Archive for December 2006

24 December

自分である程度のメンテまでやると考えたら、こうなっていた・・・。

 あ、やっぱりソフトバンクのCMに不快感を抱いた人は、私だけではなかったようです(リンク先、毎日新聞)。
 ソフトバンク側の言い分は逆(無料時間帯に、もっと友達と交流して欲しいとの意図)のようですが、アレは普通に見て、無料通話ができない相手(つまり、非ソフトバンクユーザー)は友達じゃない、と言ってるような表現にしかなってませんけどね。
 おかげで、非常に良く出来たパロディ版も作られちゃってたりします・・・。

 では本題です。
 気がついたら今年ももう終わり。
 このサイトの更新は、ネタがある限り続けますが、とりあえず、チャリなネタでお送りするのは今日が年内最後になると思いますので、BSモールトンを本気で乗りこなそうと考えたら、こんだけ大変なんだぞ、というネタで、年内を締めくくりましょう。

●運行前点検
1.組み立て手順に従って、フレームを組み上げ
 普段、フレームを分割部でバラして部屋置きしてあるため、まずはここから開始。
 フレーム接合部にガタがないか、軽く前輪側を上下に揺らし、異音がないか確認。

2.ブレーキチェック
 前輪と、特にワイヤーが分割される後輪側を入念に。
 ちゃんと効かないと、事故を起こす事になりかねないので、ワイヤーの突然の切断が起きないよう、ワイヤーのほつれ等も同時にチェック。

3.リアディレイラーの変速状態のチェック
 スムーズに変速されるかどうかを確認。フロントディレイラーは、普段あまり使わないのでチェックしない事が多い(^^;)。

4.タイヤのエアをチェック
 BSモールトンは専用のタイヤを使用し、規定の気圧は7気圧。
 一週間放置すると6気圧くらいにまで落ち、その後は大体、4〜5気圧まで落ちる事が多い。
 もちろん、抜けていたらエアを入れる。

5.チェーンの注油が十分かチェック
 ドライタイプのチェーンルブを使用しているので、触ってちょっとヌメッとすればOKと考えている。
 汚れは、ドライタイプのルブのためか、今の所は特に気にならない。

 とまあ、走り出すまでに、これだけの項目を最低でもチェックしています。
 これ以外に、サドルやハンドルの高さ、各部ボルトの緩みをチェックする事もありますが、まあ、一応、BSモールトンはある程度メンテフリーな車体なので、ロードバイク乗りの皆様よりは荒いチェックしかしていないと思います(^^;)。

 そういえば、今年はBSモールトンの車体だけでなく、色々なものを購入しましたねえ・・・。

●購入した日常メンテ用品
フロアポンプ BETO MP-075G
 通常使用。運行前点検時に、エアの残量チェック→エア入れに使用。

パンク修理キット
 パナレーサーのタイヤレバーと、イージーパッチ。
 一応、普通のゴムのりとパッチも追加購入した。

タッチアップ用補修塗料
 トヨタ車のブライトブルー(8K4)に対応した塗料(本来、カー用品)。
 BSM-S18のスペリアクールブルーより濃い色だが、補修痕は意外に目立たず、気に入っている。

携帯ポンプ TOPEAK ロードモーフG
 緊急時のエア入れ用だが、高圧耐性が強い。
 BETOのフロアポンプについてきた、英式対応のトンボ口と一緒に持ち歩くと、サイクリング時に仲間のチャリの空気入れにも使えて、とても便利。

CAT EYE製セーフティーライト SL-LD100-R
 夜間走行時に、シートポストに縛り付けて使用。
 ゴム紐で取り付けるタイプなので、装着場所を選ばず、便利。

チェーン洗浄キット(フィニッシュライン製)
 チェーンが汚れたら、これで洗浄。思ったよりきれいになります。
 洗浄機本体と、フィニッシュラインのマルチディグリーサー・エコテック2、テフロンプラスドライルーブの3点セット。

500mlペットボトル対応 ボトルゲージ
 ミノウラのボトルゲージ。
 地金の色が渋く超軽量で、しかも500mlペットボトルにジャストフィットするので、大変気に入っている。

CAT EYE LEDヘッドライト HL-EL510
 現在、標準で使用している前照灯。
 ただし、眩しいと言われる事も多い(^^;)。 

RESPO RG-20 グリース
 ハブやBBのメンテ用に購入したグリースだが、今の所、本番使用はなし。
 なお、BSモールトンのフレーム接合部の締め付けボルトに使用した所、回転がかなり軽くなった(反面、固定はしっかりできる)。

 自分で色々いじろうと思うと、ここまで色々、必要なものが増えるってことです。
 まあ、ママチャリ的にも使える車体なので、普通に空気の加減だけを気にする程度でもちゃんと乗れる車体ではありますけどね。
 (そこはほら、趣味って奴で・・・ ^^;)

 それにしても、最近は寒くて、チャリに乗るのも防寒対策が必要だ。
 とりあえず、風がスースーしない手袋の購入を考えないと・・・(また出費だよ ^^;)。
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17 December

改めて気付く、小径車の気をつけるべき特性

 先週水曜からしばらく、夜勤シフト勤務だった(本来の職分ではないですが、相変わらず"人がいない"のを理由に、無理矢理補充員に回された・・・)ために、昼夜反転状態な、変な感じでした。

 夕方6時に出勤、前線待機で、作業は未明に終了。んで、電車が動くまで社内待機で、帰宅は朝。それから就寝・・・。
 そんな変なシフトが金曜の朝に終わり、金曜の昼頃までは意識がありましたが、次に気がついたのは土曜の朝8時・・・。

 ・・・毎度、そして何度も思いますが、なんつー職場だ・・・。

 では本題です。
 BSモールトンに乗りはじめて3ヶ月以上。
 いい加減、乗車感にも慣れてきましたが、慣れてきたが故に、ちょっと無茶な事もやるようになったためか、改めて、これは危ないなあ、と思うような場面にも出会うようになりました。
 (自動車の運転でも、初心者マークがとれて、そろそろ慣れてきたなあ、と思う時が一番、事故を起こしやすい時期だと言われるのと同じ感じでしょう)

 多くは小径車ゆえの特性によるものであり、特に低速走行時における不安定さに起因する場合がほとんどです。
 特に、低速で急角度のコーナリングを行う時に関しては、通常の軽快車と同じ感覚でハンドルを切ると、ハンドルが急激に切れ込むために、あわてて足をついて転倒を免れ、冷汗をかくこともありました。
 特に、幅の狭い道でUターンを行おうとする時には慎重にハンドルを切るか、最初から足をついておくかしないと、グイン!と内側に切れ込むので、注意が必要です。

 また、BSモールトンならではの挙動で言えば、後輪のサスの挙動に伴うあれこれがあるでしょうか?

 BSモールトンの後輪のサス(スイングアーム)は、友人に貸して乗っている所を見ましたが、平坦な道でも結構、グイングイン動いていて、確かにサスが効いているな、という気がします。
 しかし、短距離で急激な高低差(歩道のスロープが短く、急激に落ち込む場所など)を通過する時には、後輪のサスがゴン!と跳ねてサドルを押し上げるため、サドルのみに体重を預けていると、急激な変化にバランスを崩しやすくなります。

 なお、このサスの挙動は後輪側では顕著なものの、前輪のサスはそれほど急激な変化はないため、そんなに暴れる感じはありません。
 また、この挙動は弾体をハードタイプに交換するだけでそこそこ解消するかもしれませんが、私はまだデフォルトのままなので、その差はわかりません(^^;)。 

 とまあ、こんな感じで、乗れば乗るほど、「乗りこなし甲斐」が出てくる車体だなあ、というのが、今の感想です。
 これがまたしばらく経ったら、どんな感想になるのか・・・。

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08 December

思わず反応してしまった(^^;)。自転車の盗難被害経験率が、約5割・・・。

 本日昼休み。
 マフラーを改造しているとしか思えない巨大な爆音を立てたバイクが、会社前の国道の交差点で信号待ちをしていました(もちろんその間はお約束で、無意味に回転を上げて、やかましい音を出している)。

 信号が青になり、そのバイクは派手な爆音とともにスタート・・・せずにエンスト。交差点に漏れる失笑。
 運転していたにーちゃんは、自分がどんな眼で見られているか気付いたようで、傍目にわかるほど動揺しまくって、スターターをガチャガチャやっていましたが、無事にエンジンがかかったのは、赤になってからでした・・・。

 では本題です。
 最近は、特に気にしている事項ですが(^^;)、Web上のリサーチで自転車に関するアンケートというものがあったらしく、その集計結果が発表になったそうです。

 自転車が盗まれたことがあるひとは48.5%、大半が鍵は1個だけ(日経BP)

 もとネタ、というか、調査元のネットリサーチ会社の詳細な解説は、こちらになります。

 『自転車』に関するアンケート(DIMSDRIVE:ネットリサーチ会社の詳細解説)

 いやいや、ホントにマジで洒落になってない結果が結構見られたりしていますが、その詳細まで見るのは後にするとして・・・。

 自転車を利用したことがある人は、ほぼ100%。7割が自分用の自転車を保有。
 そして、利用している車種の7割以上は普通自転車・・・って、これは法令上のカテゴリーで言えば、普通に道路を走っている自転車のほとんど(小径折りたたみやリカンベントを含めて)が「普通自転車」ですから、「一般軽快車」と読み替えるとすると、とっても妥当な数字ですね。

 最近、よく見かけるようになったとはいえ、小径車・折りたたみ自転車は1割程度、というのも、何となく理解できる数字です。

 一方で、盗難被害経験率が約半分ってのは、感覚的にわからないでもない(かく言う私も、経験者)ですが・・・普通に考えて、自動車やバイク等の盗難経験率と比較したら、ありえない位に高いと思うんですけど、どうなんでしょう?
 別の調査結果では、捕まった自転車窃盗犯のほとんどが、住居の庭先や店先から、「ちょっとそこまで借りる」程度の感覚で持って行くらしく、そういう自転車が駅前などに放置され、問題化している場合が多いそうです(迷惑極まりない話やなぁ・・・)。

 とりあえず、そういう迷惑なことをやらかす連中は、現行犯は絶対に許さずに警察に突き出すようにしないと駄目でしょう(持ち主が目こぼしをかけたらぬけぬけと、「鍵をかけない奴が悪いんだよねぇ」とか周囲に話しかけてる奴もいるらしいからね。誰がどう考えても、盗む奴が悪いに決まってんだろ)。

 では、盗難防止策として行う施錠の状況はというと、一つだけ鍵をかけておく人が7割で、続いて2個が2.5割。
 ちなみに、この、一つだけ鍵をかけるといっても、最初からついてるシリンダー錠だったりしたら・・・それは鍵にカウントしないほうがいいと思うなあ・・・(いや、私もやろうと思えば簡単に開錠できるし ^^;)。

 ついでに言うと、そういう盗難被害が多いためか、約3割もの人が、「粗悪品」の代名詞である10,000円以下の車体に乗っているんですね・・・。
 そういう価格帯のチャリって、すぐ錆びる、すぐ外れる、すぐ折れるに加えて、組み付け不良も当たり前で、走るのが奇跡という車種だって少なくないわけなのですが・・・。
 (折りたたみ自転車で10,000円以下のモデルは、自殺志願者御用達と言われるほど壊れ易いそうです)

 一応、命を預けて乗る物ですから、それなりの価格と品質の物を選んだほうがいいと思うんですけどね・・・。

 なお、私の場合、長時間自転車から離れなければならない時は、長いワイヤーで標識や電柱に縛り、中程度のワイヤーとBSM-S18付属のオモチャ同然ワイヤーで車輪と前後フレームを施錠した上で、Ezyペダルと工具は外して持ち歩きます。
 ま、ペダルがない車体では、「ちょっとそこまで借りる」気にはなれないでしょうからね。

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03 December

寒かったけど(^^;)、多摩川自転車道デビュー。

 いや〜、今朝は寒かったですね〜。おかげで、昼まで寝太朗でした(爆)。
 ・・・寒くなくても寝てただろ、という正しいツッコミ、禁止!

 では本題です。
 そんな風に、昼まで寝ていたような日ではありましたが(^^;)、今日は東京の自転車人には有名な場所である、多摩川の堤防沿いに設置された自転車道である、多摩川自転車道(多摩川サイクリングロード)。
 通称、「多摩サイ」を走ってきました

 ・・・と言っても、走った区間は、本当に一部分だけだったりしますが(^^;)。
 実走した区間は、調布市の京王多摩川付近〜中央自動車道の橋下にある運動場のあたりまで(+自宅〜京王多摩川付近までの一般道)です。
 マピオンで、ごく粗くキョリ測してみたら、全行程では片道20km強の、往復43kmほどだったようです(ポタリストの皆様の一日移動距離としては、普通くらいかな?)。

 多摩川沿いのこの道は、さすが「アスリートの聖地」みたいなことを言われるだけあって、サウナスーツ装備でシャカシャカ歩いている皆様をはじめ、マラソンランナー、グランドで野球やサッカーに興じている皆様、そして、ロードレーサーやクロスバイクで激走する皆様まで、本当に沢山の皆様が、思い思いのスタイルで運動に興じている姿が見られました。

 そういえば、今日は実走しているリカンベントの姿を、初めて見ました!
 遠くから対向車として近付いてくるそのフラットな姿は、最初は何が来たのかわかりませんでしたが、近付いてきたら、独特の乗車姿勢からそれとわかりました。
 あの車体で多摩サイみたいな場所を走るのは、気持ちいいでしょうね(都市部は、ちょっとしんどそうですが・・・)。


 それにしても、今日は寒かった〜。
 走っている途中、風が吹き付けてくると、アウターに着ていたゴアテックスの表面からどんどん熱が奪われ、服の生地が冷たくなって行くのがわかるくらいの寒さでした。

 そして、多摩川の河川敷は、思った以上に自然度が高くて、一面に広がるアシ原に白い穂が揺れている、なかなか良い風景が広がっていました。
 しかし、そういう場所であるためか、何でか小さい虫(ユスリカ?)が大量に飛んでいて、それが走行中、体に当たって、パシパシと音を立てたりもしていたり。


沈む夕陽
走行中に見えた、雲の切れ間からの陽光のシャワー。
雲が厚く、夕焼けまでは見れなかったが、
これが見れただけ、まあ良しとしましょう。


 ちなみに、私も今日はかなり飛ばして走ってみた(もちろん、他に人が少ない区間限定ですよ?)つもりでしたが、ロードレーサーの皆様にはパスされまくりでした・・・。
 まあ、もともとBSモールトンの"どノーマル"状態は、速く走れないこともない、という程度のチューニングであり、私の貧脚でロードレーサー乗りの皆様と勝負できるような物ではないことは十分承知していますが、小径車の世界では「走れる」車体に分類されるだけに、ちょっと悔しかったりも(^^;)。

 しかし、とにかく「走る」ことを至上とされたロードレーサーに挑んで勝てるわけがありませんから、一応、ママチャリをパスするよりは手こずっている雰囲気だったので、それで満足しておきましょう(^^;)。

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