Archive for 03 June 2007

03 June

剃りました・・・(サイクリストのすね毛問題)。

 来週には入梅の予報が出ている関東地方では、今週は梅雨入り前の貴重な「晴れの週末」でした。

 しかし、私は昨日は仕事・・・。
 という訳で、今日は最近サボりがちだった週末ライドに出てきましたが、あまりの暑さに、軽めで切り上げて帰ってきてしまいました。

 ちなみに、軽めでどれだけ走ったかというと、2時間半の50km走で、「いろは坂」登りも追加(って、本当に軽いか?)。

 では本題です。
 ついに、私も夏のエチケットである「すね毛剃り」を敢行・・・。
 ええ、何かを失いましたよ、確実に(笑)。

 決心した理由は、自転車用のスリークウォーターパンツ(レーパンでなく、カジュアルタイプ)を自宅で試着してみたら、見事に膝下天然タイツが見苦しかったからです(笑)。

 スリークウォーターパンツの25%グレイの下が、自前のR:G:B=0:0:0。
 ・・・いや〜、やっぱり駄目ッすね、天然タイツは(^^;)。

 そんなわけで、本日、風呂のついでに、ヒゲソリ用のT字剃刀を持ち出してジョリジョリジョリ・・・。
 どんな風に剃れば良いのかわからないので、とりあえずシェービングジェルを膝下全体に塗り、表皮をなでるように剃刀を這わせていったのですが・・・これがなかなか剃れない(^^;)。

 ヒゲソリ用の剃刀は、ヒゲのような硬い毛を剃るには最強なのですが、剛毛の代名詞でも産毛グループに分類される「すね毛」に対向するには、能力値に偏りがあるようです。
 とにかく、ひと筋、ふた筋なでると、すぐに3枚歯の隙間に柔らかい毛が詰まり、剃れなくなる→ヘッドを洗うの動作を、本当に頻繁に繰り返しましたが、これが本当に苦労する・・・。

 そのうち、膝下全体が、絡んで纏わりついた毛と、まだ剃りきれていない毛が複雑に絡み合い、何が何だかわからない状況になってきています。
 どこまで剃れたか確認しよう、と思って一度ジェルを洗い流すと・・・多少のパッチワークは残っているものの、誰の足だこれ?というくらい、白くてつるっつるの足が現れました(^^;)。
 うわ〜、我ながら気持ち悪ぃ〜!

 まあ、とにかく、その後は開き直りが出たというか、「のめり込み体質」が変な方向に働いたというか、剃りムラがないように、ちょっとでも毛が長い場所があれば剃刀を当て、前も後ろもツルツルに剃り上げました(^^;)。

 ・・・しかし・・・こんな程度のことでナンですが・・・。

 剃るのは脛とふくらはぎだけでいいの?
 膝の皿周辺は?
 太腿は剃らなくていい?
 腕はどうなのよ?

 とか、色々(どうでもいいような:笑)疑問が出てきます。
 まあ結局、膝蓋骨の周辺から下を「つるりん仕様」に改造(?)し、改めてスリークウォーターパンツを試着したら、「見苦しい度」はかなり軽減されました。
 (あとは、白っちい足を、ちゃんとシシャモ&前割れ状態に、筋肉を育てるのみ!)

 それにしても・・・。

 長らく、「ありき」で見ていたものが「無い」という非日常性に、かなりの違和感が(^^;)。
 ついでに、ジーパンやスーツのパンツをはくと、素肌に当たる生地の感覚が生々しくて嫌な感じがしたり・・・。

 かといって、生々しさ防止に、ストッキング着用・・・なんてやったら、もっと大切な「何か」を失うんだろうな(^^;)。

 あ、そうそう、余談ですが、これから「脱、天然タイツ」する皆様。

 剃刀使用の場合、ヒゲソリ用でなく、女性の産毛剃り用を使った方が良いと思います(←をい)。
 いや、ヒゲソリ用だと、ブレードに毛が詰まって剃りにくい上に、剃り負けて肌が荒れたり、深剃りになりすぎて、皮まで持っていかれたり・・・(←さらに、をい)。

 しかし、最も危険なのは、すね毛を剃った物であることを忘れて、顔をジョリッとやる危険性があるという事ですね(←さらにさらに、をいをいを〜い!)。
 皆さん、十分に注意しましょう。

 で、余談ついでにもうちょっと余計な話をすると・・・。

 自転車用のウェアは、カジュアルな感じの物でも、結構体の線にぴたっと張り付くように作られているため、男性諸氏はもう1箇所、見苦しくなる部分が生じます(え?ならない?・・・まあ、大きさより、機能だよ:謎)。
 とにかく、ソコの部分は、スポーツ用の、ピチッとしたインナーを装着することで自己主張度を低減できますから、色々工夫してみましょう・・・。

21:56:00 | yo-ta | | TrackBacks

日産が、人気車種の名を冠する自転車を販売していた。

 そういえば、自動車メーカーの日産が、自転車販売を開始していたんでした(^^;)。

 ネタにしようとしてグズグズしている間に、時間が経ってしまいましたが、ちょっと話題に出してみましょう。

 海外の自動車メーカーの中には、自転車販売を行っているメーカーがいくつかあります。
 日本の町でも、プジョーのメーカーロゴを付けた自転車や、シボレーのロゴを付けた自転車を見かけることもあるかと思います。
 海外、特に欧州では自動車から排出されるCO2を減らすことを目的に、都市中心部では自転車利用が非常に進んでいる反面、自動車の利用がかなり制限されている国が多いため、自動車メーカーが自転車の製造、販売を行っている事例が多くあるのです。

 と、そんな時に、日本の自動車メーカーの日産から、人気車種、マーチ、キューブなどの名を冠した折り畳み自転車の販売を開始したそうです。

 マーチ自転車(楽天市場の通販サイトへのリンク)

 キューブ自転車(楽天市場の通販サイトへのリンク)

 通販サイトへのリンクですが、アフィリエイトではないので、華麗にスルーして頂いて結構です(^^;)。

 というわけで、日産自動車が開発(?)したか、OEMでの販売を開始した自転車群のうち、小径折り畳み自転車には小型大衆車の中でも特に良く売れている(という話を良く聞く)マーチとキューブの名を冠してあります。
 小さく、軽く、小回りが利いて良く走る、というイメージを、小径折り畳み自転車に託した、という感じでしょうか。

 タイヤサイズは20インチで、マーチは変速ママチャリ同様、内装3段変速を装備し、キューブは外装6段変速を装備しています。
 フレーム素材はハイテン鋼・・・って、あれ?クロモリ鋼でなくて???
 ちょっと不思議だったので、他のサイトでも確認しましたが、ハイテンで間違いないようです。

 ハイテン鋼は加工が容易なため、コストダウンが可能になるのですが、強度的に不利なため、同じスチール系素材のクロームモリブデン鋼(クロモリ鋼)と同じ強さのフレームを作ろうと思ったら肉厚にする必要があり、重量が増す傾向にあります。
 一般に売られている折り畳み自転車のうち、ちょっと高級な車体がすぐに数万円〜10万円以上に跳ね上がるのは、フレームにアルミやカーボンなどの、「軽くて丈夫で壊れにくい」という高級素材(一般に、材料そのものが高価な上に、加工に物凄く手間がかかる)を使用した車体が多いためです。

 そんな背景があるだけに、嫌な予感がしつつ、車体重量を見てみると・・・うわ〜!やっぱり!

 マーチの重量が約14kg。キューブに至っては、約17kg
 おいおい、マーチはともかく、キューブの重量は、普通のママチャリと変わらないじゃないか(^^;)。
 見かけは20インチタイヤを履いた小径車(=子供用にも見える)なのに、これだけ重量がある製品って、大丈夫なのか?
 (海外メーカーの折り畳み自転車の重量は、DAHONのOEMで10〜15kgの範囲に収まっている。ちょっと重過ぎない?)

 とりあえず、マーチはともかく、キューブの重量では、持ち歩くことはまず不可能でしょう。
 ウチのアルミフレームのBSモールトンは約13kg(高級小径車としては、普通くらいの重量)ですが、これでも輪行袋を肩から下げて、駅の改札を抜け、ホームに上がった時点で、「もっと軽いのが欲しい・・・」と痛感するほどの重量です。

 そんな、電車で運ぶなんてしない!畳んで車のトランクに積み込んで、目的地で広げて乗るんだよ!という皆様も、ママチャリ一台分の重量がある金属の塊を、車のトランクの高さまで持ち上げるのがどれだけ大変か、想像してみてはいかがでしょう?
 ついでに、ここまでの重量があると、畳んでから置き場を移動させるのも一苦労ですし、収納場所も高い場所はやめておかないと、下手な持ち上げ方をすると、「ぎっくり腰」いきますし、崩れて落ちてきたら大怪我ですよ?(マジで)

 まあ、しかし、価格がお手頃なのは間違いなく、気軽に買いやすい、という面は、確かにありますね。
 世の中の皆様の意識では、コレでも高いと感じるかもしれませんけどね・・・(例えば私の車体を、じてつう時に会社においておくと、「いくらした?」と良く聞かれますが、「20万円」と答えると、途端に変人扱いです)。

 コレで一応、販売実績を作っておいて、次回のグレードアップ版でクロモリ鋼などを採用し、ちょっと値段は上がるけど、取り回し易さは最高!という車体を考えて頂ければ、という所ですね。

 その他、X-TrailフェアレディZ(MTB?)フェアレディZ(Z-ROAD STER)がありますが、こっちの車種は私の専門外(?)なのでパス(^^;)。

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