Archive for September 2005

29 September

今年のクマは、どんな感じ?

 今年は6月以来、本格的な「山」からは遠ざかっているため、いかんなあ、と思っているところです。
 本来なら、今の時期は「ひこうき」に忙しくて「山」は2番手なのですが、今年は「ひこうき」が晩秋まで来ないので、今の時期に「山」をやっておきたいのですが・・・。

 普段、あまり登らないシーズンだけに、見所が絞れず、計画を決めあぐねてます(^^;)。
 夏の涼には遅く、紅葉には早い・・・。
 う〜ん、いかんなあ・・・。

 では本題です。
 先日、親戚筋の結婚式があった時に、昨年秋の「クマ・ラッシュ」の地元体験(福井県内での体験)を聞くという、なかなか貴重(?)な機会に恵まれました(ウチは、山里がオリジンな家系なもので)。

 まあ、話に聞いた限りでも、その頃は幼稚園から聞こえる「森のクマさん」の合唱が、シャレにならないような状況だったようですね(^^;)。
 夕方、たわわに実っていた柿が、翌朝、きれいになくなっていた、とか(これはテンとハクビシンも混じってるんじゃないかな ^^;)。
 夜中にバキバキ音がするので外を覗いたら、隣の神社のクルミの根元で、クマが座って食事中だったとか(懐中電灯の明かりを向けたら、呑気に「何だ?」と振り返ったらしい)。
 極端な事例では、「ある日、森の中」なんてレベルでなく、「ある日、町の中」とか「ある日、家の中」なんてこともあったみたいで・・・(ヲイヲイ ^^;)。

 ・・・まあしかし、親戚筋のいる地域は、本当に山間に近い地域だけに、ある意味達観したレベルで物事を見ていた皆様も多かったようです(クマなんて、いつも畑で会ってるから別にいい。猟銃持った見知らぬ人間がウロチョロする方が怖いから通報しない、という感じだったそうで)。
 さすが。日常で、野生動物との遭遇に慣れている地域だからこその余裕ですね(^^;)。

 で、昨年、あれほどの「クマ・ラッシュ」に襲われた北陸地区ですが・・・。

 今年は(石川県の話ですが)ブナの実が結構な豊作だということで、昨年ほどの遭遇被害は発生しないのではないか、と言われているそうです。
 去年は、今くらいから10月まで続いた台風ラッシュのため、ブナ、コナラ、クヌギなどが軒並み不作だったことが、やはり相当の痛手になっていたようです。
 ただし、人里近くに住み着いた個体は、また突然、出没する可能性があるので、注意が必要だ、という事でしたが・・・そういう個体は、去年、軒並み射殺されてしまったように思いますが?
 (これはマジでそう思う。学習法獣のガイドラインが全くいかされず、小学校の敷地内で発砲しやがった例もあったからね、福井県では)

 ちなみに、関東の方ですが、先日の高尾山で見た限りでは、シラカシ、コナラ、マテバシイあたりの実がゴロゴロ転がっていましたから、今年もクマが極端に人里に下りてくることはなさそうです。
 そういえば、去年は北陸であれだけクマ騒動があった時期でも、奥多摩はドングリを踏まないように歩くのが無理な場所があったりして、地域ごとの明暗がくっきりと別れていましたが、今年は大丈夫そうですね。

22:02:00 | yo-ta | | TrackBacks

10 September

行ってきました、高尾山

 どうでもいいですが、子供さんに「虫博士だよ!」と紹介するのは、微妙にプレッシャーがかかるので、できればやめていただけませんでしょうか(^^;)>マダム一同。
 最近のガキんちょは、恐ろしくマニアックなことまで知ってるんですから・・・(いやマジに。怖いくらい知ってますわ)。

 では本題です。
 昨日触れたように、今日は会社の行事で、高尾山登山でした。

高尾山ケーブルカー前


 先日登場のオニヤンマの先輩が幹事役で、私が一時期、高尾山に通いつめていたことを知っていたこともあって、今回は案内役兼スタッフとしての参加をお願いされていました。
 固く考えないで、いつも歩いていたコースでいいよ、と言われたので、そのとおり歩くことにしましたが・・・。

 そのコース、ケーブルカー駅前の観光案内板に、デカデカと「登りは健脚向け!」と書かれてましたが・・・(^^;)。
 そういえば、このルートは私がいつも、自分の体力が落ちていないか、検査する意味でも使っているルートでした(^^;)(^^;)(^^;)。
 そんな場所に、オジサンやおば・・・じゃなくてオネエサンに、ちびっ子達を連れて行くというのは・・・やっぱ、固く考えた方が良かったかも(^^;)(^^;)(^^;)(^^;)。

 案の定というか、歩きはじめて10分ほどで、山慣れているおじさん達と、後続の差が開きはじめ、なんだかすごいことになりそうな予感がありました。
 しょうがないので、分岐では先頭集団に「こっち」と指示したあと、すぐに下に行って後続集団に、「次の分岐はこっちに曲がって・・・」と説明し、また速攻で上に戻って、次の分岐までに先頭集団に追いつく・・・。
 と、こんな事を繰り返している間に、疲労蓄積度がぐいぐい上がって行き、ストック片方だけでも持ってくるんだった、とかなり後悔(--;)。

 最後の方は、先頭集団と後続の差が大きくなりすぎて、かなり必死で上に行ったり下に行ったり・・・.
 たっぷり3時間、山道を駆け回って、普段の山の何倍も疲れる高尾山行になってしまいました(^^;)。
 ああ、やれやれ。でも高尾山だったから良かったけど、他の山だったらまずかったな(--;)。

 そのあとは、初めて入った、高尾山ビアマウント。人大杉を地で行くような場所でした(^^;)。
 そして、高尾山の夜のお楽しみ、ムササビ鑑賞会とあいなりましたが・・・ハズレ(^^;)。
 どうやら、ムササビ君達は、既にご出勤したあとだったようです。残念。
23:11:42 | yo-ta | | TrackBacks