Archive for August 2006

29 August

シグマから、謎のフラッシュムービー公開される

 交換レンズメーカーとして有名なシグマから、次期デジタル一眼レフと見られる機体の、フラッシュムービーが公開されています。

 SIGMA SD14(シグマの特設サイト?)

 フラッシュムービーを最後まで辛抱強く見ると、「Japanese Edition」のメニューが出るので、それを押せば日本語訳付きのムービーが見れます。

 その内容を見ると、どうやら次期シグマ機は、FOVEONセンサー搭載の、Raw撮影専用機・・・という所でしょうか?
 まだ第一報だけのようですが、合間に挟まれる画像がこの機体で撮られたものだとしたら・・・。

 なんか、大穴で注目機が登場してきたような、そんな気がします。

 ちなみに、最後に表示されるマウント部の画像と、手元のE-1のマウント部を比べてみたら・・・微妙に構造が違うみたい(^^;)。
 フォーサーズマウントではない・・・のかな、やっぱり・・・(正式発表があるまで、わかんないけど・・・)。
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25 August

Mac OSでもSDHCカードが使えるようになる?

 ウチのブラウザ別のアクセス順位は、上位からmsie 6.0、Gecko、googlebot/もしくはhatena antenna/0.5というのが通常でしたが、最近は3位にoperaが入ってくることがあり、妙に嬉しい気分になります。
 ちなみに、msie 6.0とGeckoは、順位は不動ですがアクセス数はほぼ同じ、という状況は、両OSのシェア比を考えたら、Macユーザーの皆様のご訪問が多い、ということになるでしょうか・・・(Safari はGeckoとして記録されている・・・はず)。

 そういえば、一時期、暴れまくっていた百度蜘蛛ことbaiduspider+は、影も形もなくなってしまいました・・・(SPAMの嵐を残してね・・・ -"-;)。

 では本題です。
 エントリークラスのデジタル一眼レフが、次々発表されている中、一部機種では画像記録系がSDHCカードスロットのみの対応となっており、このままではMac OS上ではデジカメの使用に制限がかかる場合も考えられそうになっています。
 (今のところ、旧SDカードしか正式対応品として使えず、一枚あたりの容量上限が2GBまでに抑えられる。デジタル一眼レフの、特にRawファイル保存を考えると、2GBは容量が不足気味)。

 しかし、本家の松下電器でなく、サードパーティーの株式会社エレコムから、Mac OS X(10.2以降)にネイティブ対応したSDHC対応マルチカードリーダが発売されるということなので、今後はSDHCカードの使用にも、ハードルが低くなるかも知れません!

 エレコム、SDHCに対応したメモリカードリーダー(デジカメWatch)

 というところで、ちょっと気になって松下電器のSDHCのサイトを覗いてみたところ・・・。
 メーカー純正のカードリーダ/ライタは、いまだにMac OSへの正式対応は謳われていませんでした。

 SDメモリカード 周辺機器(Panasonic SDHC紹介サイト)

 ちょっと注意していただきたいのは、上記リンク中の製品は、SDカードのみ対応している機種と、SD/SDHCの両方に対応している機種が入り乱れていることです。
 いくつか、Mac OS対応商品があるじゃん、と思われても、注意してご覧頂くと、それはSDカードのみに対応している物で、SD/SDHC対応品は、いまだWindows系OSのみの対応しかサポートされていません・・・(を〜い、ソフト開発能力がその程度って訳じゃないよな?)。

 というわけで、サードパーティからネイティブ対応を謳った機種が出てくれることは、個人的には大歓迎だったりします。

 もっとも、エレコム製品がMac OS対応、と謳っていても、実際に使えるのはコンパクトフラッシュ、xDピクチャーカード、メモリースティックなどのメディアに限っての話で、SDHCは別格で「取扱不可」になっていたり・・・。
 と、そういうアブナイ妄想はやめておこう(^^;)。

 とりあえず、今はヒトバシラーな皆様の登場をお待ちしましょうか・・・。

最後に(
 何度か話題に出していますので、もうご存知の方も多いと思いますが、SDカードとSDHCカードは、見た目は全く同じ形をしていますが、ファイルシステム上で互換がない、全く別の規格の製品になります。
 そして、SDカードはMac OS対応が謳われていますが、SDHCカードおよびそれ専用のカードリーダー等について、製造元のパナソニックからは、Mac OSへの対応について、何のコメントも出されていません。

 なお、以前デジカメのニュース系サイトで、SDHCをMac OS(10.2)で使用する実験を行ったところ、起動初回は必ずカーネルパニックになる等の不具合が出たそうです。
 SDHCカードをMac OSで使用する場合、周辺機器の取扱説明書も熟読の上で、自己責任で行う必要がありそうです。

 SD/SDHCカードのみ対応のデジタル一眼レフ、Panasonic DMC-L1、Nikon D80、Pentax K100D等の機体を使う際には、特に記録メディアの互換性に注意した方が良いと思われます。
 (一眼レフ機に限らず、コンパクト機でも同様の対応が必要とされますので、Macユーザーの皆様、ご注意を!)

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24 August

やはりデジカメ界の巨人はやってくれた。Canon EOS Kiss Digital X 発表!

 本業のミーティング中、こっちの説明が半分も終わらないうちに、性急な結論を出そうとする他部署の上司を何度もたしなめていたら、「お前は人の話を聞かないからダメなんだ!」とキレられてしまいました。

 思わず、「テメーこそ、その"性急な結論"で、何回失敗すれば気が済むんだ!」という言葉が喉まで出かかりましたが、私の中の「火口堆積物」は、何とかそれを押さえ込んだようです(溶岩、ぐつぐつ煮えまくり〜っ♪)。
 いやあ全く、「火口堆積物」は余計なことをしてくれたものです(←待て!)。

 では本題です。
 デジカメ界ではトップシェアを誇る巨大メーカー、キヤノンが、噂どおり、デジタル一眼レフのベストセラーモデル、Kiss Digital の最新モデルを発表しました。

 EOS Kiss Digital X(キヤノンの製品紹介ページ)

 EOS Kiss Digital になってからは3代目のこのシリーズ。
 銀塩時代から通算すると、10代目のモデルチェンジになるということで、Kiss Digital 「X」というネーミングになったそうです。
 なお、正式な発音が「エックス」なのか「テン」なのかは判りません。これが「バツ」とか「ペケ」だったら面白いのですが(大爆)。

 この機体はエントリー機のお約束で、ブラックとシルバーの2色が用意されており、「黒いと威圧感が強すぎてイヤ!」というファミリー層へのウケに配慮したデザインを意識しているようです。
 しかし、初心者アシスト機能として最近流行りの、CCDシフト式手ぶれ補正(ボディ内手ぶれ補正)は搭載されていません。

 キヤノンはニコン同様、レンズ側に手ぶれ補正機構を搭載するのがポリシーのようです。
 (しっかし、そういうやり方では同じ焦点域のレンズでも、手ぶれ補正が乗っただけで価格がドンと高額になってしまうため、メーカーが得する一方なんだってばさ・・・)

 ちなみに、ついに搭載される、と、昨日から熱く噂されていた、「センサーのゴミ付着対策」に関しては・・・。

 1.カメラの機構・材料を見直し、ダスト発生リスクを低減
 2.撮像素子上のローパスフィルターに、帯電防止加工を適用
 3.超音波振動フィルターを採用し、物理的にゴミを除去
 4.標準付属のRaw現像ソフト上で、画像処理による影響低減化


 という、現在の技術レベルで見て、撮像素子固定型の機体で適用できる全ての機構(及び後処理)を載せてきたようです。
 おいおい、この方面ではパイオニアメーカーである、オリンパスより手厚いじゃないか(^^;)。
 (ま、後出しだから当然といえば当然だけど、考え得る限り全部の機能を実現した機体を、フラグシップでなくエントリークラスで出すってところが、キヤノンだなあ ^^;)

 ・・・それにしても・・・。
 今年に入って、DSLRは本当に一気に、「銀塩システムから撮像素子だけ載せ変えた」というレベルから進歩しましたね。

 ライブビューの搭載、CCDシフト手ぶれ補正、そしてDSLR登場当初からの課題だった、センサーへのゴミ付着問題への対策(通称、ゴミ取り)が複数メーカーから実現され、これで本当に、「デジタル時代の一眼レフカメラ」としての戦いが始まったような感じがします。

 これまでの搭載実績を見ると、

 ライブビュー:オリンパス、パナソニック、(短時間なら富士フイルム、特殊用途機限定ならキヤノンの機体でもできる)
 CCDシフト式手ぶれ補正:ソニー、ペンタックス
 ゴミ取り機構:オリンパス、パナソニック、ソニー、キヤノン

 となっています。

 ・・・あれ?つい最近、新型機を発表したのに、名前が出ていないトップメーカーが一社ある・・・。

 ・・・やばいんでねーの?>ねぇ、ニコン(爆)。

 というわけで、先日、ニコンが発表した最新鋭機のD80が、マニア間では盛大な"しらけムード"で迎えられた理由が、一般の皆様にもお分かりいただけますでしょうか・・・。

 それにしても、最近はデジカメWatchのトップを見ると、新製品紹介の記事がドカドカ出まくりやがっています(^^;)。

 いやあ、もう、全部見るのが面倒だわ(って、最初から興味あるネタしか見てないけどね:)。

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23 August

オリンパスも、デジカメにCCDシフト式手ぶれ補正を搭載しましたね!

 チャリンコが大家さんに片付けられてしまった、という話を、元フルマラソンランナーにして、現在トライアスリートという鉄人な先輩に話した所、「俺の使ってるロードレーサーを安く譲ってやろうか?」という話を持ちかけられました。
 いくらぐらいで?と聞くと、返ってきた返事は、

 「そうだな〜。色々いじってあるけど、そこそこ稼働してるから・・・どノーマル定価の半額で、8万くらいでいいよ」

 ・・・すんません、色々カスタムしまくったレーサーの価格としては、確かに破格値だと思いますが、普段乗りのチャリと考えたら高いっす・・・。

 ちなみに参考価格を示しておきますと、その先輩はレーサーの新しいモデルに一目惚れしてしまったため、現在、カスタムパーツ諸々含めて30万ほどの買い換えを検討しているとか・・・(どぇええ〜い ^^;)。

 では、金銭感覚が破壊されそうな話はそこまでにして、本題です。
 デジカメ界では今、24日にキヤノンから新しいデジタル一眼レフが発表される!という噂で燃え上がっています。
 まあ、ベストセラーモデルのKiss Digitalの三代目ですし、どうやらオリンパス(パナソニック)同様、超音波振動によるセンサーのゴミとり機構も載せてくるような噂が流れていますし、破壊力は抜群のネタですからね(^^;)。

 その影で、オリンパスからCCDシフト式手ぶれ補正を搭載したコンパクトデジカメが発表されました。
 ちょっと地味ですが、これはこれで注目を集めているネタになっています。

 オリンパス デジタルカメラ μ750(オリンパスの製品紹介ページ)

 同時にいくつか、コンパクトデジカメが発表されていますが、CCDシフト式手ぶれ補正が搭載されているのはこの機種のみのようです。
 オリンパスにしてみれば、これは実用上では新技術ですから、まずはテストヘッド機種として、売れ筋の薄型コンパクト機に載せてきたのでしょう。

 機構としては、ジャイロセンサーでぶれ幅を検出し、信号をCPUで処理した後、アクチュエーターに伝達してCCDをシフトさせる方式のようです。
 以前、ウチでもちらっと話題にした、エレクトレット制御式のシステムで考えられていた機構が、ちょっとアレンジされて適用されているようですね。

 ただし、ジャイロセンサー部分は、(何となくですが)デジタル一眼レフで技術提携を結んでいるパナソニックのLUMIXシリーズに使用されている物のような気がしなくもないですね。
 まあ、LUMIXシリーズは光学補正(補正用のレンズをシフトさせる形式。CCDは固定)であるのに対し、CCDシフト式に応用してきた所が、オリンパスらしいという感じですが。

 そして、オリンパスもこういうシステムを作れる技術を外に示したという事は・・・。
 次期デジタル一眼レフは、ボディ内手ぶれ補正を搭載する、という噂が、いよいよ現実味を帯びてきた気がします。

 ただし、コンパクトでできたからと言って、撮像素子が比較にならないほどデカい一眼レフにもすぐ使える、というわけではないですからね(それに特化した大型の機構を開発し、ソフト的にベストのチューニングが必要になるから)。
 近々に発表、発売されるとの噂のあるE-500系後継機は搭載見送りで、来春と噂されているフラグシップで初搭載、というのがセオリーかと私は思います。

 ・・・しかし・・・。
 この機体、シャッタースピード換算で何段分の補正が可能か、という目安数値が示されていないのが、何か気になるなあ・・・(^^;)。
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21 August

シグマ製、フォーサーズ規格用交換レンズ、発売日決定!

 お盆があけ、電車の混雑が見事に「日常」に帰してしまいました(^^;)。
 う〜む、なんてわかりやすい(笑)。

 ついでに、半分麻痺状態だった東京の都市機能も見事に復活し、今日からは昼食難民にならなくても済むようになりました(先週は、行く先々で8/14〜18日は臨時休業、という張り紙を見たからね・・・)。

 その分、昼は早目に外に出ないと、「満席難民」になる恐れが出てきたわけですが・・・(極端なんだよ〜:泣)。

 では本題です。
 デジタル一眼レフのマウント規格である、フォーサーズ規格用のシグマ製レンズの発売日が決まったようです。

 APO 50-500mm F4-6.3 EX DG/HSM フォーサーズ用発売日決定のお知らせ

 50-500mmですから、フォーサーズで使用すると、35mm判で言うところの100-1000mmという焦点距離に・・・。
 これ、コンパクトデジカメのズームレンズでいう所の「倍率」に換算すると、最大望遠で約28〜29倍という超ド級のズームです。

 さすがに、このクラスになると開放F値も4.0-6.3と、ちょっと手持ちでは辛そうなスペックになっていますが、鳥屋さんたちにはすんごく魅力的なレンズになるのではないでしょうか?

 私は・・・さすがにここまでの倍率は必要ないので、購入候補からは外れますけどね(^^;)。

 さて、フォーサーズ用レンズといえば、シグマさんからは来月発売予定のマクロシリーズが待っていますね(こっちはバリバリに期待しています:笑)。

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