Archive for January 2007

28 January

手信号って、やっぱ重要かも。

 最近、チャリネタが続いていますが、主な理由は私が仕事漬けで、他の面白いネタを拾えずにいるからです(爆)。
 反面、チャリは休日出勤の足になってますから、走っているとどうしてもネタが増えるという・・・。

 ま、つまりはそんな理由です(^^;)。

 という言い訳を書いた所で、今日もチャリネタな本題です(←こら)。
 都内では、朝夕の幹線道沿いをチャリで走る皆様(特に通勤でチャリを走らせる皆様には、ツーキニストという呼称がある)の姿を良く見ます。
 私も土日限定(爆)ツーキニストなので、土日の夕方〜夜には、そんな皆様と一緒になって走る事もあるわけです。
 (まあ、大体はラッシュが終わった後にやっと帰れる、という感じであるため、ピークは過ぎている事が多い)

 しかし、今日はなぜか、会社近所の幹線道同士の交差点に差し掛かると、前方に赤いフラッシュライトが2台、リフレクターの反射が2〜3台分見えており、どうやら団子集団のケツに着く形になってしまったようでした。
 ちなみに団子の車体構成は、車道側の先頭にロード(服装もローディー)、2番手ロード(普段着+メッセンジャーバッグ)、3番手MTB(ブロックタイヤ。舗装路では重そう ^^;)、歩道に並んでノンブランドフォールディング、ママチャリ、そして車道側のケツに私のBSモールトンの順でした。

 信号の青と同時に各車一斉に走り出すと、歩道からママチャリとフォールディングが、何の合図もなしに車道側の車列に割り込んできて、すでにスピードに乗りかけていた普段着ロードとMTBに接触しかけ、煽りでMTBがふらついて車道側にせり出すなど、かなり危険な状態に!
 各車戸惑いながらも、何とか隊列を再編して走り出しましたが、ママチャリとノンブランドフォールディングはスポーツ車について来れず、脱落。
 MTBもブロックタイヤの抵抗が強いためかスピードには乗り切れず、私が先行してロード2台の後ろにつく形になりました。

 で、このロード2台はずいぶん乗り馴れているらしく、私が後ろにいるのをチラッと確認すると、「右に出る」「左に寄るぞ」「減速」「先にどうぞ」等の手信号をしてくれたため、先ほどのママチャリとフォールディングの割り込み時のような混乱も無く、前に出たり、後ろに下がったりしながら、安心して走れました。
 (もちろん、私も見よう見まねで手信号を出したら、その通りに走ってくれた。ありがたい)

 と、短時間のうちに「危険」と「快適」の両方の経験をすると・・・普段ソロで走っている私ですが、(義務規定以外にも)集団走行での基本的な手信号の出し方と、それに応じた走り方は覚えた方がいいな、と、思わされるわけです。
 少なくとも、横をパスしてから「左に寄りますよ」の合図があっただけで、「割り込みやがって、アブネーなぁ」という感覚はなくなります。

 で、その後は列を離れて少し交通が多い横道に入り、路駐車両を避ける時に、意識的に「右に寄ります」の手信号を出したら、意外にドライバーの方も減速して譲って頂けたりして、怖い思いをする事が格段に少なくなりました(もちろん、左端に復帰した後は、ありがとうの合図も忘れずに出しました)。

 うーん、今まで際どい右左折時以外、あまり重要性を意識していませんでしたが、今後はちょっとした事でも、なるべく手信号を出しながら走るようにしてみようかな・・・。

21:50:51 | yo-ta | | TrackBacks

21 January

スクラップ同然ながら、マニア評価の高い自転車発見。さて・・・どうしよう?

 現在、多忙期の波が津波のように押し寄せてきています。
 来週は出張2本にクライアントへの中間報告一件、事後対応訪問一件と、東京に居る時間のほうが短いという、凄い日程です(^^;)。

 おかげで、内部作業をさっさと上げておかねばならないため、今週末は土日ともに出勤していました。
 わはははは・・・・・・はぁ・・・(疲)。

 では本題です。
 最近はすっかり、休日出勤の足に定着してしまった(悲)BSモールトンですが、この車体の、今の所唯一といって良い欠点の一つに、「安心して長時間、駐輪しておけない!」というものがあります(^^;)。

 この車体、全く興味のない人が見たら、ホームセンターで売ってる1万円折り畳み自転車にしか見えないようですが、見る人が見ればとても目立つ車体であり、これに乗っているとチャリ乗りの方に、「モールトンですね」と声をかけられることもしばしばあります。
 そんなわけで、高級車を狙う連中の目が光っていると考えられる、量販店や駅周辺の駐輪場などへは、できるだけ短時間かつ低頻度の駐輪に抑えざるを得ず、近所への気楽な足として使うには、(スペック的には十分ですが)精神的によろしくない、という状況にあります(^^;)。

 つまり、まあ、なんというか。
 デジカメも、いつも一眼レフを持ち歩くのは大変だから、そこそこ使えるコンパクトをサブ機に持つ人が多いように、私も日常の足用に、もっと気軽に乗れる車体が欲しくなってきた、ということですね(^^;)。

 というわけで、最近は再びカタログを見て、色々物色することも多くなってきたのですが、ウチのアパートの駐輪場は雨ざらし、と来ると、やはり屋内管理を前提に考える必要があります。
 かといって、住んでいるのがワンルームで、既にBSモールトンが玄関に鎮座している状態なので、できるだけ小さく折りたためて、楽しく乗れる系の自転車が理想です。

 ってな事を考えて、最近はブリヂストンのトランジットコンパクト(通称、トラコン)に食指が動き始めていたのですが・・・。
 会社近所のママチャリ主体の自転車屋さんで、ちょっと気になる物を見つけてしまいました。

 まあ、自転車屋さんには良くある話で、そのお店も店舗の庭先や隣の空き地(本来、その店用の駐車場だったらしい)に、古くなったママチャリや車輪などがゴタゴタと積み重ねられ、雨ざらしになっている、カオス空間が存在するわけです。
 そのカオス空間の中に一台、妙に車輪の小さい車体があるのに気付きました。

 既にタイヤはひび割れだらけで、リムは接地面が平坦に歪み、フレームもあちこちに錆が浮いており、普通に見て見事なスクラップなのですが。
 フレームは、クランクとハンドルの間が妙に下向きに折れ曲がり、そこにヒンジのような組み合わせが見えたことから、これが折り畳み小径車だと気付きました。

 ふと興味が沸いたので、ちょっと道からうかがわせてもらうと、サドルの高さは私の腰近くまであったので、明らかに大人の乗車を想定した小径車のようです。
 チェーンの代わりにベルトドライブが装備されており、必然的に固定段なので、ママチャリ的使用を考えているのでしょう。
 で、シートポストにはブリヂストンの「B」マークが付いていたので、おそらくはブリヂストン製の自転車・・・。

 でも、あんな自転車、ブリヂストンの小径車ラインナップにあったっけ?と思い、色々調べてみたら・・・型落ち品の中から出てきました。
 どうやら、ワンタッチピクニカという車種のようです。
 縦折り型の折り畳み自転車で、駆動部はチェーンの固定段かベルトドライブ。現在は製造終了になっていますが、今もなお、小径車愛好家間では根強い人気を持つ車種だとか・・・。

 そういう事を知ってしまったら・・・欲しくなってしまうではないですか(^^;)。

 ただし問題は、その車体が本当に廃品なのかわからない(防犯登録シールが付いていたしね)ことと、素人目にも傷みが酷く、修理しても走れるのかどうかわからない、という所です(もちろん、私の手には余り過ぎますので、ショップ持込前提での話ですが・・・)。
 しかも、この車体の中古品の修理過程を紹介しているサイトでは、ほとんどレストアに近いほど手を加えている場所もあり、修理したとしてもその費用がすンごいことになる、という弊害も予測されます。

 ま、私がざっと見たところでも、車輪、ハブは完全に逝っているので、これは交換しないとダメ。
 クランクはともかく、BBはベアリングがダメになっていると思うので、これも何とかしないとダメ。
 駆動系も、ベルトドライブが逝っていたら交換ですが、製造終了品なので適合部品の入手は困難でしょうから、新規にチェーンで組まないとダメでしょう(その時はインター3に改造・・・できるのかな?この車体)。
 ハンドルも、歪みが大きかったら交換必須ですし、シートポストもサビサビなので交換しないと危険です(ま、サドルはBSモールトンから外したONDAを流用するか?)。
 んで、フレームは・・・これが死んでいたらスクラップ確定ですが、まだ使える場合、これでもかっ!てほど錆落しをかけて再塗装を依頼。
 あと、折り畳みのヒンジ部のワッシャや樹脂部品は、使えなかったら代用品を作成する必要があって・・・。

 ・・・をいをい、素人判断だけでも、マジでレストア状態じゃん(^^;)。
 これ、多分、修理代だけでトラコンが買えるぞ?

 で、そこまで手をかけて私が乗るとしても、ママチャリ+α程度の使い方しかしないのだから・・・修理費用を考えたら、トラコン買っとけ、というのが普通に考えての結論になるでしょう。

 ・・・けど・・・何か気になる車体なんだよなあ・・・。

 ま、とりあえず結論を出すのは、あの店の店主さんに、あの車体が廃品かどうか(廃品ならもらっても良いか)を聞いてみて、それからにするか?
 (っつーか、サブ車体が欲しいとはいえ、まだ買うと決めてるわけでもないしね ^^;)

21:21:00 | yo-ta | | TrackBacks

19 January

来年の動きがちょっと気になる。

 昼食が3日連続立ち食いうどんでした。
 ・・・力が出ねぇ・・・。

 最初の一日目の立ち食いうどん(横浜方面)は、ゆで豚におろし生しょうがを合わせた具が、妙にいい味を出していたので、そこそこ当たりな場所だったと思います。
 んで、昨日(埼玉方面)のものは、普通に可もなく不可もない「立ち食いうどん」。

 そして、本日(都内某駅)のものは、「立ち食い=急いでかき込む=ちょっとぬるめ」という概念を突き崩した、「どんぶりを持てないほど熱々」である上に、湯切りが見事に不十分で、麺をすすると途中から味が消えるというマジックが発生。
 んで、麺をだしに馴染ませるため、これでもかっ!てほどかき混ぜると、関東風だった"だし汁"が関西風レベルに薄くなり、無駄な健康食品感覚(薄味)を味わうという、なかなか(大きく違う方向に)スバラシイ物でした・・・。

 しかしこれ、立ち食いじゃなかったら、「海原雄山」していたかも、ですぞ(^^;)。

 では本題です。
 ぼちぼち、昨秋のサイクルモードやサイクルショーなどの、自転車新製品発表会の結果を受けた、2007年新製品紹介記事が掲載された自転車誌が書店に並び始めたようです。

 で、2007年の車種別総合カタログ等で、折り畳み小径車のところを見ていたら・・・。
 BSモールトンは、ほぼ全ての雑誌で、フレーム非分割のBSM-R9のみの掲載となっており、BSM-S18&R2Sは掲載されていません。

 これは・・・2007年は再び、大きく仕様変更されるのでしょうか?>フレーム分割型&スポーツモデル。

 とはいえ、現行のS18でも、小径車の世界ではかなり「走る」車体として評価されているだけに、これ以上、どこをどのように仕様変更するのか、という所が気になりますが・・・(まさか、リアコンポをカプレオからデュラエースに変更とか!・・・って、それだとR2Sと差別できない上に、フロントギアがデカくなって輪行に支障が出るか ^^;)。

 とりあえず、新しく何か変わったところが発表されて、それが現行車体に対して大きなアドバンテージになるほどの変更(BSM179 → S18の時の、カプレオ化とフロントW化みたいに)だったら、和田サイクルさんで、新仕様同等品への改造について相談してみることにしましょうか(高くつきそうだけど ^^;)。

 まあ、逆に現段階で何も手を加える予定がないから、ニューモデルとして扱われていない可能性も高いですけどね(現在の車体でも十分満足してるので、それならそれで、全然問題ないことだったりする)。

23:52:00 | yo-ta | | TrackBacks

08 January

ついに始まった。パーツカスタム・・・。

 自転車のパーツの評判を調べようと、パーツ名とメーカー名でググッても、オークションページばかりヒットするのはどうにかならない物でしょうか?
 検索エンジンのロボット君は、オークションサイトを回避して情報収集してくれるといいんですけどね(どうせすぐ消されるんだからさ・・・)。

 まあしかし、チャリのパーツ合わせは各自の体に合わせる物なので、ある人が絶賛していても、私の体には合わないってのは、普通にある事です。
 評判は人に聞かず、自分の「体」で試せ!ってのが正しいのかもしれませんが(^^;)。

 では本題です。
 今日も今日とて、全部読んだらなが〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜いネタになりますので、覚悟してください。

 趣味として写真をはじめ、一眼レフカメラに手を出すと、どうしてもはまって行くのが「交換レンズ地獄」です。
 もっと望遠が欲しい!マクロもやりたい!あ、でも今度の広角、評判いいなあ・・・なんて事を考えているうちに、手元に交換レンズがゴロゴロし始め、気がついたら何十万という金額を投資しているという、カメラ人にとって甘美な恐怖に彩られた地獄です・・・。

 一方、趣味で自転車に乗り始めると、どうしてもはまって行くのが「パーツカスタム地獄」です。
 尻が痛いからサドルを変えて、ハンドルが遠いから、ステムも交換するか?ついでに、フラットバーをドロップに変えて・・・なんて事を考えているうちに、パーツが自宅にゴロゴロし始め、いつしかそこは「ジャンク屋」状態に、という、チャリンコ人にとって甘美な恐怖に彩られた地獄です・・・。

 もっとも、どちらの地獄も、ネットオークションという転売手段が発達してからは、不要品を売る事で元手もそれなりに回収できるようになり、以前ほどの地獄を味わう事はなくなったようですが(^^;)。

 という基礎情報(?)を踏まえた上で話を進めると、私もついに、BSモールトンのパーツカスタムに手を出してしまいました。
 交換前の画像と、現在の画像を見比べていただきましょう。


カスタム前 カスタム後
左がカスタム前で、右がカスタム後。
クリックすると、それぞれ拡大画像を表示。


 さて、どこが変わったでしょうか?

 ちなみに、右向きか左向きかの違いってのは、特に関係ありません。
 ついでに、ライトが違うとか、ボトルホルダーがついてるのも、すでにこのブログでもネタにした通りなので、これも関係ありません。
 さらに、Exif情報を見て、改造前はE995で撮ってて、改造後はMZ3で撮ってる(しかもMZ3は時計を合わせ忘れてる)なんていう所に気付いた方は、違う意味で「神」認定を差し上げます。
 また、左のペダルが、ぶつけた衝撃で歪んでる、なんていう余計な事に気付いても、いちいち指摘しなくていいです(一部だけ妙に高くなってる歩道の縁石にガリッと:泣)。

 と、ここまで書くと、ワイヤーキーがサドルからぶら下がってる、なんていう所まで指摘する人が出てくると思いますので、それは潰しておきます(すでに、収納用のサドルバッグを導入しましたし:笑)。

 アホなネタで字数を稼ぐ(無駄にする?)のはそれ位にして、よーく見ていただければ、おわかりいただけるかと思いますが、今回交換したのはサドルと、ハンドルのグリップです。

 ・・・あんまり変わってないって?
 ま、しょうがないですね。そんなに劇的に変わるほどのカスタムではないですから(^^;)。

 しかし、それぞれ自分なりに考えて交換したパーツなので、インストール(チャリな皆様の間では、パーツを新規に交換する事をこう言う。らしい)後、早速効果を確かめてみたくなり、暴風吹き荒れる中、多摩サイを走ってきました。
 (そのいきさつは、昨日のネタの通り)

 その結果は、あまりに長くなったので、詳細は[Read More]以降に書くとして、概要としては以下のような感じです。

 サドル:それなりに楽になったけど、まだちょっと違うかも・・・。
 グリップ:楽!これはいいかも!

 それにしても、デジタル一眼レフのレンズ地獄に続いて、チャリパーツカスタム地獄と、私はいくつ地獄の扉を開けば気がすむのでしょうか(^^;)。
 まあ、今回開いた地獄は、個々の製品単価はカメラの交換レンズほど高価でないから、救われて・・・いるのか?(いない気が:笑)

 これに「登山用品新調地獄」が加わったら、どうすんだって(^^;)。

[Read more of this post]
20:46:48 | yo-ta | | TrackBacks

07 January

走り初めに、多摩サイだ!

 道路を走っていて、どこにあっても一番怖いのは、携帯使用中の歩行者や自転車です。
 特に、自転車運転中にメールを打ってる人達は、マジで危険と隣り合わせだと考えて頂かないと・・・。

 今日はメールを打っていて、信号が赤なのに気付かず、国道の交差点に進入してしまった人を見ました(もちろん、クラクションの嵐。良く事故らなかった。ドライバーの腕が良くてよかったよ)。
 ちなみに、携帯メールというと若者のイメージがあるかと思いますが、今日見た困ったチャンは、いい歳した「おっさん」でした。
 おいおい、人生の先輩が、悪い見本になってどうすんだ?

 では、なが〜〜〜〜〜い本題を開始します。
 年末にデビューした「多摩サイ」こと多摩川自転車道に、今日は走り初めに行ってきました。

 ・・・というと、関東圏の皆様は、「こんな暴風の日に良く走るなあ」と思われるかと思います。
 ちなみに、多摩サイで風を喰らうとどうなるか、なんて事は、私は一切、考えずに出発しました(^^;)。
 (もちろん、後で大変後悔する事になった・・・)

 そんなわけで、以前のルートだと、一般道を調布市の中心部まで走ってから多摩川に出る形になっていましたが、今回、地図で確認した所、自宅から比較的、わかりやすいルートで南下すれば、調布市の東の端を抜けて、すぐに多摩川に出られるとわかったので、そのルートを辿りました。
 しかし、その途中、年末〜年度末恒例の道路工事のために迂回させられ、結果、東京名物裏道巨大迷路にはまったのは内緒です。

 迷路走行中を端折って話を続けると、世田谷通りの多摩川水道橋付近で多摩川河川敷に出て上流に向かって走り出したものの、この辺りの左岸堤防(東京側)は未舗装ダート区間・・・。
 もともと、舗装路走行側にチューンされているBSモールトンでは、走りづらくて仕方がありません(サスがドゴゴゴゴッ!)。

 しかも、今日は南西からの風が「台風かよっ!」ってほど強く、「上流に向かう=西進する」コースを取った私は、河川敷の、何も風を遮る物がない場所で、左前方からの強風をまともに喰らう事になったのでした。

 ちなみに、今日の風がどれだけ強かったかというと、堤防を越えて飛んでいった鳥が、10m行かずに戻ってくるくらい(カラスがそれを利用して、ホバーリングして遊んでた。さすが賢い)であり、車体を微妙に風上(左)に傾けながらでないと、まっすぐ走れません。
 ついでに、突風が来ると車体が右にグイッと振られるほどの風でした。

 そんな風をまともに左前から受けているので、高速走行などできるはずもなく、必然的に亀走行になります。
 ペダル回転のリズムを崩さない(チャリ用語では「ケイデンスを維持する」と言うらしい)ために、ギアを低段に落とし、軽いギアでとにかく足を動かす事に専念します(フロントローで、リアが半分より下って、上り坂以外で初めて使った ^^;)。
 こういう状態だったので、今日は多摩サイ名物、「府中多摩川かぜのみち」の文面がシャレにならなかったり、「クルクル回せ!」)が嫌味にしか見えなかったという逸話があります(爆)。

 ちなみに、同方向に走っているローディーな皆様も、さすがにしんどそうで、私を抜くのもやっとこさ、という感じでした(やっぱロードには負ける ^^;)。
 反面、対向してくる皆様は、追い風に乗って速い速い・・・。こういう時は、対向車が本気で憎らしく見えるんですよね・・・(おのれぇい)。

 その後、中央道を潜って、再び未舗装区間のダート走行を経て、立川市内の立川公園に到着。
 今日は多摩サイの上流側終点、羽村堰まで行くつもりでしたが、向かい風に遮られたためか、立川公園に着いた段階で予定時間を1時間半オーバー。

 今日はここまでにしようと思い、長いダート走行を回避するため日野市側(右岸)に渡り、舗装された道を下流に向けて走り出すと・・・これがマジで楽(笑)。
 軽くこいでいるのに、追い風を受けてグイグイ速度が上がって行って、どんどん高段ギアに上げられます。

 ・・・が、その走行は道が浅川(八王子市〜日野市を流れる多摩川支流)との合流点で途切れたので一時中断。
 少し上流に戻り、今日何度目かのダート走行を経て浅川沿いに出て、多摩モノレール下の橋を渡って浅川右岸へ。
 そこから浅川を下り、再び多摩川右岸に出て下流を目指し、府中四谷橋で左岸に渡り、再度追い風を受けながら、ローディーな皆様にぴったり付けるほどのスピードで調布市(下流側)へ。

 この区間の多摩サイには一定距離ごとに指導標があるので、その距離と体感カウント秒数で計算したら、最高で約36km/hほどの速度になっていました。
 ・・・ほとんど車じゃん(^^;)。

 その後、調布市の多摩川原橋(鶴川街道)〜京王相模原線間の堤外地区間は、水たまりというより「沼」になっていたので堤防上の一般道を走り、そのまま調布市街地から甲州街道に抜け、自宅に戻ってきたのが日没前でした。
 (以上、都内の土地勘がない皆様には、全くわからない表現ですみません)

 今日の移動距離は、約51km(マピオン距離測で荒測りした結果)。

 なんだ、前回から10kmしか(爆)伸びてないのか。
 ずいぶん走ったように感じてたんだけどなぁ(向かい風がキツかったからか?)。

)クルクル回せ!
 府中市内の左岸、府中四谷橋のちょっと下流側の路面に書いてある言葉。
 多分、多摩サイで行われたレースの参加者を励ますために書かれている言葉(頑張ってペダルをこげ!という意味)だが、これが多摩サイを走るチャリンコな皆様のツボにクリティカルヒットしているらしい。

21:55:39 | yo-ta | | TrackBacks