Complete text -- "再捕獲!室内脱走中のヒラタクワガタ"

19 June

再捕獲!室内脱走中のヒラタクワガタ

【またまた唐突に復活した、読んで切なくなった誤変換シリーズ Part 8】

正:体格は小柄
 スポーツで、日本選手が欧米諸国の選手と比較して不利だ、といわれる要因ですよね。

誤:体格は小雀
 つ〜ぴつぴつぴぴ ぢるぢるぴぃ〜っ!!って、鳥かよ!(小雀=コガラのこと)
 まあ、確かに小さい鳥だから、当たらずとも遠からず、だが(^^;)。

 では本題です。
 土曜日に自宅前で保護し、日曜日の外出中に室内脱走されたヒラタクワガタですが、無事、再捕獲に成功しました。

 ふふふ・・・やはり空腹には勝てなかったか、ヒラタよ。


ヒラタクワガタ
ヒラタクワガタ♂(東京都産)
というわけで、本日はその姿もあわせて紹介いたしましょう。
このクワガタは、東京都内では生息場所がかなり限定され、体格は小柄なものが主体だそうです。
なお、たまに東京都内で(大アゴ含めて)60mmの巨大個体が見つかったと思ったら、
海外産(多くは東南アジア産)の亜種だった、ということがあるそうで・・・。
おいおい、ドルクスは亜種間(さらには別種間でも:)交配する可能性があるんだから、
そんなの、野外に放したら、国産種の遺伝子がかく乱されるぞ・・・。

 というわけで、この個体は昨夜、W杯中継終了後に、キッチンに仕掛けてあった餌に来ていたところを再捕獲されました。
 見事、誘引トラップが機能した模様です(しかし、半腐敗バナナ入り糖蜜でなく、思いつきで作ったおろなみん氏の方に誘引されてたのは、なんか変じゃないか? ^^;)。

 まあ、とにかく、この隠遁の名手がどこに隠れていたのかは知りませんが、体中に埃を貼り付けた姿で餌にかじりついている姿は、ゴキブリと紙一重でしたね(^^;)。(小さいし、体は薄いし、黒光りしているし・・・)
 しかし、ゴキ殿は意外に清潔好きで、埃が体に付着していることはない、ということと、顔を近づけたら大アゴを広げて威嚇して見せた所から、要撃兵器「スリッパー号」の出動は未然に避けられたわけですが・・・。

 ちなみに、この餌トラップは、ヒラタクワガタが「どこにそんだけ入るんだよ!」というほど、餌を食いまくる大食漢である習性を利用したものでした。
 つまり、空腹になれば絶対に餌を求めてさまよい出てきて、餌に食いついたらしばらく離れないだろう、という読みですね。
 今回は、見事にヒト(=私)の読み勝ちということで、上の画像の撮影後は、さらに強力なケースの中に収容されました。

 なお、コイツは既に里親が見つかっています(会社の先輩宅の、腕白ボーズの所)。
 毎年、カブトムシやクワガタの飼育をやっている家族なので、きっと大事にしてもらえるでしょう・・・(ってか、もう脱走するなよ!)。

)ドルクスは別種間でも交配
 オオクワガタとコクワガタの交雑は、飼育下ではよく起きることらしく、自然界でも両者の中間的な形態を備えた、雑交配型と思われる個体が(ごく稀ながら)見られるとか。
 なお、雑交配の発生は基本的にレアですが、ドルクスの雑交配は、他の生物種の自然状態における雑交配率と比較すると、多いと見てよいレベルなのだそうです。

23:48:44 | yo-ta | | TrackBacks
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