Complete text -- "予定通りにキタァ・・・けど。ニコンからデジタル一眼レフ「D80」発表。"
09 August
予定通りにキタァ・・・けど。ニコンからデジタル一眼レフ「D80」発表。
台風は・・・私の周囲では比較的穏やかに過ぎ去って行きました。まあ、被害状況としては、昼のつかの間の雨止みに油断して昼食に出たら、帰りに見事、「シャワー」を浴びたくらいですか?(^^;)
では本題です。
既にティザー広告などが行われていた上に、メーカーサイドのポカミスなどから、大体、その存在が明らかになっていたニコンの新型デジタル一眼レフ、「D80」が本日、発表になりました。
デジタル一眼レフカメラ「ニコンD80」の発売について(Nikonのニュースリリース)
・・・が、何なんでしょうか。この、デジカメマニア間に流れる、一種しら〜っとした雰囲気は(^^;)。
まあ、いい加減、ティザー広告という手段に多くの人が飽き飽きしている事。
同業他社が次々と、「ボディ内手ぶれ補正」「撮像素子ゴミ付着問題の解決策」「ライブビュー」などといった、デジタル時代ならではの新機能を搭載した機体を発表し、それを見慣れてしまったためか、いわゆる普通の「銀塩フィルムをCCDなどの撮像素子に置き換えただけ」という機体が陳腐に見える事。
性能数値を見る限り、半年前に発売された中級機、D200とあまり変わらない事(それで低価格化を進めているのだから、ある意味凄いのだが、新鮮味には大いに欠ける)。
こう言った部分に、「?????」という気分になっているような感じがします・・・。
まあ、ボディ内手ぶれ補正を載せなかった事については、CCDをグラグラ動かすのは故障発生リスクを高めるとの考えがあり、堅牢なカメラというイメージがあるニコン製品にはそぐわない、という見方もあります。
そういう理屈からか、ニコンは手ぶれ補正はレンズ側に搭載するようであり、この機体と同時に、手ぶれ補正内蔵レンズも発表されたようです。
しかし、こうしたやり方はボディの信頼性を高める反面、レンズ価格が上がり、資金回収性が高くなるため、メーカー側には都合がいい・・・と邪推解説入れてみたくなります。
なお、私が気になる所といえば、対応している記録メディアがSDHC/SDカードのみになっており、CFには非対応であるという所です。
・・・これMacユーザーは使用上、制限かかりまくるんですが?
以前も話題に出しましたが、SDHCカードは、Macに正式対応したものではありませんから、使おうと思ったら「爆弾(旧Mac OS)」を越える爆弾ことカーネルパニック覚悟です。
かといって、ノーマルSDカードの容量上限である2GBでは、画素数1,000万画素のDSLRの吐き出すファイルの容量も大きくなっているでしょうから、特にRaw撮影を始めたら全然足りない容量になることが懸念されます(デジカメは「画素数大=ファイル容量大」の法則がある。画質劣化を覚悟の上で強烈な圧縮をかければ、「=」を「≠」に変える事も可)。
SDHCカードであれば、容量は4GB以上になり、かなりの枚数撮影が前提のRaw撮影でも十分こなせますが・・・(参考:先日の百里基地航空祭で、私は全Raw撮りで4GBのMicroDriveいっぱいまで撮影しました)。
とにかく、メモリーカードがSDHCに移行するのは別にかまいませんが、その際に「使いたくても使えない」人が出てしまうのは、何かを間違ってません?>各メーカーさん。
世の中、林檎愛好家だってたくさんいるんですぞ?(まあ、95%以上は窓の友なんでしょうけどね・・・)
とりあえず、私は秋に向けて、オリンパスがPhotokinaでE-1後継機のモックアップを展示するらしい!というニュースの続報に期待しましょう。
23:56:00 |
yo-ta |
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