Archive for January 2008

27 January

初めての連光寺坂。

 ・・・なんか、信号無視自転車のネタを上げたら、もんのすごい数のアクセスを頂いています(^^;)。
 ウザい、危ない、蹴散らしたい(←いやマテ)、という思いの方が、そんなにも多いのでしょうか?

 とにかく、私はまずは自分の安全のためですが、意外に目立つ車体(小径車)に乗っている事もあり、信号はきっちりと守る事にしています。
 ・・・が、無視して走って行っちゃう連中って、多いのよね・・・実際。

 では本題です、
 昨日、久々に休日自転車通勤を行ったところ、途中で体が「重い」ために、今まで快走状態で走れていた道筋で、思うように加速できない事に気付きました。
 ・・・年末年始の不摂生が、腹のまわり等に影響しているのでしょうか・・・。

 そんな訳で、今日は手っ取り早く運動強度を上げるために、坂道を登る、ヒルクライムを交えて走る事にして、サドルにまたがりました。
 最近、寒さの厳しさの度合いが強烈なため、アウターをゴアテックスのジャケット(山用レインスーツの上着の流用。空気抵抗が大きい ^^;)に装備を換えて出発。

 いつもの多摩川サイクルロードと、いつものいろは坂を走りましたが・・・まあ、登坂中はヘロヘロなのは相変わらずですが、最近はこれだけでは何となく、物足りなく感じる時も多くなりました。

 今日もそんな思いを抱えて関戸橋に戻る途中、聖蹟桜ヶ丘駅前を東進中に、このまま多摩川に出ずに直進したら、自転車乗りの間では「連光寺坂」と呼ばれるルートがある事を思い出しました。
 普通は、関戸橋より一本下流の是政橋からアプローチするのですが、関戸側からのアプローチもよく行われるルートです。
 また、都内で活躍している、結構な強豪ロードレースチームも練習に使っている場所らしく、Webでググると、かなりの数のサイクリストがここを走った記録をあげています。

 それでは私もチャレンジしてみるか、と、いつもは鎌倉街道を左折して多摩川に出る所を直進し、連光寺坂へと向かいました。

 まず、鎌倉街道から先、連光寺坂上交差点までの長い坂を登ります。長い坂といっても、勾配はそれほどではなく、楽に登れそうです。
 手元のサイコンの表示は、最初27〜28km/hをさしていました。
 それがゆっくり25に落ち、24...23...20....19...17...。

 って、見た目よりずっと長ぇぞ、この坂。

 最初に見えていた、坂の頂点らしい場所の先にまだ坂があり、緩やかなカーブで隠れていた先にまだ坂が続き・・・。

 次第に足にきて、かなり軽いギア(もちろん、フロントはインナー)まで落として、やっと連光寺坂上交差点に到着。
 所々にある信号待ちの間だけ、地面に足をついて良い、という自分ルールを適用し、一旦休憩・・・と思ったら、タイミング良く青に・・・。

 ここから聖蹟記念館まで、さらに勾配がきつくなった坂を上り、桜ヶ丘公園入口に行き当たったら、さらに左の登り坂を進みます。
 そのすぐ先で道は下りに転じたので、「何だよ、もう終わりか?楽勝じゃん!」と思っていたら、その先で再び道は登りに反転。

 下りだと思い、馬鹿みたいに足を回した私は、この登りにやられて、また失速・・・。
 何とか足をつかずに登り切り、多摩大学前をクリア。これで連光寺坂は制覇です。

 いやあ、いろは坂ほど、急激に斜度が上がるような坂ではないですが、何しろ登りの距離が長い!
 私の考えでは、いろは坂はどちらかというと瞬発力で上る坂。連光寺坂は、持久力で上る坂、という感じです。

 で、より私の求める坂トレーニングに向いているのは、連光寺坂のような気がします(持久力、心肺機能強化、という面でね)。
 今度は是政橋の方からアプローチして、「連光寺坂一周」ルートを回るのもよいかもしれません。

 さて、多摩大学を過ぎると道は長い長い下り道になり、ウチのBSモールトンの個体最高速度を更新(49.4km/h。怖かった ^^;)したりしながら若葉台団地へ。
 そこからもう一度鎌倉街道に出て、関都橋から多摩川に戻るつもりが・・・どこかで曲がる場所を間違えたようで、京王相模原線近くに出てしまい、修正しようと適当な道を曲がったら、住宅地迷路にはまり、完全に迷ってしまいました。

 グルグル色んな所を、方向もわからぬまま走っていると・・・南武線稲田堤駅に到達(大爆)。
 ・・・関戸橋(東京都府中市〜多摩市)に戻るつもりが、隣の稲城市(東京都)を抜けて、はるか下流の川崎市(神奈川県)に出ていたのって、どんだけスケールの大きな迷子なんだと・・・。

 まあ、おかげさまで現在位置がわかったので、そのまま下流方向に向かい、多摩水道橋を狛江市(東京都)に渡り、いつもの道で自宅に戻りました。


22:53:01 | yo-ta | | TrackBacks

26 January

信号無視自転車に出会ったこと

 最近の寒さは、何か厳しすぎませんか?

 気温の低さもそうですが、風が強くて、体感温度がぐっと下がっている気がします。
 なんか・・・先週末に仕事で行ってた新潟より、寒いんですけど(^^:)。
 (いや、新潟滞在中は、北陸としては奇跡的に晴れてたので、単純比較するのはアレですが・・・)

 では本題です。
 本日、休日出勤のために、甲州街道を新宿方面に自転車で走行中のこと。

 桜上水あたりで、前方をフラフラ走っている白いルイガノのクロスバイクがいました。
 運転していたのは若い女性で、ノーヘル、普段着、据わりの悪そうなショルダーバッグ、というスタイルで、速度は多分、10〜15km/hという感じで、車道上を走るには逆に遅くて危険な気がするような速度でした。

 とにかく、後方をミラーと目視で確認し、後続車がいないことを確認後、追い越し。
 そのまましばらく行くと、永福料金所の高架下(甲州街道全体が屋根のように覆われる)で赤信号につかまりました。

 この信号は、首都高の出入り口に近接していることもあり、30秒ほど赤で止められますので、後からバイクが来ても前に出てもらえるように、歩道側ギリギリに寄せて待つことにしました。
 10秒ほど経った後、先ほどの白いクロスバイクが私の右側、タクシーとの間の隙間を擦り抜けて、何のためらいもなく信号無視して行ってしまいました。

 ・・・おいおい、常識外れにも程があるだろ・・・。
 誰がどう見ても明らかな赤信号で、先行している自転車と自動車が停止線位置で止まっている横をすり抜けて通過って・・・。

 その後、明大手前の登り基調の道ですぐに追いついたため、再度追い越しをかける時に、「信号無視、危ないよ!」と声をかけて通りました。
 その後、私は幹線道との交差点で右折する必要があったので、2段階右折のため、渡った先で停車。
 数秒後、件の白いクロスバイクが直進して行きましたが、明らかに敵意の目でこちらを睨み、何か言ってるようで、口がモゴモゴ動いてましたが、交差点の騒音のせいで何も聞こえませんでした(ま、感謝の言葉でないのは確実だろう ^^;)。

 ちなみに、その白いクロスバイクが信号無視した交差点は、確かに細街路との交差点にしか見えず、「車は来てない?じゃ、行っちゃえ!」程度のノリで通過したのかも知れません。

 しかし、甲州街道は2桁数字の国道(国道20号)であり、国土交通省が直轄管理している重要路線です(3桁番号路線は、自治体に管理委譲している路線らしい)。
 小さい街路との交差点でありながら信号が付いているのは、安全上、付けるべき理由があるからです。

 というのも、この交差点。
 見た目は単に細街路との交差点にしか見えませんが、交差道路は上り坂の上の鋭角カーブのため、車が結構なスピードで突っ込んでくる上に、交差点に進入する直前まで、甲州街道側は壁や植え込みのため見通しがきかないというオマケ付です。
 特に、スポーツカーなどの車高が低い(&特に高速を出しそうな)車からは、停止線を越えてやっと、左折方向の横断歩道上の人が見えるくらいであり、信号無視している自転車には、ぶつかる瞬間まで気づかないでしょう。

 ちなみに、こういう地形や建物など、ドライバー側でどうしようもない要因で見通しがきかない交差点上で、信号無視の自転車と、青信号で進入した自動車が事故った場合どうなるか、というと・・・。

 ちょっと調べたら、近年は「自転車:自動車=8:2」と、自転車の方が重い過失責任を負うケースが増えているようです(交通裁判の判例では、車のドライバーが無罪になっている例もある)。
 つまり、事故によって車のバンパーやボンネットが破損し、10〜20万の修理費が発生したと仮定すると、自転車の運転者に8〜16万円の支払い義務が生じるわけですね。

 ついでに、事故処理では自動車側はプロの保険屋さんが出てくるでしょうが、自転車の方は、ほとんどの人が保険未加入でしょうから、自分で対応するしかありません。
 そうなると、プロに敵うはずもなく、ゴネようが何しようが、過失分はきっちり払わされるでしょう(下手にゴネたら、8を10に切り替えられ、さらに酷いことになる可能性もある)。

 さらについでに、自転車対自動車の事故の場合、車のドライバーは無傷でも、自転車の運転者は怪我を負う可能性が高く、怪我をした上に高額の弁済費を払わされる、という負担を強いられます。
 ま、原因が信号無視では、自業自得なんですけどね・・・。

 もう一つデータをあげると、自転車の交通事故の死亡者は、年間約1,000人で、年間の全交通事故死亡者数の約1割。
 死亡事故の原因の1位は信号無視、2位は一時停止違反だそうですから、「ま、いいや、行っちゃえ!」が自分の人生最後の思考となる可能性も高いわけですね(そんな些細なことで終わらせてもいいの?)。

 で・・・たぶん、私を睨んでいった女性は、あの交差点の地形的な危険要因にも気づいていなければ、事故後に負うリスクについても理解してないだろうし、学ぶこともないんだろうなぁ・・・。
 もし、執念深い性格であった場合、今頃、逆ギレのまま、「あの折り畳み乗り、ムカツク!」みたいな日記をmixiに上げてるかも(^^;)。

 ま、別に構わないですけど、例によって最後に言いたいのは、「アスファルトで頭かち割って死ぬなら、私の目の前以外でお願い」ってやつです(誰もアンタの脳味噌なんて、見たくないぞ)。


19:32:00 | yo-ta | | TrackBacks

23 January

愛車2号、AirframeがWeb通販から姿を消した・・・。

 皆さんご存じのとおり、東京は今日は雪でした。

 もちろん寒いです。
 気温が低いのもさることながら、ビル風が強くて、そっちでさらに体感気温が下がっている感じがします。

 ついでに、どうせニュース映像で流れると思いますが、東京名物、薄雪転倒シーンも、何度か見ました。
 (さぁ、北海道、東北、北陸のみなさん!存分に東京の醜態を笑ってやってください!)

 では本題です。
 今日はちょっと、残念な話題です。

 私の愛車2号である「Airframe」は、英国製の折り畳み自転車で、現在、日本では一般に市販されていません。
 ウチにある車体はWeb通販で購入した、いわゆる「個人輸入」によるもので、恐らく、国内ではかなりレアな車体だと(勝手に)思っています。

 まあ、もともと、本国である英国内でも、そんなに数が出ている車体ではないようですから、レア度は相当な物かもしれません(^^;)。

 そして・・・私がこの車体を購入した英国の通販サイトでは、最近、どうやらこの車体の扱いをやめてしまったようです。
 昨秋以来、ラインナップにAirframeの名前があってもページは白紙、という状態が続いていましたが、ついに白紙ページさえも削除されてしまいました。

 それだけでなく、もう一か所、通販していたサイトも取扱いをやめたようで、トップページのラインナップから、この車体の名前が消えています。
 こうした状況を見ると、英国の国内事情は分かりませんが、何らかの理由で、市場での扱いが縮小されてしまったように考えられます。

 そんなわけで、現在、日本でこの車体を入手するには、メーカーに直談判するか、海外のオークションサイトの代名詞であるeBayをしつこく巡回して、状態が良い車体の出品を狙うしかなくなったようです。

 しかし、eBayはいわゆるオークションサイトなので、個人からの出品であった場合、自転車のような大きな物は、出品者が日本まで送ることを拒否する可能性が高いでしょう。
 eBayで入手する際には、米国や欧州(特に英国)に一時荷受拠点を持つeBayオークション代行業者を挟まない限り、入手は不可能になったと思って良いかもしれません。

 しかし・・・まあ、この傾向はしょうがないかな、と思えてしまいますね、実際にこの車体を所有し、乗ってる身からは・・・。

 まず、過去にも受注生産状態で販売されたにも関わらず、マニア以外には売れなかった車体の再販であることが、市場展開を難しくしたと思われます。
 その上で、現在の製造元が自転車メーカーではなく、金属加工品メーカーであるため、販路確保に苦慮したことは容易に想像できます(日本でも昔、そんな理由で市場から消えた自転車がありました)。

 また、折り畳み構造が複雑すぎて、誰の目にもコストダウンが困難な車体だとわかりますが、実際、価格は結構お高いこと。
 しかし、「お高い」割にはアッセンブルされているパーツのグレードは、同価格帯の折りたたみ自転車に比べ、明らかに見劣りする難点があります。
 それだけでなく、購入後に自分好みにパーツを組み替えようにも、汎用性が明らかに低く、狭い選択肢の中での苦労を強いられるというオマケがついてきます(この辺は、私も改造時に大いに苦労した)。

 また、所有者の私が客観的に見て、車体全体の完成度がお世辞にも高いとは言えず、一般の人が安心して乗れる車体にするには大幅な改良が必要そうです。
 実際、クニャクニャたわむフレームの感覚が奇異なためか、私のAirframeに試乗した人は必ず、「これ、壊れてないんだよね?」と確認してきますからね(ペダルを数回まわした後、悲鳴をあげて飛び降りた人もいたくらいで・・・)。

 さらには、近年は他の折り畳み自転車も急速に軽量化してきており、最大の売り所であった10.5kgという、5年前の再販開始当時なら確かに軽量だった車体重量も、今ではそんなに目を引く物ではなくなったことが痛恨事だったように思います。
 S-A 8-Speed hubモデルであれば、基本となる走行性能は見劣りしませんが、実際に乗れば、先出の奇異な乗車感が目立ちますから、現在、複数車種を並べて検討した場合、この車体を選ぶ人は、まずいないと思われますからね(私はこの「奇異さ」を楽しんで乗ってますが、そんな「変人」の意見を述べてもね ^^;)。

 この乗り味に慣れてきたら、楽しい車体なんですけどね・・・>Airframe。

 なお、この車体、コラテックのCARBON-ALLOY型のチューブを使ったら、強度をそのままに、もっと軽量化できるんじゃないかと思いますが・・・製造元は自転車メーカーではないから、カーボン材料なんて、扱えないよなぁ・・・。
 (台湾のメーカーがパテントを買い取って、新素材で作り直してくれないだろうか?)

 ちなみに現在、「Airframe folding bike」でググると、別に日本語サイトに限定していないのに、かなり上位(2ページ目)に私のサイトが出ます(^^;)。
 おいおい、情報がそんなに枯渇してんの?この車体・・・。


23:08:00 | yo-ta | | TrackBacks

20 January

東京エンデューロ、最終結果報告です。

 某自転車店でアルミフレームにカーボンバック&フォーク、カーボンのシートポストが標準装備で、コンポがULTEGRA SLのロード(’07モデル新車)が放出価格で25万円以下、と聞いて、相当激しく揺れ動きました。
 (注:上の文章がどういう意味か分からない方は、何となくのニュアンスで感じて下さい)

 しかし、「出張先である」(この週末は、新潟で仕事していた:泣)ことと、「置き場がない」という超現実的な理由により、何とか踏みとどまりました。
 家電製品やPC、デジカメもそうですが、モデルチェンジの時期に販売店を覗くと、「危険物」が沢山転がっているのが困りものですね。

 では本題です。
 さて、年もまたいで、既に1ヶ月以上の時間が経ってしまいましたが、「東京エンデューロ 2007 X'mas edition」(2007年12月15日開催。参加レポートは12/16〜18に掲載)のネタの最終回です。

 いい加減、皆様の中では記憶の彼方になっているかと思いますし、自分の中でも、「思いのほか楽しかった」ということ以外、圧縮ファイルのように一瞬の出来事の如く記憶されているイベントなので、激しく「今さら」な気もしますが、ま、最後までお付き合いくださいませ。

 昨年末、もう帰省するぞ、というタイミングで全周回のLAPタイム入り記録証が到着し、私の走行状態を客観的かつ正確に評価するデータを見ることができました。
 かなりヘタレな結果なので(^^;)、普通なら「こんな物を公表してどうする」と言われそうですが、「底辺の参加者は、こんな感じ」という資料を提示するため、あえて公表してしまいましょう(笑)。
 先頭集団の「快速列車」だけが参加者ではなく、「走れる」人以外が出たら恥ずかしいレースでは無いですからね。

各周回ごとのラップタイム一覧。単位は(分:秒.1/100秒)で、1周回は5km。
1 18:04.07←計測センサーが外れピットで応急処置。ぶっちぎりの最下位で再出走。
2 10:14.90←必死で追走。早くも先頭集団に周回遅れにされる。
3 11:35.20←再度、センサー脱落。緊急停車してテープで縛る。
4 10:29.30←左足、つった。
5 10:25.50←右足もつった。
6 10:41.10←この辺でゼリーを1パック、補給したと思う。
7 11:01.00←足の痛み、麻痺。しかしタイムは確実に落ちてるな・・・。
8 11:19.06←多分、この辺りから、登り失速傾向が顕著になった。
9 11:34.50←最初の周回より1分以上も落ちるか?
10 11:38.50←自分では必死に頑張ったつもりだが、ヘロヘロですな(笑)。

 まぁ、タイム(特に後半)のヘタレぶりも物凄いですが、私の場合、最初の一周から、ギャグとしか思えない時間が記録されていますね(^^;)。
 他の参加者のブログの記載や、最初の周回の動画が公開されているサイトの映像を見ると、パレードの先頭グループが10〜11分、最後尾グループでも15〜16分でコントロールラインを通過しているのに対し、私の通過タイムは18分以上。

 これは文句なく、ぶっちぎりの最下位でしょうねぇ・・・(笑)。
 この大会、速い人は7〜8分で一周しているのですから、私がピットから再スタートして3分以内に、先頭集団が3周目に突入する計算になります(実際、その後半周もしないうちに周回遅れになった)。
 そして、このストップのおかげで、私は初っ端から完全な一人旅を強いられ、以降、最後まで集団に加わって走るチャンスを失ってしまいました。

 それでもレース前半は、(センサー再脱落で途中停車していた3周目以外の周回では)何とか1周10分(30km/h)程度の速度を保っています。
 しかし、この時の30km/h巡行は、最初のパレードラップの集団の中で30km/hで走っていた時と比べると、しんどさが倍以上に感じられました(空気抵抗をまともに受けたからかな?)。
 それが後半のツケになったのか、6周目からは目立ってタイムが落ち、7周目以降は完全に足が切れたようで、ヘロヘロっぷりが目に見えるようなタイムになっていますね(笑)。

 7周目以降でラップタイムがガクッと落ちたのは、補給のタイミングを掴めなかった(レース終了時、物凄い空腹を感じていた)ことと、秋の間は週末の走行距離が1日に30〜40km前後であり、それ以上の長距離をまとめて走る事が少なかったことに原因がありそうな気がします。
 実際の時間記録を見ると・・・なんか、レース終了直後は、「トラブルがなかったら、あと一周くらい行けたんじゃないか?」とか考えてましたが、実際には10周がやっとだったというのが正しい気がして来ます。
 集団の流れの中で走れたら、もう少し違う結果になったかもしれませんが・・・。

 んで、こんな状況で、逆によく65人(2時間総合ベース)も抜けたものだとも思いますね。
 ま、2時間部門出走者は仮装組も多かったので、純粋な"レース"参加者の中では最下位グループでしょうけど・・・。

 そして1/20日、この東京エンデューロの開催報告が掲載された自転車雑誌「funride」の2月号が発売になったとともに、funrideのサイトでは東京エンデューロ 2007のムービーが公開されました。
 私の姿は・・・チラッとも映ってないですね(^^;)。
 まあ、参加者数が桁外れに多い上に、多数の招待選手を招いたイベントですから、コース上に2時間、鈍足で走っていた参加者が出しゃばれる舞台ではないのでしょう(笑)。

 というわけで、2007年末の東京エンデューロに絡むネタは、本日で終了。
 怖いもの見たさとシャレとノリと勢いだけで参加したイベントでしたが、ドン亀のド初心者にも「楽しい(マヂで!)」大会でした。
 それに、個人的にちょっと悔しい結果でもありましたので、来年も絶対、リベンジ参加してやる!という、何かのスイッチが入ってしまったのも意外でしたね。

 しかし・・・このイベントに参加した結果、新たに発生した問題もありまして・・・。

 ほんの一瞬の事のようにしか記憶していないレースですが、あれだけ集中して、体力を限界近くまで使って走り切った、という体験が、自分の中ではあまりに鮮烈だったためか、あれ以来、普通に多摩サイを流して走っているだけでは、何となく物足りないものを感じるようになってしまいました。
 何というか、ギリギリの緊張の中で何かを達成することでカタルシスを得る事に目覚めた、というか何というか・・・(注:決して、Mに目覚めた訳ではありません ^^;)。

 この感覚は、実際にレースイベントに参加した皆様であれば、理解して頂けるでしょうか?

 なお、このカタルシスを得るためには、単に体力を限界まで使い切れば良いわけではないようで、強風注意報の中、向かい風で半日走った時(1/13日)は、疲労でグッタリしただけでした・・・(ちゃんちゃん)。

19:38:46 | yo-ta | | TrackBacks

13 January

強風注意報の日に、多摩川サイクルロード・・・。

 ただいま、軽く絶句している事が2件あります。

 ひとつは、昨年末に出した年賀状のうち、何枚かが、いまごろ宛先不明で戻って来たこと。
 もうひとつは、現在、実写映像化が企画されている「ヤッターマン」のドロンジョ様を演じるのが、深田恭子嬢であるというニュースを見た事・・・。

 いやあ、世の中、驚く事が多いですね。

 では本題です。
 土曜日の雨が通過したら、急激に気温が下がりましたが、「晴れ」の予報が出ていたので、今日は多摩サイを走りに行って来ました。

 朝、サドルにまたがり、漕ぎ出すと、早くも寒気が体を刺します。
 空は曇天・・・って、晴れるんじゃなかったのか?>気象庁。

 それはさておき、今日は久々に海を見に行こうと、狛江ダート脇を下流に抜け、多摩水道橋を登戸に渡ると、そのまま右岸を丸子橋まで進み、丸子橋で再び左岸に復帰して、河口を目指しました。

アクアラインを望む
そして、さらに右岸に渡って、ここまで行った。
浮島町公園から見るアクアラインの換気塔。
・・・曇っていたので、寒い寒い・・・。


 往路は追い風に乗って面白いように加速できたため、周囲に人がいない場合は下ハンを持って40km/h近くまで加速したりして、陸が切れる場所まで到達。
 浮島町公園は、今日はさすがに人の姿もまばらで、発電用の風車がブンブン音を立てて回っているだけでした。
 (また、昔のドラマ、「男女七人秋物語り」に出て来た、木更津との間のフェリーポート跡は、既に解体されてしまっていた)

 しばらく休憩後、上流に向けて再出発。
 往路が追い風だったので、一応、復路は向かい風だと覚悟していましたが・・・。

 何だこの風!

 多摩川の堤防に復帰したとたん、車体ごと煽られるほど強烈な風が右前方から叩き付けて来ます(マジでそんな感じ)。
 踏んでも踏んでも前に進まず、サイコンの速度表示は見る見るうちに20km/hに落ち、あっという間に15km/hまで落ちました。

 右前からの風なので、早目に建物が風除けになる左岸に行こうと、大師橋を渡ろうとしましたが、橋の上はさらに強烈な風が吹き荒れており、押し戻されそうなほどの強風との格闘。
 ギアを最軽段まで落として渡り切り、上流に向けて走り出すも、全然前に進んでいる気がせず、疲労だけが蓄積して行く感じです。

 その後も向かい風が強く、平均で15km/h程度の速度でノロノロ前進するのがやっとな上に、丸子橋から先、左岸は二子玉川までサイクルロードが無くなるので右岸に渡らざるを得ませんが、右岸側は風上が川のため、まともに風を喰らいます。
 体力も筋力も削られまくり、スロープを上がる時には、完全に足が止まりそうになった時もありました。
 おかげで、強引に立って漕いだりしているうちに、ダンシング登坂も結構できるようになって来たのは、想定外でしたが・・・。

 そんなこんな、ひいこら走っていると、視界の下の方に見える前輪が、何だか左右に波打っているように見えます。
 よく見ると、車輪が振れているようです。
 正中線より右側に振れている所を見ると・・・東京エンデューロでセンサー(左フォークに装着)を巻き込んだダメージでしょうか・・・。

 結局、そのままいつもお世話になっている自転車店()まで走る事になり、結局今日は強風の中、96kmも走ってしまいました。
 後で調べたら、本日、東京は強風注意報が発令されていたとか・・・。

 はは・・・どうりで強烈な風だったわけだよ・・・。


 杉並(西荻窪)の和田サイクルさんなのだが、年明けから店舗改装のため、上井草で仮店舗営業中。多摩川からは、物凄く遠い。

 ・・・加えて、今日は常連さんがすごく沢山来店しており、声をかけるまで物凄く待ち時間が長かった・・・。


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