Archive for February 2008
03 February
Airframeの折り畳み関節をいじってみた。
昨日段階で、今日の天気予報は雨でした。朝、起きた時、雨ならば隣家のスレート屋根に当たる雨粒の音が聞こえるはずが、静かで明るいので、実は晴れているのか?と思ってカーテンを開けたら・・・。
雪かよっ!
しかも、見た限り、積雪は数センチ〜10センチ程度。
・・・そりゃ、雨の日より静かで明るく感じるよ・・・(つーか、一夜で別世界になってまんがな)。
しかし、こんな日でもスケジュールの関係で休日出勤しないといけないのが、辛い所です(こんな日でも止まらないしね、生活路線のKO線は・・・)。
あ、そうだ。
多摩サイライダーの皆さん、福生南公園の復旧工事が始まった、という噂を聞きましたが、現場を見た方、いらっしゃいます?
では本題です。
交通の混乱が続いているようだったので、休日出勤を早めに切り上げて帰宅し、今日は愛車2号のAirframeをいじってやることにしました。
このAirframeですが、ウチの個体はダウンチューブのBB側関節を締めるネジがすぐに緩むため、走行時にフレームのガタツキとハンドリングの不安定さを発生させる原因になっていました。
このため、定期的にチェックし、ガタが出ていたら、関節両側のネジを増し締めして対応していたのですが、他の可動部に比較してあまりに増し締めの頻度が高いためか、最近、ネジ山(4mmと5mmの六角)が緩くなってきた気がすること。
また、室内保管しているため、(一般の「折り畳み自転車」としては珍しく)省スペース化のため頻繁に折り畳んでいた結果、間に挟まっていた金属の擦れ防止のプラ板がずれて来るなど、色々と付随する不具合が生じてきたこともあり、関節部に手を加えてネジが抜けにくくなるよう、ちょっと細工を施すことにしました。
しかし、日本に輸入されておらず、構造に不明部分が多すぎるこの車体。
下手に分解すると、再組上不能になる可能性もあるわけです・・・。
とはいえ、今のまま放っておくわけにも行かず、これも面倒な車体を買っちまった自己責任、というわけで、思い切って分解して構造を調べ、ネジ止めを入れてみる事にしました。
ちなみに、ネジ止めに使ったのは水道管やガス管の接合部に使われるシーリングテープ(ねじ込み部に巻く、白テープ。百均で入手)です。
ロックタイト等の接着剤系のネジ止め剤は、使い方を間違うと、「外したくても外れない!」なんて事にもなりかねないので、本来は配管のネジ込み部の密閉に使われるこのテープで代用してみました(自転車乗りの間でも、ビスのガタツキ防止で使う人が結構いるらしい)。
そんなわけで、覚悟をきめて関節を分解してみると・・・関節部は基本的に、長いボルト状のネジ一本で、左右から締め上げているという、意外に単純な構造でした。
しかし、フレームの方は、ボルトを受ける部分がただの穴でなく、パイプを貫通するブリッジ状に細管が内側に溶接されている(多分、強度確保と組み立て時の不整合防止が目的)という、意外に丁寧な加工が施されていました。
とりあえず、調べてみればビクつくほどの構造でもなかったので、サッサと分解し、プラ板を剥がして劣化した糊をパーツクリーナーで磨いて除去後、瞬間接着剤で再度、貼り付け。
そしてボルトの先端側1/3くらいに、シーリングテープを巻きつけて、関節を締め直せば、修理完了です。
現段階では、まだ締め直してすぐのため、関節にガタが出るような状況ではありませんが、以前よりネジの「締まり」の手ごたえが強くなった感じがあります。
ま、ここも経時的な劣化がそれほど目立たなければ、このまま様子を見ようと思います。
※役に立つかどうかわからない豆知識
Airframeの関節部分には、金属部材同士が直接こすれることを防止する目的で、薄いプラ板が糊付されています。
ここで使われている接着剤は油分には弱いらしく、動きが悪いからと言って関節部に注油すると、接着剤が劣化溶出し、プラ板のズレ〜関節部に障害を発生させる原因となります。
私は以前、BBから異音がした際、この関節が固いのが原因かと思い、シリコンオイルスプレーを吹きまくった経緯があるので、それがもとで糊の劣化が生じ、関節のガタに繋がった可能性も考えられます(ちなみに、BBからの異音は、左ワンを増し締めしたら止まった。関節が異音の原因でも、オイルを吹くより、ネジの増し締めをした方が良いと思われる)。
・・・まぁ、この車体を日本で所有している(ついでに、常用している)人なんて、本当のホントにわずかでしょうから、この豆知識がどこまで有益な情報かは分かりませんが・・・。
20:43:00 |
yo-ta |
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02 February
連光寺坂、タイムトライアルしてみた。
多忙期が本格化した、というネタを上げてすぐに出張がはいり、木曜〜金曜にかけてはドタバタが続き、37時間ぶりに自宅の床を踏みました。・・・これがまだあと2ヶ月続く・・・(泣)。
では本題です。
先週、初めて登った連光寺坂。
ここはロードレーサーの皆様が練習コースとしても使う場所であり、周辺には通称、「周回コース」などと呼ばれる練習用ルートが設定されている(別に標識などがある訳でなく、自転車乗りの間で勝手に訓練コースに設定しているだけ)地域でもあります。
特に、連光寺坂から若葉台方向に抜け、尾根幹線?から川崎街道に戻ってくるルートは、1周回が約10kmでアップダウンも多く、適度な運動負荷のかかるコースとして、都内多摩地区のローディーの多くが、練習コースとして走っているそうです。
そんな訳で、今日は午前のみOFFだったので、この連光寺周回コースを走ってみようとBSモールトンのサドルにまたがり、多摩川へ。
是政橋を渡り、川崎街道に入ると、タイム計測始点にされる大丸公園という公園があったので、そこで一旦休憩。
サイコンをリセットして計時モードに設定した上で、周回コースにチャレンジしてみました。
今回の連光寺坂は、先週のルート(関戸橋側から)とは逆方向であり、勾配は緩やかである反面、距離が長い、というコース取り。
途中、米軍の乗馬場の脇をとおり、桜ヶ丘ゴルフ場からの打球を防護するネットのトンネルを抜け、連光寺坂上交差点へ。
そこからは先週と同じルートを通って多摩大学のピークをクリアし、今週は道を間違えずに尾根幹線に出て、再度、大丸公園へ。
所要時間、34分54秒。
遅っ!
まあ、今回はまだ初めてという事もあり、曲がる交差点位置を確認しながらだったり、アップダウンの加減がわからず、余計な場所で足を使い切ってしまったりしたのが悪かったですね。
途中からは歩道走行に切り替え、歩行者の皆様をかわすために思いっきり減速、徐行していた区間もありますし・・・。
しかし、最初の長〜い坂の間に、結構、足を使ってしまい、後半のアップダウンコースがホントにヘロヘロ状態で、全然スピードに乗れない(ゆえに歩道走行していた)というのは情けない。
時間があれば、2周目にも行きたかったのですが、既にゼーハー状態(弱っ!)だったのと、タイムアップも近かったので、連光寺坂上までのタイムトライアルだけにして、関戸橋側に下りて帰宅する事にしました。
大丸公園前から、連光寺坂上交差点に向けてスタート!
途中、チラチラと時間を気にしつつ、その時の全開のパワーで連光寺坂上交差点に到着。
所要時間、9分00秒。
遅っ!
本気で速いローディーは、5分程度で登り切ってしまう(らしい)道筋です。
その倍近い時間をかけて、やっと到着って・・・いくら小径車でもアカンでしょ・・・。
(小径乗りでも、速い人は7分程度なんだとか・・・)
・・・まあ、レーサーになる気は全くないので、運動強度が上がればそれでいいや、と、無理矢理自分を納得させ、連光寺坂上交差点を直進。
本筋から少し左に分岐する、幾分か勾配が急な坂を、関戸橋方面に向かって下ります。
そして本日ここで、またも個体最高速度を更新。
今回の速度は、53.5km/hでした。
さて、ここで問題。
この季節、こんな速度で坂を下っているとき、頭に浮かぶのは以下のどの感覚でしょうか?
1.怖い。
2.痛い。
3.寒い。
正解は、全部。
怖い、は言うまでもない事ですが、走行風が耳元でゴウゴウ鳴り続けて、車のエンジン音も聞きづらくなるほどの速度ですから、頬や耳に当たる風は、ほとんど身を切るような痛さになります。
さらに、ゴアテックスのジャケットで、強力なウインドプルーフ効果を持たせていても、体表面から体温が奪われて行くのがはっきりわかりますし、ブラケットを握る手も、風にさらされて見る間に強張って行きます。
また、胸や腹は、走行後に触ると、皮膚が氷のように冷たく感じるほど冷えきってしまうので・・・汚い話ですが、違う意味の「ボディーブロー」を喰らいました(マジで)。
自宅までの道が・・・あんなに遠いとは思わなかったよ・・・。
もっと速く走れるようにならないと、次回は時限爆弾が起爆する可能性もあるなぁ・・・(もちろん、玄関を潜って、すぐにトイレに飛び込んだ・・・)。
21:29:17 |
yo-ta |
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