Archive for 20 August 2007

20 August

Canonから、新型デジタル一眼レフ、2機が発表になった。

 週末の天気は・・・見事に外れて、日曜は晴れまくってたじゃないかっ!
 結果的に、私は悪天候の日を選んで長距離ライドに出ていたようなもので、何とも間抜けな結果になってしまいました。

 まあ、自然にはかないませんね。

 では本題です。
 久々にデジカメな話題ですが、デジタル一眼レフ会では2大巨頭の片割れであるCanonから、フラグシップ級と中級の機体が同時に発表されました。

 キヤノン、2,110万画素になったフルサイズデジタル一眼「EOS-1Ds Mark III」(デジカメWatch)

 Canon EOS-1Ds Mark III(Canonの商品情報ページ)

 キヤノン、ライブビューが可能な中級デジタル一眼レフ「EOS 40D」(デジカメWatch) 

 Canon EOS 40D(Canonの商品情報ページ)

 1Ds系はCanonのフラグシップクラスの中でも、35mm判の撮像素子を搭載したクラスであり、大型センサーゆえの余裕のある絵作りを売りにしてきているシリーズです。
 今回の1Ds Mark IIIも、35mm判で約2,110万画素の撮像素子を搭載し、16,384階調の描写が可能な14bit処理を採用し、フラグシップに求められる「高画質」を追求する形になっているようです。

 なお、1Ds Mark IIIは、連射性能は秒間5コマ程度であり、この部分は他社のフラグシップクラスと比較すると、幾分か見劣りしますが、これは画質強化型の機体である事を考えたら、ある程度は仕方がない所でしょう。

 もう一機の40Dの方は、あまり話題にならなかった40Dの後継機として、堅実に進化させてきた、という感じの機体です。
 撮像素子はAPS-Cサイズの約1,010万画素CMOSセンサーを搭載し、秒間約6.5コマの連射性能を持っています。

 で、両機種ともに、ゴミ取り付の、ライブビュー搭載です。
 今まではオリンパス製品で、特に差別化要素として付けられていたこの機能ですが、Canonが中級機にも搭載してきたという事は、今後はデジタル一眼レフの標準機能の一つになるのかもしれません(撮像素子表面のゴミ付着問題が、さらにシビアになってきそう・・・)。

 なお、40Dではライブビュー中のAFも搭載していますが、方式はオリンパスと変わらないようですね(一旦、ミラーを下げて測距し、再びミラーアップする)。
 ここにもひと工夫、欲しい所ですが・・・今の所、ミラーをパタパタさせないでライブビュー中にAFするには、オリンパスのAモード方式を採用しないと難しいのかもしれません。

 そして気になる発売時期ですが・・・EOS-1Ds Mark IIIが11月頃、 40Dが8月31日となっています。
 う〜む、オリンパスのE-3(仮称)も、モタモタしていられないんじゃないですか?この日程だと・・・。

 そういえば、オリンパスはE-3のスペックを、仮想レベルで40D対抗機と位置づけて、オリンパス社内で性能予測なども行っていたかと思います。
 今、手元に資料がないので比較できませんが、オリンパスの予測性能と実機性能を比べたら、どんな感じなんでしょう?
 (それが結構、正しければ、今後発表が噂されているNikonのD300の性能も、ある程度占えそう・・・)

23:12:00 | yo-ta | | TrackBacks