Complete text -- "幽霊の、正体見えたから、ツッコもう。"
25 August
幽霊の、正体見えたから、ツッコもう。
今日は、昼前から急激に雨が強くなってきました!昼食に出た段階で、会社前の国道が、川みたいになっていました!
夕方、一旦雨は小康状態になりましたが、また強くなってきているようです!
うおおおおっ!来る来る来る来るぅ〜!マーワーが来るぅ〜!
(注:ウチでは台風の呼称をアジア名で統一しています)
と、それはさておき(おいていいのか?^^;)本題です。
どうやら夏は終わりに近付いてきましたが、今年は夏恒例の、見るからに低予算なTV企画である、いわゆる「心霊スポット潜入レポート」に毎年顔を出している奥多摩地域、特に「おいらん淵」が、見ている限りでは一回も出ませんでした。
(アホな企画だと思いつつ、ツッコミどころ満載で、違う方向に楽しいので、毎年見てしまう私である ^^;)
理由は多分、東京側から「おいらん淵」に向かう道である青梅街道(国道411号)が、都県境あたりで土砂崩れが発生したため、長らく全面通行止になっているからでしょう(笑)。
結果、そこまで行くには、甲州街道(国道20号)から高尾山の南をぐるっと回り込むか、埼玉の秩父方面から回り込むか、どっちにしても、ものすごく遠回りかつ時間のかかるルートで迂回することになりますから、予算も撮影時間も限られる「安上げ企画」には向かない場所になってしまったんではないかな、と。
(なお、2〜3年前にお手軽スポットとして流行った八王子城址や青山墓地下のトンネルは、おかげで夜中に変な連中が集まるようになり、文化財や公共物の破壊が相次いだため、各管理主体がテレビ局側に猛烈に抗議し、ロケができなくなったという噂がある)
ちなみに、おいらん淵は武田信玄が金山の閉山にあたり、秘密が漏れないよう、人夫や遊女を深い谷の上に架けた舞台に集め、酒盛りの最中に綱を切って谷底に落とした場所と言われており、この伝説をもとに心霊スポットだと言われていますが・・・。
誰がどう見ても、普通の沢でしょ、あれは(笑)。何でイチイチ、そんな話に結び付けたがるのやら(^^;)。
それにしても、あの手の安直企画の心霊レポートには、本当に色々、笑えることがありますねぇ・・・。
私が普段から平気でザクザク歩いている登山道を、昼なお暗い不気味な山道、とか言ってみたり・・・。
(単に、あんたらが樹林内の登山道を見慣れてないだけだっつーの)
たたりを恐れて住人が捨てた家の廃墟ってのが、奥多摩では有名な廃村「峰」の家屋跡だったり・・・。
(これ、もとの住民の皆様にメチャクチャ失礼だぞ?「峰」の全村民移住が1970年台だから、まだまだ皆様、ご健在なはずだし?)
雨粒や埃にカメラのフラッシュが反射し、光球状に写ったものを、霊魂だ!と断言する霊能者がいたり・・・。
(写真を趣味にしている人なら、それが普通の物理現象であることは誰でも知ってる。写真の勉強もしないで、あんなに知った風に写真のことを語るとは・・・)
沢音や葉擦れ音に、赤子の声や人の笑い声が混じっていたとか言って騒ぎ出す、自称霊感の強い、売れてない(実際、いろんな意味でお前は誰や?と言いたいレベルの)アイドル系タレント達とか・・・。
(ヒトの耳は、沢音や葉擦れ音のようなホワイトノイズの中に、特定の音(例えば赤子の声)に似た周波数のパターンがあると、「その音」として認識してしまいます。これがいわゆる「空耳」や「幻聴」なわけですが、沢沿いや樹林帯などのホワイトノイズが強い場所では特にそれが起きやすいことは、ある程度経験を積んだハイカーならよく知っていることです)
それより何より、一番激しくツッコみたかったのは、以前、とある番組で、私の母校の心理学の教授が、心霊現象について「メチャクチャ事実やねん!幽霊はこの世におるねんぞ!」という話を熱く語っていたことだったりします。
私は・・・教養課程で、あの教授に心理学の単位を落とされたんだよな・・・(その未履修単位のために、専門課程移行を前に、少々焦った思い出があるのは、言うまでもありません)。
ああいう思想のヒトだったとは・・・。どうりで、授業中、全然理解できない話が多かった訳だよ。
おのれぇい・・・とんだハズレ教官を引いてたもんだぜ。
それ以前に、こーゆー番組に出るのを、誰も止めなかったのかよ!おい!
と、そこをとにかく激しく突っ込みたかったですねぇ・・・(絶対、母校の印象が悪くなったぞ?アレは)。
22:13:00 |
yo-ta |
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