併設された国道)沿いを走り、東京湾に突き出した埋め立て地の上へと進みます。
 地理上で、海に3kmほど突き出した先にある浮島町公園に着いたのは、ほぼ正午頃。今日も頭上を沢山の飛行機が、羽田から(へ)と離着陸していました。


浮島町公園の風車
そんな訳で、浮島町公園の風車の丘の上から見た空。
風力発電の風車が3基ほど立つ小高い丘のすぐ北側上空を、
羽田離発着便がゴウゴウと音を立てながら飛んで行く。
すぐ目の前が空港なので、なかなか迫力がある風景だ。



アクアライン換気塔方面
浮島町公園からは、川崎浮島JCTと、
アクアラインの海底トンネル部の換気塔が見えている。
この先には海しかない。


見かけないマークの機体
羽田の発着便は赤い尾翼青い尾翼がほとんどだが、
たま〜に、こういう変わり種も飛んで行く。
(クリックすると拡大)

しかし・・・どこの会社の機体なんだろ、これ?
(私は初めて見るんだけど・・・)


 昼食をとり、休憩後は今来た道を逆戻り。
 堤防上に出ると、完全に潮が引いた干潟では、潮干狩りを楽しむ皆さんがいっぱい。
 葦原からは「ギョギョシ ギョギョシ ジュジュジュ〜」というオオヨシキリ(鳥)の声が賑やかに響いています。
 堤防上には、三脚の上にフィールドスコープをセットしたバードウォッチャーが多数。冬にも、冬鳥見物の皆さんが、寒風の中、ここに陣取っていましたが、今日みたいな強い日差しの中、ここに陣取るのは、別の意味で大変そうです。

 とにかく、そのまま帰るのは芸がないので、河口から0kmポイントを見てから帰ろうと思ったのですが・・・。


あらら、通行止め・・・
河口0kmポイントは、道が封鎖されていて近付けなかった。
なんか、路肩が崩れている場所があるらしい。
画像中央付近に、電柱のようなポールが建っている場所が、
0kmポイント近くの水位(気象?)観測小屋。


 う〜ん、目の前なのに到達できないもどかしさ・・・。
 しかしここ、バードウォッチャーが何人も、勝手に侵入してやがった・・・(そういう事をやると、永年通行止めになるから、やめろっての!)。
 趣味は違えど、同じフィールドを共有する者同士、お互いに節度を持ちたいものです。

 そういえば、先週、いろは坂をやって、坂を登る時の体の使い方に慣れたのか、今日は橋と交差する前後のスロープを、ギアも落とさず、速度もそれほど落とさず、グイグイ登ることができました。
 何というか、ハンドルを体に引きつけるようにグッと上半身に力を込めると、足がペダルを回す時のロスが少ないというか、力が100%、こぐ方向に伝わるというか、そんな感じがあり、意外に登り坂って、運動負荷を上げるのにいいかも、とか思えてしまったり・・・。

 しかし、やはり向かい風だけはどうにも嫌だ!

 今日、下流側へと下ったのは、過去に上流側に行く(下流から、走り足りずに上流にさらに戻った時も含む)と、帰り道は必ず向かい風で酷い思いをするためであり、時間的に午後には下流からの風が吹くなら、下流に行けば帰りは追い風で楽勝じゃん!と考えたことも背景にあったりします。

 が、結果は今日も帰りには見事に向かい風を喰らい・・・。
 ・・・何のイジメなんだ!多摩川!

22:05:56 | yo-ta | | TrackBacks