Archive for 14 June 2007

14 June

オリンパスの新型デジタル一眼レフ、E-510が前倒し発売に!

 入梅、入梅、ついにきた〜♪

 この、ゲルのようなネトッとした空気と、サウナの中に押し込まれたようなムシムシ感が消えない季節は、冷涼乾燥を好む私にとって、最もつらい時期です。
 これと比較したら、一昨年の極寒の冬の方が、何倍も楽に過ごせるシーズンですとも!(もともと、寒さに強い性質だし)

 それにこの季節、カメラのレンズも、ちゃんと乾燥させてやらないと、カビるしね・・・(カメラバッグには、一応、食品用乾燥剤を複数、ぶち込んであるけど、防湿庫ほどの効果は期待できないし・・・)。
 自転車のパーツも、油断してるとアチコチが酸化して白い粉をふいて来るらしいし・・・(ウチの車体、アルミなんで)。

 では本題です。
 夏に発売が予定されていた、オリンパスの新型デジタル一眼レフ、E-510の国内発売が前倒しになったようです。

 オリンパス、デジタル一眼レフ「E-510」の発売を29日に前倒し(デジカメWatch)

 「E-510」発売日決定のお知らせと「ダブルプレゼントキャンペーン」実施、テレビCMオンエアについて(オリンパスのニュースリリース)

 今年の初夏期は、本っ当にデジカメ系のニュースがなく、デジカメ系サイトはどの場所もネタに困っている感じがありましたが、これでやっとネタにできる大ネタが出てきた感じです。

 E-510はここでも何度かご紹介したとおり、オリンパスが中心になって提唱しているデジタル一眼レフのユニバーサル規格、「フォーサーズ規格」に準拠した機体で、オリンパスの戦略としては「フォーサーズ第二章」の2番手を飾る機体です。
 4月に発売された、超小型軽量機、E-410をわずかに厚くして、右手のグリップを装着したようなスタイルで、ボディ内手ぶれ補正を搭載し、一眼レフではまだ珍しい、フルタイムライブビュー(撮像素子で受けた絵を、モニターで見ながら撮影できる機能)を搭載しています。

 撮像素子は1,000万画素のLive Mosセンサーを採用。
 現在までに、各所で出ているサンプル画像を見る限り、今まで、オリンパス機では(他社機と比較して)弱点とされていた、高感度撮影時のノイズ耐性に、大きな進歩が見られているようです。

 一応、既に欧州と北米では発売開始になっているようで、「言葉の壁」を越えられる皆様は、色々楽しい情報を得ているようですが・・・。

 ちなみに、この機体に搭載されている手ぶれ補正は、超音波モーターによる制御機構が新開発されたようで、過去のニュースリリースを見る限りにおいては、なかなか巨大なユニットになっているようですが、オリンパスの一眼レフの場合、撮像素子を密閉しているゴミ取り機構ごとプルプルする必要があるので、これは仕方がないかもしれません(^^;)。
 実際の手ぶれ補正効果に関しては・・・まあ、撮像素子の大きさも、機構も(多分)違うので、比較材料としてはどうかと思いますが、SP-550UZでは、薄暗い場所での撮影時には助けられている(とはいえ、ズーム倍率にもよるが、目安でSS1/30〜1/60secまでが有効範囲)ので、E-510も「一眼レフ」に求められるクオリティを考えたら、最低でも同等くらいの効果は持たせてくるでしょう。
 この辺は、もっと実機レポートが出てくるまで情報待ちになると思いますが・・・。

 なお、気になるお値段の方は、ボディ単体が約11万円、標準(小梅)ズーム付のレンズキットが約12万、小梅の標準&望遠付のダブルズームキットが約14万円程度で落ち着いているようです(@ネット予約価格)。

 E-410が結構な売れ行きだったのと、「ちょっと待ってもいいから、手ぶれ補正付を狙う!」と宣言していた皆様も、結構いらっしゃった事を考えたら、「発売日GET!」を狙う皆様は、予約を入れた方が良いかもしれません(以上、背中を、「ど〜〜ん!!」な発言でした・・・)。

23:46:00 | yo-ta | | TrackBacks