Archive for September 2006

27 September

カメラ/映像機器系イベント、Photokinaが欧州で開催中。

 このクソ忙しい日程の最中、またしても横槍というか何というか、ISOの内部監査員という役目がまわってきてしまいました。
 一分一秒が惜しいというのに、何でこんな面倒な・・・とぼやきたい所ですが、理由は一つ。

 「人がいない」

 と言われるだけなので、全くどうしようもないと言うのがね・・・。

 では本題です。
 現在、デジカメ界は、欧州で開かれているカメラ/映像系のイベント、Photokinaで次々発表されている新製品の話題で賑わっています。

 最新型の、メカメカしいカメラだけでなく、木製筐体のデジカメって奴まであったりするのが面白い所です。
 この木製筐体デジカメ、実際に市販されるとしたら、数台を並べて、自分の好みの木目の個体を購入するとか、使い込むごとに飴色に光ってくる度合いを競うとか、そういうシブイ系の楽しみ方も広がりそうな気がしますね(残念ながら、現在はコンセプト発表だけで、製品化はまだ予定にないとか・・・)。
 とにかく、「ロハスな皆様向け!」みたいな、間違った売り方だけは、してもらいたくないですが・・・。

 メカメカしい方では、機体の大きさはコンパクトデジカメ級なのに、撮像素子のサイズは一眼レフ級という、すんごいモデルが発表されたりしちゃっています(^^;)。

 ちなみに、私の使用機体であるフォーサーズ軍団では、シグマからさらに4本のレンズがフォーサーズシステム対応としてラインナップされたり、Panasonic-Leicaから単焦点レンズが発表されるなど、春にも負けない元気ぶりを披露しています。

 なお、フォーサーズ系の話題でいえば、一番物議をかもしているE-1後継機(現段階の開発機名、E-P1)は、こうやってみると、実はあまり大きくない(リンク先英文)事がわかりましたし、下の「デコ」は脱着可能という事で、ひとまず安心しました。
 それより、こっちの記事のタイトルの方が気になったりして・・・。

 日本で売って! とみんなで叫ぼう――オリンパス薄型デジ一眼「E-400」(IT media +D)

 「そうだ!売れ〜〜〜ッ!」

 もとい

 「売ってくださ〜〜〜い!」

 E-1はモールトンのお供には重すぎるんですから!(爆)。

 結局そっちに行くんかい!というツッコミが飛びまくったように見えますが(^^;)、とりあえず、あそこまで軽くてコンパクトな機体、欧州圏の皆様より、日本人の手の方に良く馴染むでしょうから、ここはぜひぜひ日本でも、ね!

23:58:00 | yo-ta | | TrackBacks

25 September

・・・何だかまた、ビミョーな物が・・・。オリンパス、デジタル一眼レフ次期フラグシップ機の外観を公表。

 本日は、日帰りで秋田県に出張(爆)。
 朝8時に羽田を飛び立つ飛行機に乗るため、ほぼ始発で出発。
 そして現地滞在4時間程度にして、再び空を飛んで羽田着・・・。

 ・・・慌ただしいったら・・・。

 あ、そうだ。
 今回は「青」派の私には珍しく、往復ともに「赤」のエアバスA-300でしたが、ボーディングブリッジから離れ、牽引車に押してもらって後進中、エアコンにエンジン排気が混入したとしか思えない、強烈な燃料臭がキャビンに充満したのは何なんですか?(頭痛ガンガンしまくりだっつーの!)

 アレは整備不良?
 それとも、ああいう仕様なのだとしたら、「おフランス」は旅客機も戦闘機も、無駄に高くつくだけでいいトコなしって事でおk?
 (JASと統合後、「赤」はこういう所がお粗末だから、あまり使いたくないんだよなあ・・・)

 では、本題です。
 現地(ドイツ)時間で26日に、欧州で最大のカメラ/映像系のビジネスイベント、Photokinaが開幕を迎えますが、それに先立って、オリンパスから次期E-Systemフラグシップ機のコンセプトモデルの外観が発表されました。

 「オリンパス E-システム」宣言(オリンパスのニュースリリース)

 前段の文章は、良くある基調講演的な文章ですが、要約すると、「これからもフォーサーズシステムを盛り上げて行くんで、夜露死苦!」という感じです。

 んで・・・。
 その下にある「E-1」後継機のコンセプトモデル(モックアップ)ですが・・・。

 ・・・・・・びみょ〜に、カコワルイ・・・・・・。

 いや、まだコンセプトモデル(発泡ウレタンや樹脂の塊)ですから、細部の作り込みが甘くて"つるん"としているだけだ!
 そして、これは外付けの増設バッテリー&縦グリップを装着している状態で、下側の「デコ」は外せるんだ!

 と言い聞かせていますが・・・。

 これが「素」のフォルムなら・・・E-1使用継続決定かなあ・・・(^^;)。
 (液晶固定で、ライブビューもなさそう or あってもBオンリーの可能性大だし、非分割なら重量大幅増になりそうだし。E-1はあのサイズ&重量に、あの機能&防塵防滴が詰まっていたのが、最大の魅力なんだし・・・)

22:45:42 | yo-ta | | TrackBacks

24 September

フォーサーズ対応、シグマ製マクロレンズの発売日決定も・・・。

 先週、このクソ忙しい日程の中、会社が「役に立つから行ってこい」と言うので、某所の講演会に行ってきました(おかげで埋め合わせのため休日出勤・・・)。

 しかし、この講演会。
 講師がパワーポイントのスライド読上に終始する、いわゆる「ラリホーの会」だったのが・・・。

 平均的な帰宅時間が24時〜25時で、平均的な就寝時間が26〜27時(んで起床は6〜7時)というムチャクチャな生活を7月以降続けている(よく死なないな、我ながら・・・)体を抱えている上に、パワーポイント発表のために薄暗い室内。

 そして・・・。

 >こうしはラリホーのじゅもんをとなえた!
 >YO-TAはねむってしまった!
 >ちょうこうせいAはねむってしまった!
 >ちょうこうせいBはねむってしまった!
 >すたっふAはねむってしまった!
 >ちょうこうせいCはねむってしまった!
 >ちょうこうせいDはねむってしまった!
 >ちょうこうせいEはねむってしまった!
 >すたっふBはねむってしまった!
 ・
 ・
 ・
 >ゆうしゃたちはぜんめつした!


 では、コトが終了して「所持金の半額を払って、王様の前に復活」したので、本題です(よくよく考えたら、とんでもなく都合の良い世界観だな、コレ・・・)。
 フォーサーズシステム対応レンズの発売を発表しているシグマから、マクロレンズ2本の発売日が決定したという発表がありました。

 株式会社シグマ(新製品情報は、左下のWhat's Newからどうぞ)

 発表によると、発売日は9/30日。
 当初の計画では9月中の発売が予定されていましたから、何とかギリギリ、間に合ったという感じです。

 私としては、もっと余裕(スケジュールの遅れ)があるだろう、と思っていただけに、大いに読み違えた気分です。
 おかげさまで・・・というか、何というか、望遠マクロレンズなんて、私的には真っ先に飛びつきたい気分なんですが・・・。

 今は逝けません(^^;)。

 とまあ、そうなっちゃった理由は、ですねえ・・・。
 次のネタで明かします・・・。
19:10:00 | yo-ta | | TrackBacks

18 September

んんん?微妙な情報。はて・・・。(OLYMPUS E-400)

 最近来たSPAMの中に、件名が「要返信」という奴がありました。
 もちろん、速攻で消しましたけどね(厚かましいなぁ、おい・・・)。

 では本題です。
 毎度ながらの、欧州限定販売機、OLYMPUS E-400情報です。

 今日、他のE-Systemカメラや、銀塩時代のOMシリーズなどと、E-400の大きさ比較画像を載せているサイトがあった(小さいなぁ、これ ^^;)ので覗いてみたら・・・。

 そのサイトの中に、以下の気になる文章が混じっていました。

---以下引用---

While all this is interesting information, the bad news is that if you are not in Europe or Japan, we understand you won't be able to buy this camera locally to start with. We have been told to expect sales here in Europe to commence in November, though no prices have been revealed.

---引用終了---

<YO-TA的翻訳>
 面白い情報なんだけど、ちょっと悪いニュースね。
 もしあなたが住んでいるのが、欧州か日本でない場合、この機体を発売日に地元で手に入れるのは不可能。
 私たちの聞かされている話では、値段未定だが、ここ、欧州限定で11月に発売だ、ということだ。


 ・・・う〜ん、前半と後半で、微妙に文意が異なる・・・。
 日本でも、発売するの?
 それとも、各地域ごとにブラッシュアップしたバージョンが出回るの?
 欧州はPhotokina効果で先行販売するだけ?
 謎が謎を呼ぶ、情報錯綜ぶりです(^^;)。

 ちなみに、北米地域では「E-500とE-330が絶好調だから、別に要らん」という販売側の判断があったらしく、北米圏のOLYMPUSユーザーが「てめーこのやろー!売りやがれー!」の気勢を上げまくっているそうです(^^;)。
 (おかげで、宗主国イギリスから個人輸入対応する、という代理店が表れたそうだ)

 日本でも、気勢を上げれば出る・・・のか、上げなくても出るのか・・・。
 ちなみに、デジカメマニア間では、「あそこまで小さかったら、一つの個性。欲しい!」という意見が多くなりつつありますね(Wズームキット15万以内だったら、大化けするかも・・・)。
01:09:41 | yo-ta | | TrackBacks

16 September

どうせ買えない機体ですが、一応サンプル画像です。オリンパスE-400

 九州の方は台風接近で大変そうですが、関東は本気で秋が来たかのような涼しさに包まれています。
 今日の気温は、半袖では肌寒く感じるくらいでした(極端に変わったなぁ)。

 では本題です。
 欧州限定販売のため、どうせ日本では買えない機体ですが、オリンパスのE-400の実写画像が掲載されているサイトの情報を見つけましたので、ご紹介しましょう。

 ポーランドのアルバムサイト
 (ポーランドまでぶっ飛ぶ上に、画像容量がでかいので、BB回線がないとかなりしんどいと思います)

 これまでに発表されている1,000万画素級デジタル一眼レフの中で、最も撮像素子が小さい機体ですが、解像感は十分なようです(レンズはExif情報から、新発表のZuiko Digital ED 14-42mm F3.5-5.6使用の模様)。
 しかも、小さい撮像素子上の細分化された画素でとらえた割には、木々の枝の、かなり細かい部分まで色収差も出さずに解像しています。

 ソニー初号機やニコンD80は、デジカメWatchなどに掲載された画像(レンズキットに同封される標準レンズ使用)では、こういう細かな部分に光学性能の限界に達した事を表す色収差による"にじみ"が顕著に表れていたのですが・・・。

 さすが、Zuiko Digital&フォーサーズ規格は、「デジタル専用」をうたうだけあって、この辺りの性能は十分なようです。
 まあ、細かい部分を見れば、わずかに色滲みが見られていますが、完全に抑え込むのはズームレンズではかなり難しいですから、十分優秀な結果だと思いますね。

 ただし・・・何だか青空の描写が・・・。
 いわゆる「オリンパスブルー」ではないですね。
 何だか、一昔前の補色フィルター系コンパクトデジカメみたいな色です(^^;)。

 この辺りは、撮像素子がPanasonic製という事も影響しているのでしょうか?
 それとも、やはり画素が細分化しすぎて、色再現性が厳しかった?
 (Panasonic製CCDを搭載したLUMIXシリーズは、青空の色が微妙に緑に転び、イマイチ「抜けるような青」という感じがしない)

 しかし、全体的になかなか好感度の高い絵作りをしてくれています。
 う〜ん、何で欧州限定なんだろ?他地域でも、売り方によっては十分戦えると思うけどなあ・・・。

 とりあえず、日本市場向けには、今回同時発表のレンズ2本を同封したダブルズームキットを限定1万セット、15万円で!という感じだったら、間違いなく売れると思うんですけど・・・(いや、私、それだったら欲しいし ^^;)。
 売りません?>オリさん?
22:14:07 | yo-ta | | TrackBacks