ツキノワグマの人工冬眠誘導作戦、どうやら最終段階に！

　現在、TVで流れている「シャーロットの贈り物」という映画のCMですが・・・。

　クモの大写しを見せんでください(^^;)。

　ナンボ感動のストーリーでも、私にとっては、ホラーな映画になってしまいますがな（違う意味で ^^;）。
　（私は昆虫好きだが、クモ、ムカデ、ゲジは大の苦手。ヒヨケムシ、サソリモドキ、ウデムシを見せられたら発狂する。だが、ダンゴムシ、ワラジムシ、ヤスデは平気で、例外的にハエトリグモは大丈夫）

　そういえば、その昔、友人（私がクモ恐怖症な事をよーく知ってる奴）に騙されて、「アラクノフォビア」という映画に連れて行かれたことを思い出しました。
　新種の毒グモがアメリカの田舎町で脱走し、パニックになる、という、ハリウッド的お約束満載の単純な映画でしたが、あの映画館の大画面にどアップで映されるクモの映像は、いまだにトラウマです・・・(--;)。
　（ちなみに、「アラクノフォビア＝クモ恐怖症」という意味。今思えば、ちゃんと意味を調べてから行くんだったよ ^^;）

　では本題です。
　今日はまた違った側面からの、「クマー！」な話題を。

　上野動物園で、冬眠誘導の実験中だったツキノワグマの「クー」が、ついに冬眠状態に入ったそうです。

　クマ冬眠大作戦　「クー」野性取り戻せ　東京・上野動物園、のぞき窓で公開（冬眠誘導実験開始のニュース：毎日新聞）

　飼育下のクマを冬眠誘導　上野動物園が公開（実際の冬眠開始に関するニュース：産経新聞）

　北海道の旭山動物園での成功以来、全国に広まっている「行動展示」の流れからはじまった、今回のツキノワグマの冬眠大作戦は、静かなクライマックスを迎えたようです。

　一般には何となく、というレベルでしか知られていませんが、クマは冬眠する習性を持った動物で、冬眠中に巣穴の中で出産します。
　ただし、冬眠に至るまでの条件を人工的に作り出すのはかなり難しいらしく、過去に行われた実験では冬眠状態から衰弱餓死してしまった事例もあるそうです。

　自然状態であれば、徐々に下がる気温と、増える餌、そして長年の間に刻まれた体内の生活リズムのために、冬眠誘導はスムーズに行われると考えられています。
　しかし、飼育下ではどうしても動物の体調管理が優先されるため、気温変化は可能な限り少ないように設定され、決まった時間に決まった量の餌が与えられるのが普通であることが、飼育下での冬眠誘導が難しい要因になるようです。

　この辺は、以前チラッと話題に出した、ハムスターの冬眠の例でも同じだそうです。
　また、飼育下のリスも、同様の理由で冬眠しない個体が多いのだとか。
　とにかく、クマにしろげっ歯類にしろ、冬眠に向けた準備は、秋のはじめから冬まで、本当に長い時間をかけて行われますから、ある日、突然室温が下がるなどして、不完全な状態で冬眠に落ちると、そのまま衰弱死してしまうのが普通のようですね。

　そんなわけで、今回の、長い時間をかけて行われた人工的な冬眠誘導の試みが成功するかどうか、動物園関係者だけでなく、動物好きな皆様の間でも注目されているようです（成功すれば、博士論文が書けるほどの快挙になるらしいからね）。
　私も、「クー」はちゃんと春までねむり、そして暖かくなってから、無事に目覚めて欲しいと思います。

　・・・それにしても、上のリンク先（毎日新聞の方）の、「ひと休みするクー」の写真ですが・・・。
　どこのおっさんや、と言いたくなるのは私だけ？（♀らしいけど・・・）

　あ、そうそう、私がよく行くフィールドで言えば、奥多摩〜檜原村のツキノワグマは、12月〜4月までは樹洞などの中で休眠に入ってしまうそうです。
　よって、これからの季節、遭遇禍のリスクはグンと小さくなりますが、反面、ハンターの皆様によるシカ狩りが本格化しているため、「ヒトに自分の存在を誇示するために」クマ鈴を装備して目立つ服装（今の季節は黒〜茶系は避けたほうが良いでしょう）をして、できるだけ正規の登山道を歩行することをお勧めします。
　（そうでなくても、この季節にはパンパン銃声が聞こえるし、頂上で昼食中、失速した散弾が降ってくることもあるらしいから）

サーバが落ちてたようですね・・・

　夜勤中（爆）。と、それはさておき。

　一昨日の夜〜昨日午前中まで、相当長い時間に渡って、どうやらLinklogのサーバが（また！）落ちていたようです。
　おかげで、本サイトにアクセスしようとしても、「Connect Error」になっていたようです。

　どうやら昨日昼には復旧したようですが、最近、頻繁に落ちているので、いい加減にしてもらいたいものです。
　（管理人もアクセスできないんだもんなあ・・・。更新も返信もできやしない・・・）

平野にも、黄葉の季節到来。

朝夕の寒さが冬の到来を感じさせる季節になり、東京の平野部は、イチョウの黄葉が盛りになったようです。
イチョウ並木の街路は、今年、最後にして、もっとも彩りが綺麗な時期を迎えています。

…踏み潰されたギンナンが臭いけどね(^^;)。

同僚宅のハムちゃんが・・・

　11月は、私の所属会社の会計期末だったのですが、今期末は、こういう処理に長けていた事務担当の方が夏に会社を辞めてしまった関係で、ゴタゴタが酷すぎて、やってられん気分でした。

　内部〜外部の監査対応で、アレやコレやと細かい指示が飛んでくるのですが、そのほとんどが途中で咀嚼されずに現場に垂れ流されるため、2転3転は当たり前な上に、転々とした結果、元に戻るなんてこともザラ。
　しかも月末で、クライアント対応も「激務」になる時期ですから、ダブルパンチを食らう社員も多く、フロア中にイライラ感が蔓延して、会計締めの時間が近づいた木曜午後になると、違う指揮系統から同じ指示が複数回届いたりすると、「うるさい！わかってるわ！」と声を荒げる人も・・・。

　私もいい加減、ボタンを押したい気分でしたが、それでは何の解決にもならないからなあ・・・。

　結局、金曜未明までカンヅメになって何とか〆としたものの、あまりに「ド急ぎ」な件がラッシュになっていたため、なんだか大きなミスがあったとかで、後々まで引きずられそうな、嫌〜な予感がしています。

　では本題です。
　昨日、同僚が一人、朝の道を沈痛な顔で歩いていました。
　聞けば、昨夜まで元気だったペットのハムスターが今朝、ケージの中に自分で作った巣（？新聞紙を千切ってボール状に丸めたモコモコ、らしい）の中で、丸くなったまま硬くなっていたのだとか・・・。

　普段は冬季は夜、ケージを寝室に入れてなるべく暖かい状態にしておくらしいのですが、昨夜はうっかり入れ忘れ、キッチンで一晩を過ごさせてしまい、そして今朝の寒さが祟って昇天したのだろう、と同僚が呟くので・・・。

私「で、ハムちゃん（そのままな名前・・・）はどうした？」
同僚「今朝、出掛けにマンションの花壇に埋めてあげたよ」
私「（ぬわんだとっ！）今、家には誰かいる？」
同僚「・・・カミサンがいるけど？」
私「急いで掘り出してもらえッ！それから手で暖めて、ぬるま湯で薄めたハチミツを大量に与えろッ！」

　ハムスターって、条件が条件だと、冬眠（擬似冬眠ともいう）するんですよね。
　ただし、飼育下のハムスターは、あまり気温変化がない屋内に置かれているため、体の冬眠準備が整っていない状態で突然、行動停止に陥るため、冬眠すると逆に急激に弱っていくそうです。

　そんなわけで、冬の早朝、ハムちゃんが丸くなって動かなくなっていた時には、体やケージを人肌程度の温度で暖め、もぞもぞ動き出したらぬるい砂糖水や薄めた蜂蜜などを大量に与えて体力回復を促してやる必要があるんですが・・・。
　ハムスターを飼っている皆様の中でも、この「冬眠（擬似冬眠）」のことを知らない人は多いようで、永眠させてしまったと勘違いして、そのまま庭先で「即身仏」になってしまう個体が、結構いるそうです(^^;)。

　ちなみに、ハムちゃんが丸くならず、普通に横倒しになって動かなくなっていたときは・・・残念ながら、「永眠」なんだそうです・・・。

　なお、今日の夕方に改めて話を聞くと、同僚宅のハムちゃんは、「即身仏」になられてしまったたそうです・・・合掌・・・。