Archive for 25 June 2007

25 June

オリンパスのデジタル一眼レフ、E-410&510に、特定条件で画像にゴースト発生報告。

 現在は梅雨で、そんなに自転車にも乗れず、山にも行けない日々ですが、そのうち夏が来たら、日焼けがとても気になる季節の到来です。
 しかし、身の回りの男性には、特にそれを気にしない人が多いので、同じ部署の女性に、長時間、外で行動する場合にはどんな日焼け止めが良いか色々聞いて、薬局に買いに行ってみましたが・・・。

 こんな製品ないですか?と、店員さんに商品名のメモを見せたら、なんかピンク色満載なコーナーに連れて行かれ、そこで10分ほど説明を聞くはめに・・・(^^;)。
 んで、とりあえず、これでいいや、と思って買った商品(SPF50+。強過ぎかも?)の、レシートを見たら、「スキンケア商品」になってるし・・・。

 まだまだこういう商品って、「女性向け」な物がほとんどなんですね・・・(男女問わず、「焼き過ぎ」の弊害が知られるようになって、久しいのに・・・)。

 では本題です。
 しばらく前から、口コミ系の情報掲示板で、オリンパスのデジタル一眼レフ、E-410&510に、特定条件の撮影で、画像にゴースト(光の回折や干渉により表れる筋や輝点)が発生する、という情報が出ています。
 製造元であるオリンパスも、既に事態を把握しているようで、WebサイトのQ&Aのコーナーに、これに対する対処等が発表されているようです。

 この、ゴーストが発生するという撮影条件ですが、

 1.ISO感度が200以上
 2.輝度差が大きい被写体を撮影した場合
 3.高輝度部分に細い線状の物体があると、その物体に沿って画像全体に筋がでる。


 というものです。

 具体的には、薄暗い室内から外光が入る窓などをまともに画面に入れて撮影したとき、窓に障子などがはめ込まれていたら、桟に沿って上下左右に、画像の端から端まで筋が入る、という現象です。

 ま、私の経験から言うと、こういう撮影条件(普通に考えて、逆光)では背景の明るさにつられて被写体が黒潰れする事が多く、普通に撮影失敗になる事の方が多いでしょう。

 さらに、光源をまともに画面に入れる撮影というのが、普通に考えて相当特殊な条件である上に、そういう条件では光の回折による画像の乱れが生じない方が珍しかったりします(どんなメーカーの、どんな高級機&高級レンズを使っても、ある程度のゴーストやフレアの発生は避けられない)。

 また、ISO感度が200以上でなければ、それほど目立たないという事は、感度設定をISO100程度に抑え、フラッシュ発光などを併用すれば、かなり解決できる問題かと思います。
 (もっと詳しい方&機材に余裕がある方は、バウンス撮影で光を回せばOK)

 ま、オリンパスも何らか対応を考えているような動きがあったような、なかったような、そんな報告もチラホラ聞こえますし、もとより撮影に厳しい条件で画像が荒れる事を、あれこれ言っても仕方がないかと思いますけど・・・。
 (他メーカー機では、特定のレンズでこれ以上に物凄い画像荒れが発生して、リコールになった事もあったしね・・・)

 と、いうわけで、この問題は、私的には、そんなに心配する必要はない事かと思います。
 この情報が出たがゆえに、購入をためらっている皆様、案ずるより何とか、ですよ?(背中を、ど〜〜ん!

23:58:00 | yo-ta | | TrackBacks