Complete text -- "クマ騒動の話題で -出会ってしまったらどうするか-"

15 October

クマ騒動の話題で -出会ってしまったらどうするか-

 昨日、クマ騒動の話題を出したら、アクセス数がすごいです(^^;)。皆さん、興味のある話題なのでしょうか?
 2回更新もしていないのに、60を突破していました(通常、一回更新だと多くて一日40アクセス)。

 さて、昨日の話題でも触れた通り、私は東京都内で最後に残されたツキノワグマの生息地である奥多摩の山によく行きます。
 今の所、クマにであったことはありませんが、木の幹についた爪痕や、ぬかるみの中の足跡などは、何度も見ています。そういった痕跡を見る限り、奥多摩のクマは、かなり登山道近くにも頻繁に出没しているようです。

 そんなわけで、私も奥多摩通いを続けていれば、いずれどこかでクマとは遭遇することでしょう。実際、今までに山の中では、クマ鈴をリンリン鳴らして歩いていても、ニホンジカ、ニホンカモシカ、ニホンザル、タヌキ、アナグマ、イタチ、テン、ハクビシンといったほ乳類に出会ってしまっています(逃げろよ^^;)。
 こんな状態ですから、ホント、いつクマに会ってもおかしくないと思います。

 そんなわけで、出会ってしまった時にはどうすればいいか。
 それは私にとって、知っておくべきことですが、大体は以下のサイトで調べ、頭の中でのシミュレートもできています。
 あとは実践を残すのみ・・・ですが、本来、できれば実践しない方がいいんですよね(^^;)。

東京のクマ:
http://www.asahi-net.or.jp/~xi1k-ymzk/japanese.htm
(メニューに、クマに会ったらどうするか、という項目があります)

 とりあえず、いつも考えているのは、とにかく、自分からは決して逃げない。
 そして、向こうが逃げないなら、目を離さないようにそっと後ろに下がったり、木の裏側に隠れたり、向こうが「今だ、逃げろ!」という判断を下しやすい状況を作ることですね。
 あとは、向こうが逃げていったら、逃げるに任せる(笑)。これで大体は大丈夫なはずです。

 では、もし襲いかかってきたら・・・。

 私は登山中、暑くなったら、脱いだウェアを腰に結んで歩いていますので、至近距離でそれを投げつけて、視界を閉ざし、ひるんだ隙に後ろに下がる・・・ことしか思いつかないですね。
 ちなみに、視界を塞がれることは、ほとんどの動物にとって「恐怖」そのものだそうです。あのイノシシでさえ、目の前で傘を開かれたり、上着を投げつけられたりすると、突進をやめて逃げるそうですから。

 でも、そこまで至近距離で出会う前に、「ほらほら、ここに人間が居るぞ!」と、鈴を鳴らしてアピールしながら歩くのが一番ですね。

 そういえば、一度、林道沿いでニホンジカのまだ新しい死体(肩〜大腿の筋肉がきれいに食べられていた)を見つけたとき、周囲に漂う獣臭が、明らかにシカではなかったことがありました。
 その時はこちらが感知できなかっただけで、実はクマはそばに居たと思います。
 (人間ごときの貧弱な嗅覚で、獣臭を感じるくらいですからね)
 よく襲われなかったなあ・・・と思う方は多いと思いますが、昨日触れた通り、ツキノワグマは体が小さく、臆病であり、余程の理由がない限り、人を襲うことはありません。実際にその場に居ても、なぜかそんなに怖いとは思いませんでした。
 はっきり言うと、私はツキノワグマより、スズメバチやイノシシの方が怖いです。
23:59:58 | yo-ta | | TrackBacks
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